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薄藍山

作者: 窓際の箪笥

※この物語に登場する人物、地名、団体名は全て架空の物であり、現実とはまったく関係ありません。

その日は、冬の夜なのにも関わらず土砂降りだった。


普通、この季節は雪のはずだが、記録的な暖冬を記録していて、春のように暖かく、秋のように涼しい冬の中で雨粒達は雪になることすらできなかったのだろう。


傘を差していても横殴りの雨に濡れる、そんな暗い夜だった。

黒い厚手のコートを貫通し、身体中を刺す雨粒が冷たい。


でも、歩む足は止められなかった。


唐突に彼女から呼び出しがかかったからだ。


『赤羽駅にて待つ。』


そんな短い文章で。


赤羽駅、というのはこの赤羽県の中心地にある駅のことで、そこそこに賑わっている。

勿論、首都である青都の青都中央駅と比べると見劣りはするが、それでも赤羽県の観光地に鉄道を使って殆ど直通で行けるから人は多い。


利用する人も路線数も多いとなれば、駅も広くなる。


本来待ち合わせをするには詳しく場所を書かない限りすれ違い必須の場所なのだが、僕等には決まった待ち合わせ場所がある。


それが9番ホーム…秋になると白い滝と紅葉が絶妙なバランスで交わる密かな観光名所である岩谷の滝のある岩谷駅へと繋がる、岩谷線のホームだ。


赤羽駅で待ち合わせと言われると、大体この岩谷線に乗って岩谷駅に行ってから岩滝か、そのあとバスと徒歩でその滝のある山に登る。


「おいっ!ボーっと突っ立たない!」


そう聞き慣れた声に話しかけられると同時に軽く叩かれる頭。

1回では飽き足らなかったのか、何回もペシペシと叩いてくる。


僕を叩いている手はまるで雪の様に白い。


そういえば、海に行ったときだったかに自慢気に日焼け対策の話をしていたか。

身を乗り出して、背伸びして必死に僕の頭を優しく叩くその姿さえも可愛くて、愛らしくてたまらない。


「って、こんなことしてる場合じゃないよ。

今ここ駅の中だよ?」


そう僕が言うと、今気付いたかのように目を丸くさせる彼女。


そんなところも可愛くて、周りからの痛い視線すら気になら……ないわけがないんだよな。

僕はそういうのを気にする人だということは、彼女が僕以上に知っているはずだ。


「じゃあさ、赤崎駅の方に良い雰囲気の喫茶店あったから行こうよ。」


そう行って、ホームの列に並ぶ彼女、もとい麗奈。

黒髪、黒目のスラッとしたその姿に、派手でも高価でも無い服装なのに毎日何かの雰囲気を纏わせている麗奈。


「今日は『哀愁』コーデ?全体的に暗めで、スカートの青も霞んでるし。」


そんな雰囲気も、2年も付き合えば分かるというもの。


「お?分かった?これで当てられるのも24回目かぁ…。

そうだ、次のデートはぜったい分かんないやつにするからね!」


そう言って、殆ど誰も乗っていない電車に乗る麗奈。


何回かこうやって言ってきた事はあるが、全て当てている。

これを当てる為だけに色を学んだんだから、当てられないと逆に自分のことが恥ずかしくなる。


話は変わり、岩谷線を走るのは電化されていない古い車両だ。

他の線とは何か違う味があるのだが、岩谷線自体あまり長く無いのですぐに終わってしまうのであまり楽しむことができない。


赤崎駅に着く事を知らせる社内アナウンスに急かされ、席を立つ。

一人で立ったつもりだったが、麗奈が手を掴んできた。


何かと思えば、頬を膨らませてまだ座っている。

まだ隣で座っていたい、ということだろうか。


お望み通り座ると、正解、と小声で言ってきた。


そして、列車は停止した。


赤崎駅は赤羽の北の赤崎エリア、もとい赤崎ニュータウン、佐伯ヶ丘、安代台の3団地の丁度中央にあって、朝夕にはプチ通勤通学・帰宅ラッシュが起きる。


ちなみに、僕等が通っていた私立鷹羽高校は赤崎エリアの東側にあって、麗奈と一緒に図書室から見た山と電車は格別だった。


赤崎駅を出ると昔ながらの商店街が僕等を出迎える。

もっとも、もう22時を回ったこともあって殆どの店のシャッターは閉まっているが。


「で?そのカフェっていうのは何処なんだ?

この時間帯だと殆どの店は閉まっていると思うけど。」


「ついてきたらわかりまーす。」


そう軽く返事してくる麗奈。

こういう時は黙ってついて行った方が麗奈は機嫌が良くなる。


そして辿り着いたのは、喫茶店どころか店でもなく、ただの民家。


「おい麗奈、ここ明らかに喫茶店じゃないぞ?」


そう言っても、良いから良いからと笑って中に連れて行こうとする。


民家は所謂古民家と言うやつで、玄関は土間になっていた。

全く喫茶店の様な雰囲気は無く、そもそも人も、椅子も無い。


畳敷きの客間まで来た時、麗奈は言った。


「ねぇ俊介、ちょっと目瞑ってて。」


そう言って、半ば強制的に目を瞑らせる麗奈。


これから、何があると言うのだろうか。

サプライズだといいのだが、今日は何かの日だっただろうか。


「いいよ、目を開けて。」


そう言われ目を開ける。


床にこびりついた血、斬られて完全に身体から離れてしまった腕、あり得ない方向に曲がった首。

今にも閉じそうな腫れた右目、開ききって睨むような様相を呈している左目。

唇はリップではなく血で塗られている。


あきらかに生きていないのに、麗奈は語る。


「ねぇ、俊介」


血塗れの口で語る。


「俊介はさ、気にしなかったの?」


でも、口はまったく動いていない。


「知ってたよね?私がずっと、ずっと苦しんでたこと。」


ただ、脳に語り掛けてきている。


「なのにさ、俊介はずっと気楽そうだったよね。

直視しようとしなかったよね。」


襲い掛かる吐き気。


「俊介はさ、最低の人間だよ。

所詮、あいつらと変わらない、しょうもない人間だったんだよ。」


消えない水紋。


「だからさ、俊介もこっちに来ようよ。」


突き刺さる。

腹からドクドクと血を垂れ流す。


視界は夜の闇に染まりつつある。


「ねぇ。」


そのエコーの掛かった一声が途切れると共に、僕は夜に染まった。


熊崎村という村に移り住んだのは、あれから2年のことだった。


あの時、僕の夢の中で麗奈が言ったことは、何だったのろうか。

ただ僕の作り出した幻想なのか、それとも麗奈が残した思い、いや呪いか何かだったのか。


それを感じようと、僕はここに移り住んだのだ。


もちろん、山奥であるために買い物やインフラなど不便もあるが、若々しく元気で心優しい村人さん達と助け合って暮らしている。

農家の朝谷さん一家や倉橋さん夫婦、大工として様々なことを担ってくれている皿見さん。

村で1つだけの酪農家である橋川さん一家など、優しい人々のお陰で余所者である僕も安心して暮らすことが出来ているのだ。


多分、あの人達が居なかったら僕はここで暮らすことどころか、引っ越すことさえできないだろう。


ふと洋風の窓を見ると、朝の優しい光とその暖かさが部屋の中を包みこんでいる。


この西洋風の家も、多少値は張ったものの、心から買って良かったと思っている。


時計の針は、丁度Ⅶを指していた。


今日は土曜日。2年前に麗奈が死んだ曜日だ。


慰霊登山、というには頻度が高すぎるかもしれないが、僕は毎週土曜日には村の奥の薄藍山に登っている。


故に登山セットももう準備できているし、最初の頃は村人さんに教えてもらっていた登山のコースにも慣れることができた。


「さて、行くとするか。」


少し重い扉を開けると、入り込んでくる長閑な空気。


その空気を優しく裂き、僕は歩みを進めた。


薄藍山。


それがこの熊崎山の愛称であり、毎年多くの人がこの山を登る理由ともなっている。


ゴツゴツとした岩場を一歩一歩踏み締めながら、少し乱れた息を整える。


岩こそあるが、この山は活火山ではない。


大昔の噴火で活動を止めたという調査結果を数年前に聞いた記憶がある。


そう、かくいう僕も何度も登る内に、そんな薄藍山の魅力に惹かれた人間の一人なのだ。


この山は標高こそ高いものの傾斜は緩やかで、よく年配の方々が隣を降りていく姿を見かける。


勿論、誰でも登れるというわけではない。


その理由はいくつかあるが、大きく2つ。


1つ目がこの山に来るまでに労力と金がかかるということ。


熊崎村の少し手前にある岩谷駅で鉄道は止まっていて、実はこの山の周りを山が囲んでいることもあって車が通れるような道は1つしか無い。

もっとも、その1つだけの道も数年前の地震による隆起で車が通れないようになっている。


言うなれば陸の孤島だろう。


だからこそ、僕は山の中の集落にわざわざ移り住んみ、殆ど自給自足の生活を営んでいるのだが。


そして2つ目が、この山道である。


岩場を抜けると、かなり平坦なハイキングコースと称した山道が続くのだ。


植物などは生えておらず、道の左右には常に岩、岩、岩。


山小屋は集落を出ると頂上に行かない限り存在しない。


体力的にも昔の僕のような初心者はこの山の麓に登ったところで諦めていただろう。


1歩。また1歩。


終わらない。まだ、まだ。


よく最近の若い人はこの長い道に飽きるそうだが、それに気付かない内は薄藍山の魅力に気付いていないということなのだ。


「こんにちは。辰野さん。

暑いのにご苦労様ですね。」


誰かと思い振り返れば、近所に住んでいる顔にも滲み出る優しさを抱える老爺。確か名前は神崎さんで、ちょっと前に奥さんを亡くしていたと思う。


「こんにちは神崎さん。

神崎さんも中々に凄いですよ。

この炎天下の中藍守をしているのでしょう?

それに比べれば私なんか…。」


藍守。


あの集落の町内会特有の役で、1年に1度交代する。

藍守に選ばれた人は免税と山小屋での食事券を得ることができる代わりに、毎日この薄藍山を歩き回り異常が無いか、怪しい人は居ないか等パトロールしなければならない。


去年の藍守だった狩野さんという婦人に聞いたところ、夜も山小屋付近に居て見張りをしなければならないとも。


「まぁ、そう卑屈にならないで。これでも登ってきた年数が違いますから。」


そうは言われても、殆ど毎日夜寝ずに見回るというのは凄いことなのだ。


誇っていいことの筈なのだが、神崎さんは謙遜に謙遜を重ねている。


いや、神崎さんどころか藍守の人は皆そうだったと思う。


「それに、藍守もいいですよ。

山小屋の夏涼さん…じゃなかった、浅木さんと話すのもいいですし、何より薄藍山と、千恵子を守っていると思えば疲れなんて吹き飛びますから。」


そう言いつつ、微笑かけてくる神崎さん。


徐々に、建物が見えてきた。


頂上にあるものは山小屋と休憩所、木造の小さなお堂くらいなのだが、実はここの休憩所のカレーは美味しい。


薄藍山とは関係無い気がするが、普通に美味しいから良いのだ。


次々と見慣れた建物が地平線の向こうに現れる。


隣を歩いていた神崎さんが、急に踵を返した。


「そろそろ山頂なので、麓に戻ります。

また夜にでも山小屋で会いましょう。」


また1人。


満足気な顔で降りてくる人がポツポツ。


日が南中している空はただ藍く(あおく)、刺す陽は眩しく白い。


とうとう山頂についた。


お堂に拝礼し、薄藍山の山頂一番の目玉、「碧の石碑」に向かう。


名前に合わず、灰色の霞んだ色をした石碑には、『碧は、人を染める』と。


この石碑自体は最近作り直されたものだが、昔からこの文字は刻まれている。


何時ぞや先代に聞いた時は、江戸初期からあると言っていた。


石碑の前に立ち、呟く。


「碧は、人を染める。」


思い出す。青く明るいブラウス、白く綺麗な肌。

思い出す。澄みきった少し高めの声、輝く笑顔。

思い出す。夕闇の藍染山、浮いていた軽い身体。


あの時、麗奈を失ってから何年たっただろう。


麗奈は、どういう思いでこの薄藍山に登り。あの笑顔を見せていたのだろう。


その思いは、このとても綺麗な薄藍に心を、いや身体中を染まれば分かるだろうか。


眼下に広がる白く半透明の雲は藍い空に染められ、薄い絵の具の溶けた水のような薄い藍色になっていた。


沈む陽。碧は暁と化し、もう頂上に人は居ない。


大方、もう降りたか山小屋の方にいるかだろう。


こうして、多くの人がハイキングや登山と称して、何かを染める。


その日の夕食は、山小屋でカレーライスを頂いた。


ちなみに、浅木さんの経営戦略の一環でカレーライスはちょっと特別だ。


冬に食べると暖かい、シンプルな山小屋カレー。450円という良心価格。


肉などの具が多く入っていて、ボリュームもある、ゴロゴロ山小屋カレー。600円。


カレーはこの二種だけだが、別売りの単品カツ等を載せる手もある。


金銭的にもあまり余裕が無いので、山小屋カレー位しか手が出せないが。


丁度いい比率のご飯とカレー、味に飽きを感じさせないピリリとした辛味。


450円以上の価値は断然あると思う。


そういえば、この山小屋では円が一応用いられているが、別に物々交換でも良いらしい。


例えば、山小屋カレー1杯は牛乳4.5L、米だと500gで交換できる。


村役場勤務の僕にはやはり円の方が払いやすいが。


「どうだい?神崎さんも。」


食べ終わったカレーの皿を渡すと、ビールを注いだコップを手渡そうとしてくる。


「いえ、僕は酒に弱いですし、このあと下山しないといけませんので。」


確かに酒は弱いが、それ以上にそういう気分じゃないという所が本当の理由だ。


「あ、そうかい?

じゃあ、また一緒に飲もうな。」


浅木さんはかなりの飲兵衛。


しかしアル中でもなく、酔うことも基本的に無い。僕の記憶の中だと、今年の正月にビールをいくつかラッパ飲みをしていた時のが最後だったと思う。


山小屋を後にする頃となると、やはり暗い空を月が僅かに照らしていた。


来た道を帰るというのは案外簡単そうだが、その予想に反してかなり足腰に来る。


まだ僕は25歳の筈だが、色々あって老けたのだろうか。


腰も最近痛いし、肩も近頃あまり上がらない。


眼も、いつの間にか眼鏡が無ければ何も良く見えない程になってしまった。


麗奈と付き合っていた時はもっと快活だった。

かなり遠い所でも、頑張って行った。


疲れても、何処かが痛くても、笑うことが出来ていた。

それがもう、酒でも飲まないと心からの笑顔なんて出来なくなった。


しかし、あの頃に戻りたい、と思ってはいけない。


あのころの生活が崩れるの綻びを作ったのも僕、麗奈を救えなかったのも僕。


「全て、因果応報。」


自分が呟いた言葉は、自分にずっしりもたれかかった。


家に着くと時は既に22時。


明日は日曜なので、仕事は無い。


つまり、明日は赤羽の方に行く手筈になっている。


そう思いつつ、風呂にも入らず、僕は寝た。


数カ月ぶりの赤羽駅は、どうも眩しく、何処か刺すような尖りを覚えた。


一昔前まではそうは思わなかったのだが、離れたところで長時間暮らしていたからだろうか。


「よう俊介、流石早いな。」


駅前の喫茶店で珈琲を飲んでいると、懐かしい声が聞こえた。


振り返ると、少しチャラチャラとした雰囲気を纏った金髪の男が一人。


「何いってんだ、俺は時間通りに来た、お前が遅刻してるだけだ。」


「はは、そう言われちゃ反論できねぇや。」


そしてテーブルの上にあった紙のカップを取り、1つ、口に含む彼、高木涼介。


「お、やっぱりアメリカンコーヒー。

やっぱ他人の好みだけは良く覚えてるんだな。」


「だけは余計だ。

それ以外も色々覚えている。」


そう強がっては見たものの、正直あまり中高のことは覚えていない。


それこそ、麗奈が関わること以外。


「で、何処だよ。

行きたい所って。」


赤羽に来てなにかするだけなら別に彼が居なくてもできる。


そんな中、わざわざ彼を呼び出したのは、また違った理由があってのことだ。


「岩滝に一緒に行きたくてな。」


「岩滝、か?

それなら俺が居なくても……、って言うのは邪険かな。

誰でもない、俊介の言うことだからな。

ついていくさ。」


僕が立ち上がると同時に歩きだす涼介。


同じ岩谷線のホームでも、麗奈との時とはまた違った感触。


僕は金属。


「そういや、岩谷線って電化されたんだな。」


さっき来る時にも思ったことを、今言葉として出す。


「ああ、この前電化工事が終わったところだ。

電車が1ヶ月止まって、バスがフル稼働された代わりに凄い早く終わったからな。

タクシーやってる有馬は猫の手も借りたい状況だったそうだ。」


『次は終点、岩谷駅です』


そのアナウンスと、掛かるブレーキの後、ホームを出る。


「タクシーに拾うからちょっと待っててくれ。」


そう言ってスマホを操作し、電話を掛ける僕。


それから数分、駅前の小さなロータリーに止まるタクシー。


「岩滝まで。」


どこまで、と言うその前にこちらから場所を指定する。


その行動に涼介は少し苦笑を浮かべていたが。


流れる景色。


低いビル群を抜けると、次は団地。


岩谷ニュータウンという名前だったが、ニューという名には似つかない廃墟が目立つ。


「岩滝。4500円。」


無愛想なタクシードライバーのその声に、やっと車窓から目を上げる。 


4500円を出すのも面倒くさいので、財布の中から5000円札を取り出し、渡した。


「釣りはいらない。」


その言葉と共に、俺たちは下車した。


岩滝は、その名前に相応しく、岩に囲まれ、岩を穿つ滝だ。


「涼介、ちょっとそこの岩の上に立ってくれ。」


半分引き攣った顔で応じる涼介。


その刹那、ポケットから取り出す。


黒く煌めく、グロック18を。


驚愕の表情が涼介の強張った顔に広がる。


彼が声を出そうと口を動かしているうちに、轟いた。


空気に穴をこじ開けるその音が。


斃れる涼介、血に染まり始める滝の水。


烈しく震えるスマホ。


『神崎さん、遂にとりましたね。麗奈さんの仇。

死体処理は我々がやりますから、迎えに行っているセダンに乗って下さい。

次はまた、村で会いましょう。』


村の人々の提案で始まった復讐は、僕と、僕と村の人々により第一歩目を踏みしめた。

今回は後書きはあまり無いです。

今回の後書きはただ二言。

えー、ここまでグダグダになって申し訳ありませんでした。

10000文字程度、と言っていましたが、7000文字だけです。

お許しください。

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