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dream ―レイ―
こんな感じで4人のキャラクターが代るがわるストーリーを語って行きます。
夢。
アイのささやかな、そして、遠い夢。
僕にとってはありふれた、つまらない日常。
アイにとっては夢に見ることしかできない希望。
そんな幼なじみに、無力な僕は何をしてあげることもできない。
そもそも、何かをできるくらいならこんなことには……。
苦悩。
絶望。
そしてまた、なにも出来ないままに新しい朝を迎える。
希望に満ち足りた、朝を。
絶望に満たされた、朝を。
アイが一番苦悩する、僕の大嫌いなすがすがしい朝を…………。
読んでいただきありがとうございました。
貴重なお時間を費やしていただき感謝いたします。
気にいってただけたら幸いです。