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冷たい風に吹かれて

作者: ときじう

バスから降り、家までの数百メートルの距離を歩いていると冷たい秋風が薄いパーカーを着た私を包み込んだ。


この風はもう秋だという事実を私に突きつけると共に、色々なことを思い出させてくれた。

名も知らぬ花の甘い香りや、お風呂を温めるガスの匂い。

秋という季節はなんと素晴らしいものなのだろうか。


家に帰り風から送られた思い出を振り返ってみると、物の匂いとは、香りとはなんと不思議なものなのだろうか。


匂いというものは、嗅いで少し経つといつの間にか忘れている。

しかし、何かきっかけがあると瞬く間に記憶の中の匂いが鼻に広がっていく。


匂いは人間の記憶の中で一番鮮明に覚えているものと言っても過言ではないのではなかろうか。

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