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うちのダンナ詩集

ふたりからひとりへの日常

作者: 陸 なるみ

秋の深く刺さる日差しに

あなたのシャツを身に纏って

スーパーに出かける


ふたりで歩いた道をたどって

シャツと自分でふたりだと

心に言い聞かせながら


ひとり分の買い物なんて知れたもの

ステーキを奮発しても

クロワッサンを買い込んでも


あなたが貯め込んだポイント

5万円を少しずつ還元してもらって

レジで払うお金は小銭


そのうえ今日は値段登録ミス

600円の厚紙封筒が180円だって

5枚入りなのに


あなたのせいなの?

遠くの友に無事にあなたの写真を送れ?

送りますとも。


ただ得したよって笑いあえるあなたがいない






挿絵(By みてみん)

こんな若いころの写真

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バナー作成:秋の桜子さま。ありがとうございます。
― 新着の感想 ―
[一言] 旦那さま……(涙) イケメンでいらっしゃいますね! ポイント5万も貯めてるのがすごいです。 涙が……
[良い点] おおダーリン! 厳島神社ですか!? ダーリーン! うおおおおーーん……
[良い点] ごめんなさい。 また泣きました…。 当人のなるみさんがまだあまり泣かずに心を強く保っているのに。 ただ、愛に溢れていて、優しい想い出がいっぱいなのが伝わってきます。 本当に良い詩です。
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