表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

うちのダンナ詩集

ふたりからひとりへの日常

作者: 陸 なるみ

秋の深く刺さる日差しに

あなたのシャツを身に纏って

スーパーに出かける


ふたりで歩いた道をたどって

シャツと自分でふたりだと

心に言い聞かせながら


ひとり分の買い物なんて知れたもの

ステーキを奮発しても

クロワッサンを買い込んでも


あなたが貯め込んだポイント

5万円を少しずつ還元してもらって

レジで払うお金は小銭


そのうえ今日は値段登録ミス

600円の厚紙封筒が180円だって

5枚入りなのに


あなたのせいなの?

遠くの友に無事にあなたの写真を送れ?

送りますとも。


ただ得したよって笑いあえるあなたがいない






挿絵(By みてみん)

こんな若いころの写真

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
i517735
バナー作成:秋の桜子さま。ありがとうございます。
― 新着の感想 ―
[一言] 旦那さま……(涙) イケメンでいらっしゃいますね! ポイント5万も貯めてるのがすごいです。 涙が……
[良い点] おおダーリン! 厳島神社ですか!? ダーリーン! うおおおおーーん……
[良い点] ごめんなさい。 また泣きました…。 当人のなるみさんがまだあまり泣かずに心を強く保っているのに。 ただ、愛に溢れていて、優しい想い出がいっぱいなのが伝わってきます。 本当に良い詩です。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ