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シンデレラ風物語

作者: Soraきた

傷つけてしまう前に

確かめられたら、いいのにね

過ちの半分くらいが

そんなふうに

もちろん、誰もはじめから

傷つけるつもりなんて

ないけれど


ふとしたことから始まる

自分の気持ちの弱いときは

それを物語の始まりとして

僕とあなたを主人公に見立てる

だけど、

まだ、あなたが登場してしないことに

切なさを感じる



誰かのこころが弱くなったときに

あなたが現れて

癒してくれるんだ

そして、

みんな

ホッとしているんだ

僕も気持ち半分以上は

ホッとできる



幸せになることも

人によって

何秒かの差はあるのかもしれない

何日後か、何年後かもあるのかもしれない

君に向かう場所さえあれば

僕は安心できるつもり

それは一般的な

幸せには近いようで

じつは

遠い出来事のひとつ



目覚まし時計で

ふいをつかれて

起きないといけないときも

ようやく振り返って

なんとなく、

夜遅くまで起きていたことに

後悔しても始まらない



どれかがプラスで

何かがマイナスに働くから

楽しいことも

つまらないことも

必然的に起きること



あなたといるときだけが

すべてプラスではないし

遠く離れていたって

プラスに思うことは

いくらでもあるはず

そのことに

気づいているかどうか


登場人物をいちいち

気にしていたり

あなたの登場するときだけ

かっこつけようとしても

始まらない



台本とおりにすすむ恋は

つまらない

僕があなたをどう思っているのか

大切にしすぎても

物語は決して、始まらない










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