2.彼女と幼馴染と、雨
百瀬正志は、雨に打たれながら、神社参拝へ向かった。
そして、そこで再び、北高の少女に出逢う。
次の日は、朝から黒く重たい雲が空を覆っていた。幸いにも、まだ雨は降っていなかったが、時間の問題だろう。そうと分かりながらも、僕は神社参拝に向かうため、自転車に跨った。家を出る際、母は「合羽持って行ったら?」と言ったが、僕は、「いい」という適当な言葉であしらった。
外に出ると、雲が空に蓋をしているせいか、昨日のような冷え込みはなかったが、寒さを感じるには十分な気温だった。吐息は、水蒸気を含み白い靄となる。今日も早く暖かい所へ行きたいという思いが、急くようにペダルを回させた。
家を出て5分程経つと、水滴が僕の肩に落ちてきた。暗い空を見上げてみると、今度は頬に落ちた。古城跡地の濠の前に着いた時には、小雨となり、髪と学ランが湿っぽくなっていた。
小さな雨粒が濠に落ちる度、波紋が広がり、小さな波を立てた。それは、ひとつ、ふたつではなく、無数の波紋が生まれては、消え、また次の波紋が生まれる。その光景は、まるで無限の星々が誕生と破滅を繰り返しているように思えた。
僕は自転車を停め、濠に歩み寄った。当然、濠には入る事は出来ない。太い丸太を彷彿させる鉄製の柵は、触れると木のぬくもりなどは一切存在せず、無機質に冷たかった。
もし宇宙が濠のように有限だとしたら、その先には何があるのだろうか。この冷たい柵のような物で囲われているのだろうか。
そんな事を漠然と考えてから、今度は、足元の水溜まりに目をやる。濠に比べ、規模は小さいが、同様に幾つも波紋が生まれたり、消えたりを繰り返していた。
もし別の宇宙が存在するのであれば、そこにはもう一人の僕が存在しているのだろうか。
茫然と水溜まりを見ていると、雨脚が強まってきた。すると、足元の水溜まりは、近くにあった水溜まりと融合し、大きくなった。水溜まりは、濠に比べ小さいが、柵がない分自由だ。
もし他の宇宙が存在して、「そこ」と「ここ」が繋がったら、亡き人も蘇るのだろうか。
なぜか、祖父の顔が思い浮かんできた。
これと言って特別な何かを持っている人ではなかったが、僕は祖父を慕っていた。普通の爺さんで、孫の僕には甘かったし、父には厳しかった。いつも僕の味方でいてくれる、そんな気がしていた。
しかし、だからと言って、祖父が亡くなった事を日々悲嘆している訳ではない。もちろん、葬儀の時は涙を流したが、今は祖父の事を想っても涙は流れない。それどころか、時々、僕の脳内で影を潜めてしまう時もある。人の記憶とは、精神に過剰な負荷を与えないように出来ているのだろう。
足元の水溜まりに意識が向いていたせいか、僕はすぐ傍に人が来るまで全く気付かなかった。水溜まりに落ちる雨粒が途切れ、波紋が余韻だけを残すと、代わりに籠った雨音が聞こえてきた。顔を上げると、そこには傘を差したの北高の少女がいた。
「あの、寒くないですか?」
彼女は、敢えてその言葉を選んだのだろう。昨日、僕はその言葉を最も近い位置で聞いていた。そう、自身の内から放たれる振動として聞いた。だから、僕も濡れた髪を大袈裟に振ってから答えた。
「大丈夫です。あの——」
そして、質問を重ねる。
「昨日も会いましたよね?」
少女は、口元に手を当て、小さく笑った後、「はい」と答えた。それから彼女は「傘ないんですか?」と心配そうに聞いてきた。僕は、彼女が笑った事で、気を許してしまったのか、何か気の利いた冗談を言おうと思考を巡らせた。しかし、それほど柔軟な思考の持ち主ではない僕が、人を笑わせられるような言葉を言えるはずもなかった。
「ああ、昨日に置いてきました」
案の定、北高の少女は苦笑し、困った表情で首を傾げた。
「ごめんなさい。よくわからないです」
冗談を謝罪で返されるほど情けない事はない。
これは、祖父の教えではなく、僕が今思いついた言葉だ。すっかり意気消沈した僕を気遣ってくれたのか、少女は早々に話題を変えた。
「えっと、それって、工業高校の制服ですよね?」
僕はすっかり濡れてしまっている自分の制服を見た。一見すると、真っ黒なただの学ランなのだが、良く見れば縦縞のラインが入っていて、首元の襟カラーも取り外しができるものではなく、一体化になっている。そのせいで、町の制服屋で改造した学ランを購入することは出来ず、着崩して着る事も出来ない。僕は別に着崩して着たいとか、悪ぶって短ランや長ランなどを着たいとは思わないが、抑制されているという感覚が気に食わなかった。だから、未熟な反抗心を表現するため、第一ボタンは常に開けはなっていた。
「そうですよ。機械科の二年です。それ、北高ですよね?」
僕が質問を返すと、北高の少女は顔を明るくさせた。
「はい。私も二年なんです」
些細な事ではあるが、同じ年という事だけで、ふたりの距離が急に近づいたような気がした。きっとそれは——いや、絶対的に僕の思い込みなのだろうが、先程冗談を言って盛大に滑ったにも関わらず、連絡先を聞かなければ、逆に失礼なのではないかと思った。
「あ、タメなんや。じゃあ、連絡先交換しない?」
「ごめんなさい」
北高の少女は即答だった。
「あ、そ、そうですか」
僕は崩れそうになる膝をどうにか踏ん張らせて、姿勢を保とうとした。しかし、予想以上にダメージは大きかったようで、ふらつきながら冷たい濠の柵に手をついた。その冷たさは、体の芯まで冷やしてくるような気がして、いっそのこと無感情になりたいと思った。そんな崩れそうになる僕を見た少女は、慌てて弁解する。
「そういう意味じゃなくて、私、スマホ持ってないんです」
少女の優しさだろうが、今時、スマホを持っていない高校生などいるのだろうか。優しさも時には、刃物にもなり得ることを彼女は知らないのだろう。
打ち砕かれた後に、切り刻まれた僕の心は、不安定になっていたが、僕も心意と表情を分ける術を身につけている。まだ下手くそながらも、笑みを作ると、冷たい柵から手を放した。
「いえ、いいんです。別に……大丈夫だから」
そして、少女が差す傘から逃れると、本降りとなっている雨に打たれ、自転車へと向かった。少女は、僕の背中に「なんか、ごめんなさい」と謝罪を重ねたが、それが逆にしんどかった。
「じゃあ、僕はこれで行くから」
この場から早く立ち去りたいと思っていた僕は、なぜ彼女がここに来たのかを考える事も出来なかった。
ふらつく足でスタンドを上げ、濡れて色が変わってしまっているサドルに跨ると、最後にもう一度だけ少女を見た。目が合った少女は、とりあえず頭を下げてきた。
「ごめんなさい」
本当に申し訳なさそうな顔をしている少女を見ると、自分が哀れまれているのだと思えて、酷く情けない気持ちになった。
「いいって、気にしないで」
僕は出来る限り穏やかな顔を作って、ペダルに足をかけようとした。しかし、足がふらつき、濡れていたせいもあって、何度も踏み外してしまった。5度目でようやく足が乗ると、体重をのせて踏み込み、自転車を進ませた。
少女は小さく手を振ってくれたが、僕は気付かないふりをして、濠沿いを進み、南側の赤い橋へと向かった。
僕の気持ちはすっかり今日の天気みたいに沈んでしまっていた。しかし、なぜかあの北高の少女とは、また会いたいと思った。きっと、あの子が可憐だからだろう。淑やかに小さく笑ったあの顔が僕の気を惹くのだ。
打ち砕かれた後にそんなことを思う僕は、素直と言えば聞こえがいいが、もはや単なる阿保かもしれない。
少女の姿が見えなくなり、南側の赤い橋が見えてきたとき、突如、轟音が響いた。始めは、雷でも落ちたのかと思ったが、雷光は見えなかった。雨足も強くなる気配はなく、むしろ弱まり始めている。
僕は、足を止め、しばらく周囲を見渡した後、顔を前に戻した。そして、自分の眼を疑った。
雨で霞む僕の視界には、半分崩れかかっている赤い橋が見えた。その上には、普段は絶対に通らないトラックが載っていた。それほど大きくはなく、引っ越し業者がよく走らせている印象の大きさのトラックだ。
幸いにも、トラックの後ろ側の荷台部分は崩れずに済んだ橋の上に載っていたので、前輪は浮いているものの、トラック自体は濠には落ちてはいなかった。
そんな光景に僕が呆気に取られていると、只ならぬ轟音を聞きつけた近くの住民が見物にやってきた。そして、崩れかけた橋とどうにか落ちずに済んだトラックを見て、慌てふためく。そのうちに別の人がやってきて、トラックの運転手の安否を確認し、無事が分かると、どこかへ電話をして助けを求めた。
しかし、なぜこのような事態が起こってしまったのだろうか。
橋の前には、「2t未満」という看板があったはず。確かに看板は古ぼけていたが、見えにくい程ではなかった。トラックの運転手とて、素人ではないはずだ。踏切やトンネルなどの幅や高さ制限を気にする事があるように、このような古めかしい橋を渡る時は重量制限を確認するのではないか。それなのに、なぜトラック運転手は渡れる、と思ったのだろうか。そもそも古城跡地に何の用事があったのだろうか。
僕はそれらを疑問に思いながらも、真相に迫ろうとはせず、途切れそうになっていた自分の習慣を熟すため、迂回路を探した。探すと言っても、ここは地元であり、古城跡地の周囲は僕の庭と言っても過言ではない。
落ちかけのトラックを横目で見た僕は、県外ナンバーである事に気付いたが、足を止める事はなく、一旦県道へと抜け、そこから東側の比較的新しい橋を越えて、古城跡地に入った。その頃になると、雨脚は更に弱まり、視界をふやけさせるような霧雨となっていた。
神社に着くと、いつもと同様に決まった段取りで参拝した。あんなことがあったのに、よく平然と参れるな、と自身でも呆れてしまうが、習慣というものは、何が何でも止められない事を指すのかもしれない。
社務所の前を通ると、今日は既に巫女の衣装を身に纏った佳代さんが、窓から顔を覗かせていた。
「おはよう、少年」
長い髪を後頭部で纏めて、額もすっきりと出した佳代さんは、休みの日とは随分違った印象だった。休みの日は、若々しいという表現は少々失礼かもしれないが、派手ではないにしろ、流行に沿った衣服を身につけているし、メイクも薄目ではあるが、明るい印象を受けた。
一方、巫女の姿の佳代さんは、これもこれで失礼な表現かもしれないが、一言でいえば、老け——じゃなく、大人っぽい印象だった。表情も落ち着いていて、心なしか口調も穏やかだった。そんな大人びた巫女は、不穏な表情を浮かべていた。
「どうしたんッスか? 浮かない顔して」
僕が聞くと巫女は鳥居の向こうを見て答えた。
「少年よ。お姉さんはね、待ち人を待っとるんよ」
「待ち人?」と更に僕が聞き返すと、巫女は鳥居の向こうから僕へと視線を移し、ひとつ頷いた。
「——と言っても、業者さんやけどね。拝殿の太鼓がね、壊れちゃったんよ。それを直すために、県外から引き取りに来てもらう予定やったんやけど、なかなか来んくてね。しばらくは、代用のものがあるか、いいんやけど」
佳代さんの話を聞いて、僕の疑問はひとつ晴れた。どうやら、南側の赤い橋に落ちかけていたトラックは、神社の太鼓を引き取りに来ようとしていたらしい。県外へ持って行くのであれば、県外ナンバーである事も、朝早い時間である事も頷ける。
だが、もうひとつの疑問として、なぜ、重量制限のある赤い橋を渡ろうとしていたのか。東側の橋は遠回りになるが、新しい橋という事もあり、大きめのトラックでも通行は可能だ。県外の運転手だったから、そのことをただ知らなかっただけなのだろうが、それが真相であるとしても、なぜか僕は納得できなかった。
「たぶん、待ち人は、しばらく来ないと思いますよ」
僕の言葉に、佳代さんは首を傾げた。
「なんで、それが分かるん?」
僕は先程目の当たりにした落ちかけのトラックの事を思い出し、それを佳代さんに説明した。
「トラックが、赤い橋を越えようとして、落っこちそうになっていましたもん」
「え、そうなん? なんでかな。看板あったやろうに」
佳代さんも僕と同様の疑問を感じているようだった。しかし、彼女は他にも気になる事があった。
「ていうか、君、いつもより遅いね。誰かと会ってたとか?」
妙に勘が鋭いのは、特殊能力を有しているからなのか、ただ単に女性であるからなのか、僕には判別ができなかったが、脳裏には北高の少女が浮かび上がった。そのせいで、平常心が乱され、口ごもった。
「な、な、何言ってんスか。んなわけ……」
それを見て、佳代さんは満足そうな笑みを浮かべる。
「ふふぅん。そうなんや」
しかし、次の瞬間には妬みの籠った表情へと忙しなく変わり、理不尽な怒りを向けてきた。
「あーあ、高校生はいいよね。アオハルかよ!って突っ込みたくなるわ、ホントに。蹴り飛ばしたいくらいに」
もうこれ以上、この人とは関わってはいけないような気がしてきたので、僕は学校を口実に立ち去ることにした。
「そんなんじゃないッスから。佳代さんの思い込み、妄想です。つーわけで、僕は学校へ行きますので」
「あー、そうですか。さっさと青春ど真ん中の舞台へ行ってしまえ。それで、いっそのことフラれろ」
「だから、フラれるも何も、そういう事は一切ないので」
僕は理不尽な怒りを苦笑いで受け流すと、数歩後退った後、向きを変えて逃げるように自転車の所へと走った。
雨はもう止んでいた。しかし、まだ雲は重い。またいつ降り出してもおかしくないだろう。そんな空を見上げていると、アーケード街の屋根が現れ、空は見えなくなった。
カラオケ喫茶「みちづれ」に着くと、もうすでに立花が店の前に立っていて、僕を見つけるなり、指を差し、小走りで駆け寄ってきた。
「もう、遅いやんけよ! 何しとったが? てか、びしょびしょやん! あんた、ダラじゃないがけ?」
立花は、祖母といる時間が長いせいか、僕より訛りがきつかった。そんな方言訛りで怒られ、僕は自分の髪や衣服が濡れている事を思い出した。水が滴る程ではないにしろ、今更になって身体が疼くように冷え切っていることに気付いた。
ただ、僕が雨の日に自転車に乗る事は、よくある事で珍しい事でもない。僕は進んで雨に打たれたいとは思わないが、悪くないとも思っている。日々、悶々と感じている何か違和感のような、ただ運命に流されているだけというような、そういう得体の知れない漠然とした不安を雨が洗い流してくれるような気がするからだ。
自分でも可笑しな思想であるということは自覚している。しかし、誰しもがそういう変態的で、他人とは異なる独自の思想や感情はあるだろう。その事を大人の巫女である佳代さんは、承知しているのか、濡れている僕を見てももう何も言わない。しかし、まだ幼い、僕の幼馴染である立花は、それが許せないらしい。
僕は立花に遅れてきた理由を説明するのも煩わしく、「うるせぇな」と一言返したが、彼女はその言葉を聞くか、聞かないかのうちに店の中に戻り、清潔なタオルを持ってきた。
「もう、なんで傘差さんがけよ」
そう言って、背伸びをして僕の頭をゴシゴシと勝手に拭いた。僕の「自分でできる」という言葉は、「いっちゃ、うちがやってあげる」という立花の迷惑な親切心に打ち消された。
僕と立花は、世話の焼ける子供と面倒をみる母親みたいに見えるが、彼女から母性は感じない。どちらかと言えば、弟の面倒をみる姉に近いが、それも適当ではない気がする。かといって、恋人のような甘さはなく、友人にしては親し過ぎる。
友達以上、家族未満——。
それが幼馴染という微妙な関係を表す言葉に適切な気がした。
そして、僕はその関係性を心地よく感じている。もしかしたら、僕が雨に打たれるのは、冷えた心身を立花に癒してもらいたいと思っているからかもしれない。それこそ変態的な思想であり、僕自身の甘えなのだろう。
立花は、僕の頭を一通り拭き終えると、自転車はお店に置いていけと言い、傘をふたつ用意してくれた。元々、早い時間に「みちづれ」に寄っているので、歩いて登校しても始業には余裕をもって間に合う。
しかし、アーケード街を抜け、曇り空の下に出ても雨はまだ降っていなかった。それどころか、一部陽が差している所もあり、こういう気まぐれな天候は、冬の北陸ではよくあった。
信号待ちのとき、立花は思い出したように僕の顔を見上げた。
「そういえばさ、明日の夕方、暇け?」
特別、用事がなかった僕は、何も考えずに答える。
「ああ、暇だろうな。たぶん」
「なら、これ、あげる」
立花が上着のポケットから取り出したのは、何かの招待状だった。その招待状には、「北部高校合唱部」と記され、手描きの制服を着た少女たちが楽し気に歌い、その周りに音符が飛んでいた。
「何これ?」
「北高の合唱部の発表会やってさ。恵美が出るが。一緒に聴きにいかんけ?」
恵美なら僕も知っている。中学の時の同級生で、立花とはやたらと仲が良かった。恵美は立花に似て、世話焼きなタイプで、別に嫌いな訳ではないが、幼馴染の立花ならともかく、彼女に世話を焼かれるのは煩わしく感じた。
僕が少し返事に戸惑っていると、立花は僕の顔を覗き込んできた。
「暇なんやろ? 行こうよ」
彼女に見詰められると、なぜか断る言葉が思い浮かばなくなった。そして、僕の意識とは関係なく、勝手に口が動いた。
「わかった、わかった。行ってやるよ」
そこで信号が変わり、立花が先に飛び出した。そのまま横断歩道の真ん中辺りまで行くと、ヒラリとスカートを翻し、雨上がりに咲く花のような笑顔で僕を見た。
「明日の夕方5時にお店に迎えに来てね。待っとるから」
友達か、家族か。
僕らはその狭間にあるはずなのに、友達としてではなく、家族としてでもなく、僕の胸は高鳴った。
それはこれが初めてではない。子供頃は抱かなかった感情を、成長するに従い、徐々に芽生え始めている。
僕自身、それに気付いているが、同時に10年以上続くこの関係性が崩れる事は、何事にも耐えがたい恐怖でもある。だから、これ以上自分の感情が育たないように、僕は無為に息を吐くと、空を見上げた。
僅かな雲の切れ間から高い空が見えた。暗い雨雲の上に高い空がある事は普遍的な事であるように、僕の心に陰りが生じても、このまま何も変わらないふたりの日々が続く事を願った。
幼馴染……微妙な関係ですな('Д')
ちなみに、巫女さんって、30歳くらいで定年らしいですよ。ちなみに作中の佳代さんは、30手前という設定なので、そろそろ定年ですね。