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メリークリスマス、ボッボッボッ。灯るアメ玉

作者: 秋葉竹

聖なる日へと、イルミネーションが灯る頃

冷たい「勝手に氷」だらけの街に

闇夜も、

みずから安酒をかっ喰らって

飲んでも 酔っても

ますます冷たく暗くなるばかり


ふるさと あの幼いサンクチュアリの

あたたかな掘りごたつの中は

私の絶好の隠れ家

そこにひとかたまりの幸せを感じたかもしれない

あまりに遠い記憶なので そう思うのか


どちらが幸せかなんて、ほら

比べられないていうでしょ

光かがやく過去は夢の中の

思い出補正がかかっているみたい

隣に住む水商売のお姉さん

夜は綺麗にピカピカ光って

都会の人もよいところはあるからさ


バカ騒ぎしてやってんだ

心 酔わしてさ

夜空に浮かぶ

あれは、ツリーなの、ツリーの星座なの?

ポッポッポッと 光っている

アメ玉を 舐めたいんだけれど

私の一番好きな家族を

タロも入れちゃって

あの田舎の家をさ

生まれてからずっと育ったあの山間の町を

なんでメリークリスマスが近づくと

一心けがれなく思い出すのかな?


駅のゴミ箱に捨てられた 

新しいドーナツ店の紹介チラシ

あれ、割引券付きじゃないのかな、

なら、配ってもあまり意味ないですよ?

私、アメ玉を食べたいな、

チロチロ チロチロ 舌で転がしたい

でも私の食べたいアメ玉って

夜空に浮かんで ポッポッポッと 光っている アレ


闇に堕ちても道はあり

夜空にあっても手は届く

それが私がどうしても

欲しいといってる プレゼント

貰えるか 貰えないかは

いままで一年間 忘れずに


カシコク いられたかどうか、かな?

(じゃ、ダメじゃん)

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