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全ては安住のため  作者:
絶望希望ニューゲーム
14/32

それぞれの心……人々の思惑

 ギルドの主な仕事は簡単に言ってしまえば仲介だ。

 依頼主がいて、それを実行するものがいる。ギルドに所属しているものは冒険者と呼ばれる、理由はその昔、大陸の未開拓の地が現在と比べ非常に広大だったころ、ギルドで働くものといえば未開の地に財宝を求める冒険者が主だった、宿代や資金集めをするためにギルドを利用することが多かったからだ。現在でもその呼称は変わっていない。

 もしかしたら。その開拓精神が冒険者をダンジョンへと駆り立てるのかもしれない。

 そして、ギルドはもはや民にとって無くてはならない存在になっている、領地よりも長い歴史のギルドもあるため、ギルド自体の権力もなかなか侮れない。さらに、真の実力者は束縛を嫌う傾向が強いらしく、軍や国家魔法士員などにはならずに冒険者として過ごしているものも多い。最低限の暗黙の了解(ルール)を守れば、それこそかなりのわがままを言おうと、ランクさえ高ければまかり通る冒険者という職は、そういう輩にとってはぴったりなのだろう。

 だからこそ、国、政府はいざという時には仕方なく。ギルドに問題の解決の協力を依頼する場合が多いのだ。

 今回のこともその一例だ。

 ギルドにはボードというものがある。そこには様々な仕事が張り出されており、そこから危険度や報酬を秤にかけて冒険者たちは仕事を選ぶ。ボードに張られているものは新着のものや重要なもの、それ以外は倉庫へと収められている。そして今日、このボードには何枚も同じ紙が貼られている。紙のサイズもほかのものに比べ大きめだ。それだけ優先される依頼なのだ。国とギルド総会からの依頼ということは少ないとは言っても珍しい程ではないが、内容と規模を見ればこんな事態は稀と言えた。

 見出しはこうだ。

「同時出現したダンジョンの情報求む!」

 その依頼用紙の周りには冒険者たちが群がっていて、いつも騒がしいギルドが今日は三割り増しでうるさい。

 人がごった返すギルドの中を縫うように進み、ソラはギルドの奥へと進んだ。

 関係者以外立ち入り禁止と書かれている。

 ソラもここに入るのは初めてだ。緊張してノブに手をかける。

「お邪魔します」

「あー! ソラが来たにゃあ! 遅いってーのー」

 ソファに座っていた黒猫が彼の姿を見るなり飛び上がり、彼に抱きついた。

「ちょっ! 何すんですか、黒猫さん!」

「にゃあ、ちょっとは元気になってんにゃあ!」

 顔を赤くするソラを覗き込むようにする黒猫。その姿はどこか艶かしく、ソラの張っていた緊張の糸がぷっつりと切れてしまいそうである。

 しかし、そこで咳払いをする人物が一人。それに気づいて黒猫は恨めしそうにソラから離れる。黒猫が眼前すぎたため影になって見えなかった人物が、ソラの目に写る。

「ギルドマスター……」

 ソファに座っている、歳は五十を超えている男。しかし老いをあまり感じさせないのは、背筋の伸びたその姿勢と、服の上からでも分かる筋肉のせいだろう。それもただ隆々としているわけではない、見せる肉体ではなく使う肉体だということが分かる。顔には深い皺が何本も刻まれているが、その一本一本が、それまでの彼の壮絶な人生をあらわしているかのようだ。オールバックに固めた白髪の混じった金髪、青い瞳の三白眼、への字に曲がった口元。どれもが彼が発する威圧感を相乗させていた。

「うむ、久しいな。ソラ君。しかし、いつまで突っ立っているつもりだね」

 ギルドマスターと呼ばれたその男は、さっさとソラに着席するよう指示する。それに従い、あわててソラは対面のソファに座った。

 ギルドマスター、名をオード=エドガーと言う。

「オードくん、ソラが萎縮しちゃってるにゃあ。大物オーラは良いんだけどよ。その口調どうにかなんねーのかにゃ?」

「……すまないな黒猫さん。この職業をしていると、誰からも嘗められぬよう、このような態度をとるように体に染み付いてしまっているのだ。貴方のように、砕けていても誰からも畏怖されるような存在には、私はなれぬのだろうな」

「にゃははは! そんにゃ世辞を言っても、なにも出にゃいぜ」

 黒猫はひらりと宙を舞い、空中で回転しながら体勢を変えて着地と共に元の位置に座りなおした。

 二人の大物を前に、緊張から喉がからからになるのが分かるソラだが、見覚えのある顔を見て、少し表情がほころぶ。

「エイロ、もう気分は大丈夫なのか?」

「うん、ソラさん。あのときはごめんね。もうだいぶ良くなったから……」

 キーロの妹、エイロはギルドマスターの隣にちょこんと座っていた。威厳あふれる老紳士の隣に人形が置いてあるようでとても場に不似合いな感じだ。

 そして気づく。まずギルドマスターに言わなければならないことを。

「す、すみません。ギルドマスター。キーロの件は、僕にも過失があり……」

「何を言っている。ソラくん。君に落ち度など無い。責任は奴自身にある。救おうとして救えなかった命に対し、救おうとした者に罪などあるものか。今回は、ただヤツが力不足だったというだけだ」

 オードの声は先ほどから平坦だがそれはどこか無理にそうしているように聴こえる。内心の乱れを諭られぬよう、必要以上に平静を装い、逆に怪しくみえてしまう。

「それに、奴の死に様は黒猫さんから聞いた。もとは君が黒猫さんに話してくれたそうだな。私はヤツの死を誇りに思うよ。己の妹を守り、死んだのだから」

 小さなため息だったが、密室の締め切られた部屋でその音は響いた。一瞬ギルドマスターの仮面が外れた気がした。

「我が息子を、誇りに思うよ」

 隣のエイロの瞳に涙がたまっている、それに気づいたオードは彼女の頭にその大きな手をぽんとやさしく置いた。

 キーロ=エドガーとエイロ=エドガー。

 ギルドマスター、オード=エドガーと血の繋がった親子である。

 しんみりとした空間が気に入らなかったのか黒猫は、今度は自分が咳払いをして、場面の転換を図った。

「ま、話を進めようぜ」

 黒猫の機嫌の変化に気づいたオードはマスターの仮面を再び被り、エイロの頭から手を離した。

「それでは黒猫さん。今回、貴方は特別顧問を引き受けたわけだが、今後の対策を訊いておきたい」

「にゃは。まあ、対策って言っても、まずは情報からだからにゃ」

「それで、あの依頼を出したわけか」

 ソラはこわごわと挙手し質問する。

「あの、僕はまだ依頼を見ていないんですけど」

「ああ、簡単なことだ。依頼は同時出現したダンジョンに侵入すること。それだけだ」

 オードに付け加えるように黒猫が話す。

「そんで仕入れた情報をアタイが買うわけだにゃ。新しく貴重な情報ほど高くにゃ。これなら無駄な犠牲も出ず、情報が集まる。金はギルド本部からでているから遠慮は要らないしにゃ。冒険者は財宝を見つけられず敗走しても利はあるシステムだにゃ。とりあえず、ダンジョンに入った冒険者、冒険者パーティの装備と経歴、それと同時出現した二十四ダンジョンに進入し、発見した魔物と罠と地形的特長、個人的に感じた事、それと、記録したマッピング情報。そこら辺をレポートにまとめて提出。私が添削した跡に、その情報量と質によって報酬を決めてる」

 なるほど、情報屋らしい黒猫のやり方だとソラは思った。

また、そんな情報量を一人で処理できるのも、彼女くらいだろうと。

「すでに情報の買取は始めている。あぁ、そういえばソラにまだ報酬をあげていなかったにゃ。……ほれ」

 黒猫はローブの中からG通貨の中でも最高額の硬貨を数枚机の上に無造作に置いた。

「……いただけませんよ。普段から貴方にはお世話になっているのに」

「あ、そう? 正直、アタイはどちらでも良いから、要らないんだったら本当に払わないキャラだぜ?」

「結構です」

 黒猫はソラの断固とした態度を不思議そう見つめながら硬貨をしまった。

「それで黒猫さん」

「なんにゃ?」

「僕とエイロがここにいる理由を教えてもらって良いですか?」

 ソラはとりあえずここに来るよう言われたのだ、用件などは訊いていない。

「あぁ、あまり大したことじゃあないんだけどにゃあ。……なに、不明の遺跡にあるダンジョンは、最後は君たちに攻略してもらいたくてにゃあ」

 黒猫の金色の瞳がぎょろりと青年と少女を見つめる。ソラは驚きながらも、決意を固めるような表情。エイロは黙って俯いて、額に脂汗が浮かんでいる。明らかに動揺している。

「私は反対なのだがな、黒猫さん」

 オードが静かに反論する。

「私としてみれば、出来ればもう関わってほしくない、というのが本心だ」

「おいおい、幼い頃からキーロとエイロちゃんの二人に冒険者としての英才教育を行っていた人物の言う事じゃあにゃいぜ」

「…………」

 オードが黙ってしまったので不安になったのだろうか。エイロが問う。

「で、でも。それになんの意味が、あるんで、しょうか――別に私達じゃなくても……」

「あぁ、エイロちゃん。こういうのはにゃ。因縁ってヤツが必要にゃのさ」

「因縁?」

「そう、やられたからやり返す。施されたから施し返すってのがこの世界を動かしている。因縁なしでの戦いってのはどこか大切な物が抜けちゃうんだよにゃあ」

「そう、なんですか?」

「ああ、おそらく君らはあのダンジョンへ入った最初のパーティ。冒険者たちがあのダンジョンへ抱く警戒レベルはかなり高い。なんせ『龍狩』を壊滅させたパーティだからにゃ。しかし、一方。君たちの評判は現在、どうやら、かなり下がっている」

 ソラはギルドへ来るまでに、何度か蔑みに似た目線を浴びたのを思い出した。アクバールとのいざこざを見た冒険者だろう。悪評も広まってしまっている。

「それで、君らが最後にあのダンジョンをぶっ潰し言うんだにゃ、仲間の敵は取った、龍狩りは不滅だ。とにゃあ」

「でも……」

 エイロは言葉をつまらせ、ここで話題を切ってしまおうかとも思ったが、意を決して発言を続けることにした。深呼吸をニ、三回した後。声を裏返しながらも黒猫に訴える。

「ふ、復讐とか。因縁とか。そんなの、良くないと思うんです。そんなの、どこまでいっても繰り返しで、終わりが無くて、だからそ――ああ、ごめんなさい。私、何を言っているのか……」

「……知っているにゃあ、エイロちゃん。エイロちゃんがそう言うキャラな事は知っている。だけれどもにゃ? 確かに誰かがガマンすればそこで因縁は終わるかもしれにゃい、けれども、それをわざわざ、自分で終わらせる必要なんてにゃいんだよ。エイロちゃんは優しすぎるんだにゃあ」

「…………えとぉ」

「エイロちゃんだって憎いだろ? ムカつくだろ? 心の底から、あのダンジョンに対してドス黒い感情が湧き出てこにゃいか? それは我慢しなくて良い、君、そう、君はあのダンジョンを潰す資格がある!」

 黒猫がエイロに顔を近づける、エイロは必死に顔を逸らしていた。

「……その辺りにしたらどうです、黒猫さん」

 黒猫はチラリとソラを見て、にやりと笑う。

「ソラはやる気なんだよにゃあ?」

「はい、けれども」

「けれども?」

「エイロが嫌がるのなら、エイロは行かなくても良いと思うんです」

「……ま、そこらは後から心変わりもあるかもしれにゃいけどにゃあ」

 黒猫は足を組みなおし、ウィッチハットを目深に被った。

「ところで、ソラ君。君はこれからダンジョンに行く予定があるかね?」

 オードはソラに問う。

「いえ、まだパーティも再建出来ていないですし。今の所は、活動を控えています」

「そうか、いや、何。黒猫さんが君たちや、ほかの冒険者の話を参考に、二十二のダンジョンの特徴をまとめていたのでな」

「まっだまだ未完成だけどにゃ。特に君たちが気になるであろう『不明の遺跡』のことにゃんだが……」

 ソラと、エイロも恐る恐る集中して黒猫の次の言葉に耳を傾ける。

 黒猫はヘラリと笑って「さっぱり分からないんだにゃあ」と答えた。

「いや、この『不明の遺跡』のダンジョン、君たちが行った後にどんな所なんだと色んな冒険者が向かったんだが、何と言うか、情報がバッラバラでにゃ? 初心者冒険者がザコモンスターをバッタバッタ倒してお宝をせしめたって情報もありゃあ、中堅の冒険者が満身創痍で帰ってきたり、それどころか、熟練冒険者が、迷宮探査届を出したきりで帰ってこない、まあつまり、おそらく全滅した。とか、底が見えないと言うか、遊んでいるというか……」

 自分たちの挑んだダンジョンは、予想以上に厄介なところだったのかもしれないと唸るソラ達。

「ま、アタイの予想では、これは上級冒険者を誘い込むための作戦だろうにゃあ。底が見えなければ、冒険者側も、どれほどの力量の者が行くべきか分からなくなる。そのせいで、『不明の遺跡』から無傷で帰ってきた初心者冒険者が、『龍狩』は名ばかりだと騒ぎ立てているようだがにゃ」

 黒猫はそう言ってオードに手のひらを差し出す、オードはそれに気づいて隣の箱から一枚の紙とペンを取り出し、黒猫に渡した。

「ある程度警戒しておくべきダンジョンを記してやるから、見ておくんだにゃ。そのうちボードにも張り出しておくけれど、君らは特別にゃ」

 黒猫はさらさらと流れるように文字を綴っていく。書記能力も高いらしい。黒猫が手を止め、二人に見やすいように紙の向きを変える。

『不明の遺跡』。小型で異形の魔物が多数。罠や物量作戦を得意と思われる。瘴気が濃い割りに、発生場所からして面積が広い可能性大。階層は不明。

『最奥の毒土』。四、五のダンジョンが確認されている。詳しい情報は届いていない。階層は不明。

『嘆きの森』。もっとも出現数が多い場所、特色は一般的なダンジョンとそう変わらず、偏っているわけではない。一つ一つのダンジョンの瘴気が濃く、ダンジョンが結合肥大化した場合、驚異になる恐れあり。階層は不明。

「大体、こんなところかにゃ。まだまだ分からないところばかりだけども、『嘆きの森』は絶対今は行くな。あそこはヤバイ」

「……?」

「普通ダンジョンてのは特性が分かれる。狭いダンジョン、臭いダンジョン、暗いダンジョン。それに魔物の種類とかにゃあ。けれどあそこに出来たダンジョンは、どこもかしこも同じ種類なんだにゃ。まるで全てのダンジョンが一つの意思によって動いているようだにゃ」

「待ってくれ黒猫さん。今回のダンジョン同時出現は何か大きな意思が働いているといっていたのは貴方だろう」

 オードが黒猫に反論するが、黒猫はすんなりと答える。彼女に対して反論して、論破できるものなどいないのだ。

「ダンジョンの動向を見るに、このダンジョンは何か巨大な意思によって誕生はしていても、その後のことはおそらくほっときっぱなしなんだにゃ。ダンジョンマスター同士に知り合いがいることも無い。それなのに、『一瞬にして十数ものダンジョンを従えさせる奴』があそこにいるかもしれにゃい」

 そんな奴は、人間じゃあにゃい。と黒猫は付け加えた。

「全く、訳が分からにゃいにゃあ」

 黒猫はソファに体を沈め、手で表情を隠すようにする。ソラとエイロはその下にどのような表情を浮かべているか、分からなかった。

「……オードくん。二人にすべき話は終わったにゃ。退席願っても、おーけー?」

「ソラくん、エイロ。そう言う事だ。黒猫さんは最後に君たちを主軸にして不明の遺跡を攻略するつもりらしいが、もちろん拒否権はある、考えておいてくれ」

 ソラとエイロはお互いどこか引っかかることは有りながらも、そこは命令、エイロはギルドのさらにおくにある自室へ、ソラは扉から出て行った。

 部屋にはオードと黒猫が残る。外の喧騒と室内の沈黙との差は、不思議な空間を作り出す。

 数秒間の沈黙を破ったのはオードだ。

「本当に、彼らにやらせるつもりなのか?」

「つもり、って言うか。ほぼ決定事項だけどにゃ」

「黒猫さん、貴方が何を考えているのか、私にはさっぱりだ――二人はまだ若い。親友が殺された地に出向くこと自体。辛いだろうに……」

「にゃはははは!」

 黒猫は言葉をさえぎり快活に笑う。

「やっぱり、親なんだにゃあ。残された我が子が再び死地に向かうのは、忍びないかにゃあ」

「……ああ、もちろんだ――それも同じダンジョンに……」

「大丈夫だにゃ。エイロちゃんはおそらく行かにゃい」

「どういうことだ?」

 オードは視線を黒猫に向ける。黒猫の表情は読みにくかった。笑ってはいるのだがどこかのっぺりとしていた。まるで、オードに対してまるで興味は無いといったようだ。

「エイロちゃんが参加しない意思をしめすのは、性格からして分かっていた。エイロちゃんはきっと行かにゃい。だからこれ以上あの遺跡のダンジョンとオードくんの間に縁はないはずだにゃあ」

 オードは冷めた黒猫の笑みを見ていて違和感を覚えた、先ほど四年で話していたときとは明らかに態度が違う。

 彼女は前からこのような笑みを私に向けていただろうか?

「ま、大丈夫だよオードくん。娘も同時出現したダンジョンもアタイが何とかしてやるからよ」

 黒猫はそう言って。席を立ち、扉に向かう。

「にゃはははは」

 黒猫は冷めた笑いを部屋に残し。

 扉を閉めた。

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