いちいちごもっともと肯く私
カーアクション書くときに、一番困るのが、
車のスピード感の出し方じゃないかなって思うんですよね
スピードって映画ありましたけど、
あれはまさにそれありきでとられてるわけですから。
ただ文字となると
表現できるのは限られてきますよね。
これで私はいつも悩むわけです。
で、自作の話になって申し訳ないんですが
また子供に、その、スピードを出すシーンについてダメだし食らったんですけども
その時にね
(=^・・^=)「ママさあ、なんでこんなにビビりながら書いてるわけ?」と。
(;・∀・)「は?」
(=^・・^=)「だって、壁に接触しそうだった、みたいに書いてる」
狭い路地に車がもうスピードで突っ込むと言うシーンなんですけど、民家の壁に今にも接触しそう、と書いてあったんです。最初は。そしたら。
(=^・・^=)「接触しそう、じゃなくてもうぶつかってしまえよ」と
(;・∀・)「いやいやいやいや、そんなことしたら車壊れるよ。その後で大破するシーン入れてんだから」
(=^・・^=)「だからそうゆう話じゃなくて、こうゆう路地裏って生活感あるはずだよ。だったら外に花壇とか、洗濯ものとかあるじゃない。それにぶつかるシチュが何で頭に浮かばないの?」
あ!
ほんまや。
(=^・・^=)「そうゆうとこ、ママ、映画とか見て研究してる? 向こうの人しっかりそれでうまく演出してるよ」
ホントだ……。
(=^・・^=)「上手く言えないけどさ、向こうの人が演出するカーアクションってどうしてあんなにスピード感あってハラハラするのかって、それは、見てる人がキャーって目を覆いたくなるようなシーンを入れてるからじゃないの?」
そうや。ほんまそう。
ワールドイズノットイナフの冒頭のシーンですよね。
まてまてまだ完成しとらん、の下りから、気球から落っこちるまでですけど、
どれをとっても見てる人が思わず目をつぶってしまいそうになる、そんなシーンを要所要所に入れてる。
うわ、みたな。
(=^・・^=)「ああ言うシーンってそれ不可欠だと思うけどママのこのシーン、ほんとに何の面白みも無い」
いちいちごもっとも
てか
まさかさ
速さを表現するのに障害物の状態を利用する。
優雅にお茶飲んでるところ突っ込むボンドが運転するなんかよう分からんメカ。
優雅な日常に突っ込んでくるから、スピードがより実感できるし、
観客はまるで自分の方に突っ込んできたかのような錯覚を感じるんじゃないかってね。
(=^・・^=)「てかそもそもさ、世界は登場人物たちだけじゃないでしょ、他の人もいるじゃん」
(=^・・^=)「ママのアクション見てると他の人がいないように感じてしまうんだよ」
(=^・・^=)「敵のアジトから人を救出して逃げるシーンあるじゃん。あれもそう」
(=^・・^=)「人が全くいないように感じてしまって、それがもうすごいど迫力が無さすぎるんだよね」
あうう
(=^・・^=)「もうちょっと想像力働かせようよ。せっかく盛り上がるはずのシーンが盛り下がってるよ」
チーン……。
モブの有効活用なの?って聞いたら
(=^・・^=)「だから何でそう極端に考えるの?」だと。
(=^・・^=)「んなこと一言も言ってないじゃん。ほんとにママ極端なんだから」
(=^・・^=)「モブだってそこでちゃんと生きて仕事してるって考えてみなよ。ママ」
あー。何か分かりかけてきたような?
(=^・・^=)「モブって記号で考えるから、作者の都合のいい人形になってしまって迫力のないシーンになっちゃうんだと思うよ」
(=^・・^=)「モブの日常書けって言ってんじゃないよ」
(;・∀・)「分かっとる」
(=^・・^=)「しっかり頭に入れて書くのとそうじゃないのとではだいぶ違うんじゃない?って話だよ」
いやほんと、なんとなく、
自作のアクションに迫力がない理由が分かりかけてきました。
といいつつまた悩むんだろうなとは思いますけどね
悩んだ分だけうまくなってますから(当社比)
大いに悩もうと思ってます( ̄∇ ̄;)
まあとにかく
何でも完結したらレベルアップすると言うし、
完結するには避けて通れない要素が入ってるのを選んだのは私なので
とにかく、がんばってみようと思います
とにかく中身はアレだけど書いた、では
多分上達はしないと思うし
完結自体が意味ないと思うんでね。