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灰上がれ  作者: るのさん
1/1

1話、能力

初投稿です!よろしくお願いします!

「あぢ〜」

「夏なんだから当たり前だろ」


僕は灰咲優斗(はいさき ゆうと)。とんでもない超能力を使えるー...

訳でもないただの一般男子高校生。


「アイスでも買うか?」


こいつは赤鬼海(あかぎ かい)。僕の親友であり、唯一の友達。


「ありあり!」

「おっけ、奢ってやるよ!」

「やった〜!」


と、こんな感じで仲良く下校していた。


「んじゃ、俺こっちだから」

「じゃあな〜!」


僕はるんるんで家に帰り、何事もなく平和に翌日を迎えた。

はずだった...


「優斗!!大変なことになってるわよ!」

「何?母さん?」


朝っぱらから母さんの甲高い声を聞き、リビングに行くと...


『え〜速報です。全人類に特殊な能力が発現したことを確認しました。一人一人能力が違うようで、確認する方法は、ステータスオープンと唱えて自分のステータスを見ることです。繰り返します。〜』


何だこれは?そんなラノベみたいなこと起こる訳ないだろう

そう思った僕は試しにステータスオープンと言ってみた。


「ステータスオープン!」


個体名 灰咲優斗

能力 灰変化:灰をありとあらゆる植物に変え、操る能力。


何...これ...?

本当に出たんだけど?夢かなんかか?とりあえず母さんに確認しないと...


「母さん?」

「あら〜私能力絶対服従だって〜誰でも服従させられるらしいけど日常的には使えなさそうね〜」

「母さん?!?!」


あれ?!うちの母能力超強いじゃん?!?!

あれ...強い能力って言ったら...能力って全人類に発現してるんだよね...?

それって...まさか...?!


『速報です!!能力を使った犯罪が多発しています!!警察も強力な能力者には手も足も出ず...』


「だろうな...」

「これってまずいんじゃないかしら?」

「まぁ...不安だけどとりあえず学校行ってみるよ...」


そういって、僕は玄関から外に出る。


「灰を植物に変えて操る能力か...」


果たして強いのか?

日常的に灰を目にすることはあまりないぞ?

もしかしてこの能力ハズレでは?知識ないと使えないし...

そんなことを考えている途中、背中に猛烈な痛みが走った


「痛ったぁぁ!!」

「わりぃわりぃ!強くやりすぎた!ガッハッハッ!!」

こいつはまじで....


「そういやお前朝のニュース見たか?」

「見たよ」

「そう不貞腐れんなって!やりすぎたのは悪かったから!」

「んで、お前能力者なんだった?」

「灰を植物に変えて操る能力」

「ほぉ〜?!ハズレだな!!」

やっぱりハズレか...こいつはなんだったんだろう。


「俺は鬼人化だな!」


こいつらしい能力だな!!


「強いのか?」

「まぁ強いな割と、怪力になって凄いことになる」

「雑だな」


そんなことを話しながら登校していると、とある声が聞こえた。


「ギャーっ!!!!」

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