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プロローグ 桜の下で

 満開の桜が、咲き誇っている。高校2年生になったばかりの池町孝夫は、学校へ続く長い坂道の途中で立ち止まった。この坂道はその道の両側が桜並木となっており、毎年この季節になると桜見をしに多くの人で溢れる。しかしこの日は平日のためか、池町ら登校中の高校生以外の姿は見受けられなかった。春の柔らかな太陽光は、桜の花びらを通過することによって、より柔らかな色を道いっぱいに敷き詰めている。美しい、と池町はその桜が満開であるその風景を見て思った。どこまでも続く満開の桜並木を、池町は永遠に続くもののように感じた。

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