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June 30 p.m. 17:18
『突然の電話に訳などない振りをしている僕は君に会いたい』
用事があって君の住む横浜のそばまで来たから、君に電話をかけました。
本当は予定を立てて会うにはまだ、僕は君のことが好きすぎるんじゃないかと思って、僕が来ていることは伝えてなかったのだけれど、駅についた瞬間自分を抑えきれなくなって電話をかけたんです。
偶然君の予定が空いていたから、小さなバーで、あの夏の恋を慈しむように話をしました。「本当はねあの時こう思って居たんだ」とか「あの日も白ワインを飲んでいたね」だとか。