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June 7 a.m 10:02
『思い出の中のきみから空色の便箋ひとつ届いたら夏』
なんだか心をすり減らしてばかりの毎日を過ごしています。きっと誰もがそう思っている中で、誰も救われることなんて無いから、自分を誤魔化しながら生きていくのでしょう。
そんな回り道をせずに、自分の好きなことに一直線に向かっていく君をうらやましく思ってしまう自分が、ちょっと嫌いです。
ポストを見ると、空色の便箋が届いて居ました。君からの手紙。君との思い出は夏ばかりだから、なんだか夏がやって来たような気持ちになります。