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4話 スキルと加護

ギルドは街の中央にあり、酒場と併設で、昼間から人が沢山入っていた

一階が冒険者用の受付で、二階が酒場のようだ

マユが、

「あっちの受付で、冒険者として登録できるよ

詳しい説明は受付の人がしてくれるからね!」

俺は、ありがとうとだけ言い、受付に向かった

受付はお姉さんが対応をしているらしく、ハードルが高かったが、仕方ないと意を決してお姉さんに話しかけた

「すいません、冒険者の登録がしたいのですが…」と小さく一言

「新規登録の方ですね!では、こちらに名前と名前と年齢、それと出身地を書いてください

その後に、軽く説明を受けて冒険者となります」

と元気よく返してくれた

俺は、聞こえるかどうか分からないぐらいの声で分かりましたといい、紙を受け取り、書いていくことにした

書き終わり、紙を提出すると

「それでは、ステータスの読み取りを致しますね」ステータス?あの攻撃とか防御とかの数字?あれが読み取れるの?

と戸惑っていると

「ステータスとは、自分の能力を可視化できるように魔法として、あなた自身にスキルという形で、見れるようにできるものです」

と丁寧に教えてくれた

「スキルの覚え方は、四種類あり、一つは先天的に持っているスキルで、持っている人は限られています

二つ目は、人から教えてもらい、それをレベルアップの時に手に入るスキルポイントを使って覚えるという方法です。これが一番一般的ですね

三つ目は、自動で取得されるスキルですね。

ステータス可視化のスキルはこれに当てはまりますね

もう一つは特殊なので省略させてもらいますね」

さらに続けて、

「スキルは初級、中級、上級、超級まであり、上に行けばいくほど、スキルポイントを消費します

そして、職業専用のスキルも多数存在します」

よくゲームであるような設定だな、と感心していると、

「レベルアップはモンスターとの戦闘での勝利や、真剣に取り組んでいれば、訓練などでも上げられます」

「レベルが上がるごとにステータスも上がるんですか?」

「その通りです。とりあえず、ステータス可視化のスキルは紙に名前を書いた時点で取得できているので、使ってみましょう」と、一言

すげぇ、と思いながらどうやって使うんだろうと思考錯誤していたら、笑いながら

「ステータス、と声を発することで見ることができます」

「わかりました、じゃあ…」

これで俺のステータスが決まる!

「ステータス!!!」受付のお姉さんはまた笑いながら、そんなに力まなくてもいいんですけどね、と一言

そして、俺の目にはステータス画面が、空気中に表示されている!

_____________________________________

サトウ ユイト

佐藤 結人 男

Lv.1

攻撃力.15

防御力.10

精神力.5

敏捷.45

知力.30

運.1

魅力.40

魔法攻撃力.50

魔法防御力.5

魔力.100

【スキル】

・固有スキル

パープル・アイズ

紫の瞳

・通常スキル

ステータス可視化


【加護】

タナトスの加護

_____________________________


俺はステータスに目を通していく

運1ってなんだよ…めっちゃ低いじゃん…

固有スキルと、加護というのが目に入ってきた

「すいません、固有スキルと、加護ってなんですか?」と聞くと

「固有スキルはその人しか持てないスキルで、1000人に1人持っているかどうかとまで言われてるレアスキルです」と続けて

「そして固有スキルは、全て超級レベルです」

「加護は、人を超えた存在、すなわち神からのスキルです」と説明してくれた

「もしかして、固有スキルと加護をお持ちなんですか?!」と声を張り上げて質問された

俺はお姉さんの声にびくつきながら頷いた

「すいません取り乱しました。加護と固有スキルを持ち合わせた人なんてこの世界に何人いるか…」

え、そんなに凄いの?やっぱ俺ってすごかったんだなと自分を褒め称えていると、

「もし、よろしければステータスを見せていただけませんか?」

断る理由がないので、いいですよと、一言

お姉さんが笑顔でありがとうございます!と言ってくれたので、恥ずかしくなり、顔を逸らした

「でも、どうやって見せるんですか、これ見えてるんですか?」と言いながら、空気中に表示されている俺のステータス画面を指差した。

「説明がまだでしたね、その状態は自分だけが見れる状態で、人に見られることはありません。スキルを使えば別ですが」

「人にステータスを見せる時はオープンと、ステータス画面を閉じる時はクローズと、言えばステータス画面が消えます」

なるほど、便利だな、スキル。

「では、早速お願いします!」とお姉さんが期待の眼差しでこちらを見ている…

ステータス画面を見せますか?

_________________

はい いいえ

_________________

いや、ド〇クエじゃないんだからとか、心の中で思いつつ、俺はオープンと、唱えた

それ以降お姉さんが固まっている

「え、えっとどうかしましたか?」

「え?あぁ!すいません!ついぼーっとしてしまいました!」と頬を赤らめる

「固有スキルや、加護もそうですが、能力値も高いですね!20が平均値なのですが…」

なら俺は結構凄いステータスなんだな、と自分に感心してしまう

「ちょっと打たれ弱そうですけど」とはにかみながらお姉さんが一言

やめて!それは言わないで!

「あと運も低いですね…1なんて見たことない…」

さっきまでノリノリだった気持ちは少しずつ冷めていく…

そしてまた疑問が一つ

「この固有スキルと、加護の効果ってなんなんですか?」

「それは、ステータス画面のスキルをタッチすると詳細が表示されます」

「オープンで見ている人はスキルの詳細は見ることはできません、そしてオープンは半径2mの人にステータスが表示されます」と付け足して説明。

じゃあ、早速見てみるか。

えっと、これをタッチして…と

すごい、空気中をタッチして反応した

_________________________

パープル・アイズ

紫の瞳

【効果】

魅力上昇値が2倍 魅力状態にならない

魅力が一定数上がるたびに能力解放


タナトスの加護

【効果】

即死魔法、即死属性の攻撃を受けない

即死攻撃の確率が3割増加

運のステータスが1固定

_______________________

お姉さんに書いていることを伝えた

「魅力のステータスはほとんど使われることはないですね…魅力状態はそのままの意味で相手に魅力されている状態で言う事などを聞いてしまうものですね、サキュバスなどのモンスターが使いますね」

サキュバスってあのエロい悪魔か?!

ほんとにいるんだな!

と、感動していると、

「ちなみに職業はどうされますか?」

「このステータスですと、魔法使いか、敏捷も高いので、それを生かして短剣を使い魔法剣士など、魔法を重点的に置いた職業があっているかと」

それを聞いた時、俺はもう職業を決めていた

魔法剣士に決まってるよな!だってかっこいいし、なによりかっこいいし!

「魔法剣士で!」

「魔法剣士ですと、剣術のスキルも覚えられる代わりに、魔法の習得に必要なスキルポイントが魔法使いより高くなりますが…」

「魔法剣士で!」

「わ、分かりました、ではステータスを確認してください」

俺はステータス、と唱えた

_____________________________________

サトウ ユイト

佐藤 結人 男

魔法剣士 Lv.1

攻撃力.15 (+5)

防御力.10

精神力.5

敏捷.45

知力.30

運.1

魅力.40

魔法攻撃力.50 (+10)

魔法防御力.5 (+5)

魔力.100 (+5)

【スキル】

・固有スキル

パープル・アイズ

紫の瞳

・通常スキル

ステータス可視化


【加護】

タナトスの加護

_____________________________

「あれ、ステータスが上がってる…」

「職業補正で、その職業にあったステータスが上昇しますレベルをあげる度そちらも上がるようになっています」

なるほど、

「では、次に冒険ランクと、クエストの説明です」

え、まだあんの?覚えれないよ?

初投稿

拙い文章ですが、読んでいただけると嬉しいです

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