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紅の復讐神具  作者: 久遠明加
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高速道路

先週は投稿できなかった・・・

「速い速い!もう少しっスピード落としてくださいよぉ!」


僕達は今回の目的地の茨城県を目指し高速道路を走っている。

風が僕の体を突き抜けていくような気がして気持ちが悪い。


「黙って乗れねぇのかよ!」


特殊隊の移動は小回りの効くバイクでするらしい。だけど僕は今までバイクなど乗ったことはない。なので蓮二さんの後ろに乗らせてもらってるんですけど・・・


「本当に速すぎませんかっ!」


正直に言うと死にそうです。

高速道路じゃなくて音速道路何じゃないかと思うくらいだ。


「何度もうるせぇ!一刻を争うから飛ばしてんだよ!当たり前だろ!」


はい・・・というわけでこのまま死に続けることになる。


なぜこの速さにみんなは耐えられるのかが本当に不思議だ。シロウさんなんてバイクの後に立ってるし・・・えっ!?


「なっなんでシロウさんバイクの後ろで立ってるんですか!!」


「またやってんのかあのバカは」


「聞こえておるよ蓮二君」


ゲッっと言い冷や汗をかいたかと思うと・・・またスピードを上げだぁぁぁぁ!



「運転しづらいからいい加減普通に座ってくれない?」


「ええじゃろぅ。バランスは自分でとっとるし、絶対に落ちんからのぅ」


シロウの立つバイクを運転しているのはいちごちゃんである。誰かが言うに運転のプロだとか


「そういう問題じゃないの!こっちの気持ちになってみなさいよお!ぷんっ!」


「まぁまぁお気を確かにぃ。そんなことより、今日蓮二君いつもより少し元気そうに見えるのは私だけかのぅ?」


そんなことって何よ!と言いつつもいちごはシロウに話を合わせる


「たしかに蓮二きゅんがこんなにこんなに話してるのを見るのは久しぶりね♪」


「まぁ少し安心したよ。あの事件の後からまた入隊直後みたいになってたからのぅ」


「あの時のは本当に心配だったわね・・・。やっぱりあゆむんの教育係を頼んだのは正解だったわね♡」


こんな話をしながら前の2人を見つめるのだった。どこか悲しそうに。


「じゃあ彼らに遅れをとらぬようにもう少しスピードを上げてくれんかのぅ」


「あっ、その前にちょっといいかしら?あゆむんの事なんだけど、この部隊に配属されたってことは彼も特殊な事情を抱えてるのかしら?」


「多分そうやのぅ。だが、あの子の事はあんまりわからないんじゃ。」


「シロウちゃんが知らない情報なんてあるの!?」


「私は万能じゃない」


シロウはそう言ったが、周りの人彼を"天才"とよんでいるほど卓越した身体能力、頭脳を持っていた。そのためいちごはシロウが知らない情報なんてあることにとても驚いた。しかもその人物が新しい新人だということに不安を感じていた。


「まぁ何人もいればこういう子も1人くらいはおるじゃろぅ」


そうなのかなー?と適当な答えを返したシロウに不満そうないちごだった。





「あっ!」


なんかどこかから急に空気が変わったような気がする。だけど周りを見渡しても何も変化はない。蓮二さんも何も反応してない。

僕は一応警戒しておくかと思いベルトポーチから数枚札を取り出す。


「神の御加護を・・・」


僕はそしてその札を上空を目掛けて投げる。すると札は2手に別れて動き初め、2台のバイクの周りをまわりはじめた。


「ん?なんだこれは・・・」


「これは僕の防御の武器です!」


「まだ敵はいないだろうが!気が早すぎるぞ!」


「いや、空気が変わったような気がして・・・」


「だが、通達された場所とはまだ大分離れているぞ」


「たしかにそうだが、神具も動いておるからのぅ」


いつの間にか隣にはピンクの髪でバイクを乗りこなしている女性、改め男性が見えた。


「戦闘しておる音が聞こえるのぅ」そこで僕達は高速道路を降りることにした。

その分の今週は2話出すので、よろしくお願いします

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