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紅の復讐神具  作者: 久遠明加
2/6

配属式

第1章始まりです!よろしくお願いします!


窓からの光が僕の目を覚めさせる。

僕は目を擦りつつ布団から出て部屋の隅にある時計に目をやる。今日は9時から軍の配属式がある。

しかし、時計が指していたのはそれより1時間後の時間だった。


「やばいっ!」


配属式は時間厳守と言われていたのだが、もう遅い。

あわてて着替え家の戸をでる。

僕は軍の施設に住んでおり、今日の発表される会場などとも直結している。

施設はとても広く、ただでさえ遅れているのに時間余計に必要とする。


僕は走って会場を目指す。

天気が良いので風がとても気持ち良い。

2、3回階段を昇り降りしているのでもう足がパンパンだ。僕は階段が嫌いなんだよ。

そんなこんなで会場が近くなってきた。

会場からは配属される部門を呼ばれる声が聞こえる。


『・・・三日月恭弥、小型』


「はい!」


会場にやっとのこと着き、会場の扉をそっと開ける。

辺りを見てみると200人弱の軍人が期待を持った目持っていたり、もう飽きたのか下を向いて寝てる人がいた。

さっき呼ばれていた人の部門から察するにもう終わりに近かった。

発表は大型、中型、小型の順番に1人1人名前を発表される。長い時間がかかるかもしれないがそれが伝統らしい。


僕はバレないようにそっと近くにある椅子に腰掛けようとした瞬間ー


「そこの君、何やっているんだ!」


僕は後ろの方で見張っている軍の方に見つかり声をかけられた。とてもやばい。これで時間に遅れたのがバレたら大変なことに・・・


「えっと…トイレ行ってました。」


僕は無難な言い訳をしてやり過ごすことにした。


「そうか。次から会場の外に出る時は一言言ってから出るように。分かったな。」


「は、はいっ。すみません。」


ふぅと安心したその瞬間だった。


『本渡歩儚!』


突然自分の名前が大音量呼ばれたので、ビクッとしたど同時にふぁい!?と変な返事をしてしまった。

辺りからは笑い声が聞こえてくる。

正直にとても恥ずかしい。


『静粛に』


壇上で紹介している軍隊長の図太い声により、会場が一瞬にして静まりかえる。


『ゴホン、改めて本渡歩儚君は特殊隊に配属してもらう。』


一瞬静かになった会場がまたざわつく。

辺りからは聞こえるのは笑い声ではなく驚きや困惑の声ばかりだった。

具体的には「本当に特殊隊なんてあったんだ」や、「特殊隊って何?」などである。

特殊隊は世界で数えるくらいしかなく、軍の中では伝説の部門と呼ばれていた。


かく言う僕も特殊隊なんてほんとにあるのだと驚きつつとりあえず返事をする。

周囲からより一層注目されてとても恥ずかしい。僕が驚いているなか軍隊長はまた口を開く。


『それともう1人特殊隊に配属される人がいる。』


その言葉が発せられた瞬間辺りはまたざわつきはじめる。


『二階堂舞花!』


名前を呼ばれた時辺りが静まりかえる。

だが返事がない。

辺りを見回すが、返事をする気配がある人はいない。

僕はこの会は絶対参加なはずなのでいないのはおかしいと思った瞬間ー


「・・・ん。」


と僕の真横から声がした。

いつの間に隣にひとが!?

あわてて横を見てみるとそこには純白の短髪の少女がいた。

正直あまりぱっとしない感じに見えたが、僕も言えたことではないので自重します。


僕らが最後だったのか名前が呼ばれた後、軍隊長が少し話して会は終わった。


『ーあ、最後に本渡歩儚君と二階堂舞花君は終わった後すぐに軍隊長室に来るように。』


会が終わり僕らは軍隊長に会の最後に呼ばれてしまった為、室に向かっていた。

なんだろうと思いつつ軍隊長室の扉を開ける。


「待っていたよ。本渡君、二階堂君。」


失礼しますと言うまもなく軍隊長は話しかけてきた。


「まぁ早速本題なわけだけど、君たち今日何時に来た?」


僕の背筋に冷や汗がつーっと落ちた。

その後どんな説教があったのかはまた今度にしよう。

週一くらいであげていこうと思います!

よろしくお願いします、

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