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VRでジョブチェンジ!  作者: oga
第三章 遺跡ハンター
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ライト購入へ

 地上に戻り、遺跡の外に出た。

私たちは、他の冒険者らがしているように、これから必要なものを検討し始めた。


「絶対に必要なのはヘッドライトと食料、出来れば武器も欲しいな」


 ロープの垂れ下がった穴を攻めるなら、確実にライトは必要になる。

防衛手段としても、ナイフくらいは持ち歩きたい。


「……それ、さっきのリュックに入ってたと思うなぁ」


「あのリュックは他人のものだ。 出店にライトが売っていないか確認しよう」


 砂漠地帯にあるテントが密集したエリア。

ここで色々な物を売買している。

私たちはしらみつぶしにテントに入って、ライトはないかと尋ねた。


「今時ダンジョン散策に松明はねぇだろ。 もちろん置いてるよ」


 どの店にもヘッドライトは置いてある。

しかし、問題は金だ。

私たちには金はおろか、売れる物すらないのだ。


「うーん…… カードを偽造して5000マネーで売るとか?」


「そういうことはしない。 エリオットもいるんだ」


「……」


 エリオットはさっきから黙ってしまっているが……

まぁ、その内機嫌も直るだろう。


「ライト3つで3000マネー、食料、ナイフ。 1万マネーは必要かもしれないな」


 どうすれば1万マネー稼げるか?

今から別な働き口を見つけるか、それとも……


「……鉄くずがあれば、刀が打てる。 ここは建設会社が入っていると言っていたな」


 もしかしたら、エレベーターを使って不要な鉄の端材が搬出される可能性がある。

もしその端材を分けて貰えれば、あとは工業地区にあるエドワード工房に向かえばいい。


「へぇ、刀とか打てるんだ。 案外器用ね」


「そうと決まれば、エレベーターの前に向かおう」


 案の定、エレベーターから不要な資材類の搬出があり、その中に鉄を積んだかごがあった。

私はその中から鉄を分けて貰い、馬車で移動してエドワード工房に向かった。

数日かけて刀を打ち、2本の刀とナイフを作った。

 ゲームに没頭しすぎていたが、久しぶりに現実で睡眠を取る。

 ゲームに戻ると、刀を道端で1万マネーで売り、再び遺跡へと向かった。

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