表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
VRでジョブチェンジ!  作者: oga
第三章 遺跡ハンター
33/63

新しい仕事へ

「あ、あんたちょっと黙りなさいよっ……」


「トリーッ、ヤキトリクイテーッ」


 何だ何だ? と注目を集める。

このままではこのフードをかぶっている子供がドラゴンだとバレてしまう。


「みんな、私に注目しろーっ! 今から最高に面白いギャグを披露するっ!」 


 私は、全力でそう叫んだ。

視線が一気に私に集中する。


「え、ちょっとアオモリ、大丈夫?」


 半笑いでマリーさんがこちらにやって来た。

ば、馬鹿者! 2人がこの場を離れなければ意味がない。


「スベッタラ金カエセーッ」


「おっさん、頼むぜ~」


 何やらギャラリーまで出来てしまった。

くそ、本当にやらなければならないのか……

私は、コホン、と咳払いをし、物まねを披露することにした。


「お、おいっ、鬼太郎っ」


「……」


 某有名妖怪の物まねなのだが……


「ちょっとどもったのがマイナスだったな。 まあ、勇気だけは褒めてやるよ。 1000マネーだ、取っとけ」


「あ、ありがとう」





 この1000マネーと、元から私のもつ1000マネーを足して、焼き鳥を3本購入した。

これで残金は500マネーだ。

しかし、マリーさんが一文の持ち合わせも無かったとは……

馬車で3人で焼き鳥を食べながら、今後の方針を固めることにした。


「しっかし、おい、鬼太郎って」


「その話はいい。 今後、3人でエリオットのエサ代を稼いでいかなければならないが、顔が割れるのはマズい。 そこで、この広告を見てくれ」


 私が2人に見せたのは、遺跡開放、冒険者よ来たれ! と書かれている紙で、道端に落ちているものを拾ってきた。


「このチラシによると、遺跡と呼ばれるダンジョンのような場所があり、そこに住み着く魔物を倒しながら進めば、アイテムを手に入れることが出来るらしい。 そのアイテムを売れば、金が手に入る」


「おっ、いいじゃん。 私、バイト経験とかないから、むしろそういう分かり易いやつがいいかも」


 こうして、私たちは遺跡に向かうこととなった。

 

 ちなみに、チラシには、最後にこう書かれていた。

最下層にあるアークコアを手に入れれば、1000万マネーで国が買い取る、と。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ