表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
VRでジョブチェンジ!  作者: oga
第二章 メッセンジャー
20/63

新たな仕事

「私、ゲーム会社のサトウと申します」


「……アオモリです」


 サトウさんは、畳の上に正座をし、深々と頭を下げた。


「すいませんでした! 我々がAIを管理しきれなかった為に、アオモリさんを危険な目に合わせてしまいました」


 ……私はまだ事情が飲み込めず、先に説明するよう促した。


 話によると、今回のなぶり殺しのトムや、妖刀カマイタチは、ゲーム内で搭載されているAIが運営の手を離れて勝手に作り出したものらしい。

最悪なのは、トムがカマイタチを手にして、プレイヤーに襲いかかろうと画策していた点だ。


「妖刀も、魔法も、ゲーム内で受けていいダメージ量をオーバーしているのです」


 ……なるほど。

首の傷はそれで説明がつくようだ。

ゲーム内の攻撃が現実に現れるなど、にわかには信じがたいが……

そうなると、私は死にかけていた、ということになる。


「ゲームの中で謝罪をされても、許す気にはなりませんね」


「すっ、すんませんっ! マジで、さーせんしたっ」


 サトウさんは、私より若いのだろうか?

……過ちは誰にでもある、か。


「……過ぎたことですから、今後気をつけて下さい」


「……あの、言いにくいんですが」


 私の耳は聞き逃していなかった。

確かに彼は魔法、と言った。


「南の孤島の魔女に…… 会ってきてもらえませんか?」


 サトウさんは、頭に手をやり、てへへとはにかんだ。

仕方ないな……

私は、話だけでも聞くことにした。


 南の孤島には魔女がいて、いつこちらの大陸に進行してくるか分からない状況らしい。

そこで、メッセンジャーを派遣し、戦争にならぬよう話をつけてきて欲しい、とのことだ。


「アオモリさんのような大人が最適かと。 孤島にはドラゴンに乗って行かなければならないのですが、野生のドラゴンを飼い慣らす必要があります」


 サトウさんは、何やら三角形の見慣れないものを渡してきた。


「竜の角笛です。 これで、飛んでるドラゴンを呼び寄せることができます。 じゃっ」


 忍者はそういうと、走り去って扉から出て行った。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ