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VRでジョブチェンジ!  作者: oga
第一章 鍛冶屋
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鉄集め

 私は始めに、日雇いの仕事がないかを探すことにした。

しかし、日雇いとなると、どのようなものがあるのだろうか?

郵便局の場合、忙しい年末年始だけ学生のアルバイトを使う、といったことはあるが……


 アームズショップで試しに聞いてみたが、やはり一日だけ雇うということはしていなかった。

更に、店員はこう言い放った。


「バイトにだって面接がありますよ。 裏方ならともかく、その格好で客先に出るおつもりですか?」


「……?」


 私は指摘されるまで気が付かなかった。

店のガラスケースに写った自分を見て、驚いた。

ボサボサの髪に、不揃いの髭、よれたTシャツ。

こちらの世界での私の格好は、見るに耐えないものだった。


「まさか、髭まで伸びるとは……」


 



 幸い、こちらにも万屋(よろずや) と呼ばれるコンビニのような所があり、そこで髭剃りを購入することにした。

しかし、またしても別な問題が発生した。


「500マネーになります」


 確か1000マネー残っていたはずと、財布の中身を見てみるが、250マネーしかない。


「……まさかっ!」


 私は2回死んだ。

死んだ際のペナルティとして、所持金が半分になる、というのを設けているのではないだろうか。

それならば辻褄が合う。

私は仕方なく、髭剃りの購入を諦めた。





 私は一旦金を稼ぐのをやめ、鉄を調達してくる方向にシフトすることにした。

工業地区にスクラップ置き場が無いか探してみたが、見当たらない。

ゲームでは確か、新しい街について武器を新調するということが頻繁にあり、その際不要な武器が余るはずだが、そういったものの処分はどうしているのだろうか?

道行く旅人風の男に尋ねた。


「売って別な武器を買うね」


 ……なるほど。

考えてみれば当然か。


「でも、折れちゃった剣とかは売れねんだわ。 そういうのの引き取りとかやったら、流行るんじゃね?」


 確かに、旅人にとって使えない剣などは、早めに処分しておきたいだろう。

私は、市場の空きスペースを探し、使えない武器の回収屋を開くことにした。


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