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東方藍蓮花  作者: 空椿
96/114

藍色、旅路を染める

 今回から、サブタイトルの構成を変更しました。

 意見を下さった皆さま方、誠に有り難う御座います。


 全部を拾う事は出来ませんでした……

 少し思い出しながら歩く、この道は以前通った事がある。

かこのまま歩くと妖怪の山で、そこで椛に通行止めをされたのだ。

 あの時出された手の意味をその場で理解出来ず、あれが握手と分かって少し落ち込んだ思い出が藍色にある。


 どうにも、相手の行動を理解するのが苦手な部類にあるらしい。逆に、相手に行動を理解してもらうのも苦手なのであるが。

 そんな事を再確認しながら、歩を進める。


「は、速いですよ~……」


 藍色の早足に馴れない玉兎は、既にゼーハーと息を上げていた。

 しかし藍色は減速しないし、玉兎も弱音を吐きながらしっかり着いてきている。非常事態というのを理解出来ているからなのか。


 そして歩み続ける事数分。向こうから人はやって来る。


「藍色~!」


「む」


 ててて、ばふー。と言った感じに飛び込んで来たのは、何と懐かし、古明地こいしである。


「こいし?」


「そのとーりー」


 腕をパタパタしながら自己主張。それを視界に留めつつ、藍色は一つの疑問を出した。


「……椛は?」


「はい! 椛隊長は現在哨戒任務の途中でありま~す!」


 敬礼なんかもしつつ、丁寧に教えてくれた。隊長?


「現在私こと古明地こいし隊員は、哨戒任務に当たっている為自由に動けない椛隊長の代わりに、情報収集や警備を務めておりまーす!」


「……元気」


「元気が一番って河童の人が言ってたもん」


 しかし、少し元気が空回りしている気がしないでもない。何か間違えてないか?


「で、この人だ~れ?」


 チキリと音を鳴らし、どこから取り出したのか分からない拳銃の安全装置を外しながら言う。気が付けば居場所は玉兎の目の前で、銃口の先は玉兎の額……


「ひ、ひええええ!?」


「知らない人は厳重警戒が鉄則なのよ。貴女はだぁれ?」


 そんなこいしの頭を叩く藍色。


「お客様」


「うぇ?」


「謝るの」


「はい、ごめんなさい」


 いつの間にか拳銃は手元から消え、ペコリと謝るこいし。少し見ない間にその行動パターンはすっかり読めなくなってしまった。


「あ、は、ははは……」


 腰が抜けるかと思ったと、玉兎は後に語った。


「それで、どうかしたの? 皆が居ないよ」


「……大切な話がある」


 ……それだけで、理解したのだろうか? こいしは急に目を閉じて静止する。


「……ん?」


 藍色と玉兎が首を傾げていると、こいしは突然にこりと笑った。


「今、文お姉さんは河童の二人と一緒に大将棋してるよ。パチリパチリと音がするから」


「分かるの?」


「滝の近くの、いつもの場所だよ! 着いてきて~」


 ふわりと飛ぶこいし。案内してくれるのは嬉しいのだが、問題発生。


「飛べない」

「私も……」


「……あれれ?」


 ご迷惑おかけします。結局徒歩となった。








「王手だ」


「あやややや、これは詰みね」


「やったね義姉さん」


「……マグレだ、マグレ」


 滝の裏側に掘られた洞穴、寛ぐには充分なその広間での将棋。どうやら、みとりが文から初勝利をもぎ取った模様。


「いやぁ、まさかこんなに速く追い抜かれるとは……」


 最速の名が廃りますねと不貞腐れる文に対し、みとりはしきりにマグレを強調する。

 実は誰も居ない所でずっと将棋の特訓をしていた……

 という事を、にとりがずっと覗いていたのだが、みとりは気付いてはいないようだ。


「ただいま」


「おや、椛じゃないか。仕事はもう良いのかい?」


「来客が来てな。応対を天魔様に任されたんだよ」


「任されたのなら、直ぐ様来客の前に行くべきではないかしら」


「必要無い」


 椛がその辺りの座布団を引っ張り座るとほぼ同時、滝と崖の隙間の道から三人が現れた。


「あ、藍色!? あとこいしと……誰?」


「説明は省く」


 椛にくっつくこいしだとか、急に姿を消したみとりだとか、それら一切を無視。藍色は天狗二人の前に立つ。にとりは椛の後ろに立って様子を見るらしい。こいしはついでにひっぺがす。


「文、椛」


「はいはい、どうかしましたか?」


 あくまでいつも通りの応対をした文だが、藍色の顔を見詰めた瞬間。


「…………話しなさい。柄にもなく、不安そうな顔をして」


 初めてかもしれない、見た目相応の少女の顔を垣間見た。

 なれば、こちらがふざけてどうする。それを椛も察する。


「言ってくれ。何が必要なのか、何を頼みたいのか」


 普段言葉を遮るその者は、事の重大さに息を詰まらせていたのか?

 結局その答えは出はしなかったが、口を開くのに少し間が開いた。絞り出した答えは、小さく。


「みんな、助けたい」


 ただ、一つ。

 今度こそ、静寂。滝の落ちる音のみが、耳を通る。


「……オーケイ、私達に任せなさいな」


 文が立ち上がる。


「椛」


「何だ」


「月まで飛ぶロケットを作るわよ」


「……は?」


 突然何を言い出すのかと言いたげで、思わず疑惑の声が漏れる……だが、椛は否定をしない。何かを察した文の言葉に、ただ従う。


「私は人を集める。貴女は天魔様から山の頂上をもぎ取ってきなさい!」


「は!?」


 そしてこの無茶ぶりである。言い訳無用とばかりに、目線はにとりに移動!


「にとり!」


「ひゅい!?」


「ロケットを設計して! 兎に角頑丈で、速くて、月まで飛ぶロケットを!」


「お、おおおおう!」


 更にこの無茶ぶりである。最後に藍色の手を掴み、文は叫ぶ。


「ほら藍色! 幻想郷最速が翼を貸すわよ!」


「あ、あ、えっと」


「行き先! 貴女は何処に行くの!?」


 すー、はー。深呼吸し、一度落ち着きを取り戻す。

 そして、頼る。


「紅魔館」


「よし来た! カッ飛ばすわよ!?」


 轟! という音と共に滝に穴が空き、巻き上がる風が滝の水をさらう。一帯に雨が降った事だろう。藍色と文は、消えていた。

 取り残された皆の中で、次に動いたのは椛だ。


「……はは、あのド阿呆め! 将棋の駒ごと吹き飛ばして行くとはな!」


 ヤケクソのような笑いを飛ばし、走ろうとする椛にかかる声。


「あ、あああああの!」


「何だ!」


 玉兎が、勇気を振り絞る。


「わ、私を連れていって下さい! 状況説明に、その、使えます!」


 確かに、突拍子も無いこの騒動の為に場所を取るには、玉兎は有効だろう。椛は迷わなかった。


「ああ、頼む! こっちだ!」


「は、はい!」


 ……皆がバタバタ去った所に残ったにとりは、半ば呆然としていた。

 そんなにとりに、声をかける義姉。


「おい」


「……え? あ、義姉さん。何?」


「作るぞ」


 工具を引っ張り出してきたみとりが、言う。


「月まで飛ぶロケットをな。河童の名誉と技術にかけて、全力で仕上げてやろうじゃないか」


「……あ、うん!」


 両手で頬を叩き、気合い充分。


「よっしゃあ! 飛ばすぞロケット! 何人乗りだァ!」


「団体客だ、百人乗っても大丈夫にしろ!」


 どこぞの物置よりも頑丈に、な。








「嫌な天気ね」


「良い天気と言うのよ」


 屋外であるにも関わらず晴れ晴れとした太陽を避け、陽の光の届かぬ影でティータイム。レミリアとパチュリーの最近の日常がこれである。


「風が気持ち良いわね」


「鳥のさえずりが心地よいのよ」


 以前は茶の席に乱入し、場を引っ掻き回して家屋を破壊するフランが居たわけだが、現在はその心配は無い。


「今日の紅茶は味が良いわね」


「今日の紅茶は香りが良いのよ」


「「おかわり」」


 仲は良いが、好みは違う。同時に要求された紅茶に、咲夜は笑顔を浮かべながら注いでいた。


「刺激が無くて暇ね」


「騒ぎが無くて落ち着けるのよ」


 紅茶を片手に外を眺め、楽しみを探しつつ呟くレミリアに、淡々と本を捲りながらパチュリーが返す。

 これらが一連の流れとしてその場に妙な空気を作り出している。そしてそれが、二人には過ごしやすいのだろうか。


「何かトンデモが降ってこないかしら」


「降ってこないわ、やってくるのよ」


「…………え?」


「小悪魔、伏せなさい」


 瞬間。

 門の上を飛び、レミリアとパチュリーの間のテーブルをかっさらい、館の中に突入。強烈な爆音を鳴らして何かが飛来してきた。

 哀れ紅茶は一滴残らず吹き飛び、置いてあった茶菓子は残らずひっくり返った。


「…………あやややや、このスピードだとブレーキが」

「てぇぇんんんぐぅぅ!?」


 家具、だったものから這い出る文の胸ぐらを掴み、怒りを露にするレミリア。


「おおっと!?」


「これは一体全体どういう了見なのかしら……? 事と次第によってはただじゃあ済まないと思いなさい!」


「ご安心を、ただ事ではありませんから」 


「ハァ!?」


 と言った所で、壊れた扉の向こうから藍色が現れる。どうやらあらぬ方向に突っ込んだ模様。そして、それを見たレミリアは目が点になる。


「……貴女、月に行ったんじゃなかったかしら」


「非常事態」


 文を適当にポイ捨てし、藍色に向き直る。文はどうも咲夜がキャッチしたようです。


「とても、大変な事」


「……成る程、助けを求めに来たのかしら?」


「そう」


 続けて、こう。


「力が要る。正解に導く、力が」


「要するに、私達に手を貸せと言いたいわけ」


 こくこくと頷く藍色に対して、レミリアはニヤリと笑った。


「対価は?」


「……う?」


 右手を差し出す。


「曲がりなりにも悪魔なのよ。力を貸す事に抵抗は無いけど、対価が無いと成り立たない」


 これは面子。悪魔の協力とは、契約である。

 力ある者として、当主として。暗黙の掟を軽々しく曲げられない。


「……吸血鬼の私に、貴女は何を」

「血を」


 その契約を、彼女は全く躊躇わない。


「吸血鬼の貴女に、血を」


 即断即決を素で決め込む藍色に対し、彼女もまた。


「よし、留守は門番に任せて行きましょう」


「……え、美鈴は?」


 スルーで。


「で、何処に行けば良いのよ」


「妖怪の山の頂上集合ですよー」


 文が口を挟む。


「じゃあ、そうと決まれば早速出発よ!」


「で、私の意思は無い物として扱うのかしら」


 やっとこさ口を開いた、喋らない大図書館。


「来ないのかしら」


「行くわよ」


 ついでに素直じゃない大図書館。


「では、我々は次の目的地に」


「白玉楼」


「せっかちねぇもう!」


 藍色の手を掴み、足早に飛びさって行った。


「……さて、行きましょうか」


「……美鈴には伝えたの?」


「面倒だから説明無しで」


「……はいはい」


 哀れ、美鈴。








 休む暇など無い。視界が揺れ、霞み、消える。

 そうして瞬きを三度する頃に、場所は既に枯れた巨木の前なのだ。


「……とんだお客様ですね」


「急用」


 出迎えると言うか、墜落したその場に居た妖夢に藍色が言う。


「こんな速度で冥界に突っ込んで来たのですから、よく分かります。何かご用ですか?」


「手を貸してほしい」


「それに関しては幽々子様に。中庭に」


 藍色が走っていった。


「……本当に、大変な事なのでしょうね。珍しい」


 さて、と妖夢は枯れ木の手前の穴を覗く。


「こちらはどうしましょうか」


「是非とも引っこ抜いてくれませんかね」


「私の一存では決められません」


 そして穴に埋まる文を面白そうに眺めるのであった。顔だけ出ている様子はシュールとでも言うべきか。どう突っ込んだらそうなる。


「……結構緊急事態なのだけど?」


「貴女はいつも嘘八百ですので。そうして得たネタを更にねじ曲げて新聞にする」


「……失敬な。以前ならそうかもしれないけど、最近は至極全うですよ」


「それを易々信じる事は出来ません」


 前科があると信用を得るのは難しいのだ。


「……じゃあ良いわ。代わりに頼み事でもしましょうか」


「え?」


 すると、背後からパタパタと誰かの駆け寄る音。まあ藍色だろう。


「で、どうだったの?」


「二つ返事の了承」


「あら良かった」


 幽々子は全面的な協力を約束してくれたようだ。流石に、親友の紫の命に関わる問題だ、放ってはおけないらしい。

 となると、妖夢もそれに従う事になる。


「次の場所は」


「ああ~、あいたたたた」


 突然文がわざとらしく声を上げる。演技ですよーと露骨に主張してくるような、そんな声。


「ごめんなさーい、足を挫いて飛べないのよー。後は妖夢が引き継ぐから急いで頂戴なー」


「は!?」


「…………うん」


 何故足を挫いて飛べなくなるのだと問い詰めたい。

 しかし藍色は首を縦に振った。文なりに状況を良くする考えがあると思って、それに任せる事にした。


「あの、そんな事を言われても」


「何よ、貴女の足も充分なスピードじゃないの。藍色連れてとっとと行きなさいよ」


「え、えぇ~……」


 確かに妖夢のスペルカードには、距離に関わる物がある。スピードなら光る物があるだろう。

 しかしどうだろう、このあまりにもわざとらしい頼み事は。


「ゆ、幽々子様のご命令が」


「さ、藍色。妖夢と一緒に行ってらっしゃい」


「うぇえ!?」


 突然現れた幽々子が、藍色と妖夢の手を握らせる。文がニヤーッと笑っていたりして。


「いや、でも」


「命蓮寺に行く」


「行ってらっしゃい~」


「……行ってきます」


 ついに諦めた妖夢は藍色の手を掴み、一目散に駆け出した。残された二人はお互いの顔を見やる。


「お話ってなぁに?」


「あやや、それほど対した事ではありませんよ」


 穴から自分で這い出し、砂を払って幽々子に向き直る。


「私一人で全てを解決しても、よろしく無いでしょう?」


「意地悪ね」


「そうなのよ」


 笑って見せる文の顔は、まるで妹を見送る姉の顔。


「こう言う状況で言うのは可笑しいかもしれないのだけどね」


「あら、自分勝手で良いじゃないのかしら?」


 幽々子はそれを咎めはしない。


「幻想郷はいつも自分勝手だものね」


「あいや、これは一本取られた物だわ」


 さてと呟き、文は飛ぶ。


「私は友人にでも伝えて来るわよ。貴女は?」


「そうね、あの子に伝えに行きましょう」


「あの子?」


「ともだち」







 

 ふと思い出す、少し昔の事。


「月……ですか? 分かりました。協力しますよ」

「二つ返事とは聖らしい」


 幻想郷の外を歩く前、幻想になる前の事。


「儂にも何か手伝えるかの?」

「おおっと、それなら私を外さないでよね!」


 自分は確か、いつものように歩いていた筈だ。


「あ、辻斬りの剣士さん。こんにちは!」

「ああ、藍色さん。次はあの子についていって下さい」

「え!?」


 周りの出来事によく飛び付き、すぐに去っていった。


「こ~んに~ちわ~!」

「うるさいわね、大きい声を出さないでよ」


 そうして各地に友を作り、旅を続けていた。


「こいつ、直接脳内に!?」

「何をやってるのですか。ともあれ、竹林越えてでも来たお客様よ。何のご用かしら?」


 ……なれば、何故自分は幻想になったのか?


「鈴仙、行くわよ」

「えっ!? うそ!? 本気ですか!?」


 ……しまった、忘れてしまった。


「ちょっとおししょ~さま~、餅つきの杵が折れちゃったんですがね~」

「てゐ、貴方ついてきなさい」

「は?」


 忘れたと言えば、自身の過去はどうなのだろう。


「……因幡の兎とは珍しいわね」

「そうでしょうねー」


 全く記憶に無いのも困り者だが、幸いにもそれを知る人が居るのは確かだ。


「……いいわ、付き合ってあげましょう」

「花の妖怪のお許し出たから、あたしゃとんずらしますね」

「……ちょっと?」


 ……それは自分を妹と呼ぶのだが。どういう事だろう。


「成程。私達で良ければ、力になりますよ」

「あたい、鬼さんとか呼んでくるね」


 自分の事を知りたいと思ったのは、これが最初なのかもしれない。


「あ、お燐。もう私が呼んだから大丈夫だよ?」

「こいし……いつの間に」


 だからこそ止める。親友を守り、帰る場所を守り、姉も救う。欲張りに行きたい。


「……色々回ったのね。次はどうするの?」


 しかし、しかしだ。


「ん……」


 そうは行かないのが、人生なのだろう。


「……藍色?」


「……あ……」


 だからこそ、面白いのに。


「……ちょっと? 藍色?」


 面白い事は、決まって早く時間が過ぎる。

 子供は、もう寝る時間なのだ。


「……藍色!? ねえ!? どうしたのよ!」


 嗚呼、こんなにも夜は美しいのに。

 月も星も、朝になると消えてしまう。







 必ず、いつか限界は来る。


「よく頑張ったのね。でももうおしまい」


「う……ぐっ……」


「紫! しっかりしなさい!」

「八雲!」


 どれだけ耐えても、いつか終わりが来る。


「さて、早くお出掛けの準備をしないと。あの子が待ちくたびれちゃうわ」


 注ぎ続けた水はいつか溢れる。


「……まだ、倒れない」


 踏ん張っていた足も、いつか折れる。


「さよなら。スキマの賢者さん」


 終幕は、もう近い。





 だが。


「クライマックスこそ盛り上がる物だよね!」


「あら」


 表面張力と言う物がある。コップに注いだ水が、溢れずにそこに留まるそれだ。


「……私は何千年戦っていたのかしら?」


「あら、貴方が時を越えた訳ではないのよ」


「……あはは、まるで悪夢ね。しかも正夢」


 まだ、耐える。


「「十年後から!」」


「わざわざリベンジに来てあげたのよ! この宵闇がね!」


「九十九神も居るけどね!」


「……ふぅ~ん」


 だから、早く来なさいよ。藍染の親友。



 お待たせしました。

 お待たせしました。

 大変お待たせしました。


 どうも、空椿です。

 九ヶ月以上お待たせした分、今回のボリュームはいつもの三倍……ではなく、四倍でお届けします。


 何故かと言えば、最初は三話で投稿する予定だったから。

 書いてる内に三話で収まらなくなり、急遽四話に増設。その結果やっと収まりました。この計画性の無さよ。


 活動報告に御座いますが、一日置きに投稿します。

 また、後書きは最後に集中させる為、次と次の後書きは御座いません。御了承下さい。


 矛盾点とかあったらごめんなさい。

 では、これにてノシ

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