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東方藍蓮花  作者: 空椿
62/114

藍色と迷家 化猫は敵だ

 迷い家を知っているだろうか?

 ある人物が山奥に迷い込み、途方に暮れていた所だ。偶然なのか何なのか、立派な門を持った屋敷に辿り着いた。

 屋敷の庭には花が咲き乱れ、沢山の鶏が居るらしい。更に座敷には綺麗な食器が多数並べ出されて、火鉢にも火はついたまま。囲炉裏にも沸いたばかりのお湯が。

 しかし人の気配は無く、呼びかけても反応は無かったそうだ。迷い込んだ人は諦めてしばらく休憩をとり、什器を借りて帰ったんだとか。魔理沙はガタッとしてないで座りましょう。

 持って帰ってきた什器で米を計ると何故か米が尽きず、その人は里で大金持ちになったのだが、その什器を返そうと屋敷に行こうとしたがいつまで経ってもたどり着けなかったそうだ。

 少々誤差があるが、いずれの話も迷い人がたどり着き、無人であり、訪問者の家が栄えている。什器を持ち帰らなくても、後から川の上流からどんぶらこっこしてきたりする。それも受け取らなかったらどうなるかは知らないが。


 迷い家は読み方によってはマヨヒガとも言う。幻想郷でマヨヒガと言えば、化け猫橙の住処だ。八雲邸と混同されがちだが違う。





 まあ、これだけ喋れば何がどうなったのかは分かるだろう。ブラブラしていた藍色一行はマヨヒガを見つけてくつろいでいるというわけだ。

 残念ながら、マヨヒガに居るのは鶏ではなく猫であり、花もあまり手入れがされてるようには見えない。更に言うと、家のない一行が什器を持ち帰っても意味がない。


「でも貰っとこう」


「回収〜!」


 しかし無邪気な二人はいそいそと魔理沙の真似をしていた。寿命の多い妖怪が持って行くのだから魔理沙よりタチが悪い。


「どこにしまうの?」


「「あ」」


「考えなさいよそのくらい……」


 後先考えないのはちょっと……


「家建てたら使えるけど……必要は無い」


「何で?」


「建てても住まないから」


 風の向きに導かれ、雲と共に道を歩く。これが藍色のライフスタイルである。


「それくらいなら誰かにあげる」


「でもお米が沢山……」


「小傘か藍色が出しちゃえば米だけじゃなく色々食べられるよ」


「ああそっか」


 なんて話題が出たからか……皆のお腹が鳴った。藍色は鳴らなかったけど。


「……何か食べる?」


「そうね。少し前に食事したせいかよくお腹が空くようになったし、丁度良いかしら」


 今までは食べず、飲まずでも意外とどうにかなっていたのに……ルーミア、何かわかんない?


「……以前の妖怪らしい食事がトリガーかしらね。今まで妖怪として必要な食物を摂取しなかったから、空腹感と引き換えに肉体的な成長がストップしたのかもね」


「肉体的な成長? 妖怪は元々……」


「ああ。老化の方じゃなくて、単純な身体能力の方。私達が今まで成長してたのは知識だけよ」


「確かに」


 つまりこういう事。

 今まで旅をしてた時は、小傘を除いた皆は自身の種族に対応した食事を中々とれずにいた。本当なら食べると微量ながら妖力は増すのだが。

 それ故か、成長の為の栄養や妖力等は生命維持に費やされ、結果的に空腹感は殆ど生まれなかった。


「で、つい最近らしい食べ物を摂取した。それが引き金となり、生命維持に費やされていた分が成長の方に戻り、結果的に空腹感が生まれた」


「成る程〜」


 フランが納得している間、自己暗示に費やしていた小傘が机に大量の料理を並べた。


「その空腹感を満たすにはらしい食事、って事か。やっぱりこうなるかな?」


 並べられたのはしっかり人間加工の料理。藍色の主食は不明なので今回は和風にした。小傘も藍色と一緒だ。


「あ、飲み物もあるんだ?」


「召し上がれ〜」


 喉が渇いていたのか、赤い飲み物を一気に飲み干したフラン。


「…………あれ? これ凄く美味しい」


「本当?」


 ルーミアも頂いた。


「うん、ABのRh-ね。日本じゃ滅多に頂けないわよ。これは流石に驚きね」


「おかげで満たされたけどさ、それが分かるルーミアさんにも驚きだよ」


 日本では上記の血液型の割合は一万人に五人くらいしか居ない。貴重故吸血鬼にとっては高級品なのかもしれない。


「あなたどうやってこんなの出したのよ……」


「え? 皆が美味しいって言ってくれる料理なんて出せないって自己暗示して、能力使ったら出来ちゃった。って感じ」


 少々掻い摘んではいるが大体こうだ。まあ現にフランは満面の笑みだし、藍色も手が止まらないようだが。ルーミアも笑顔だ。


「小傘も食べれば」


「あ、うん」


 約二名は恐ろしいが、微笑ましい食事が続いた。







「静かで良い」


 マヨヒガで相も変わらずくつろぐ四人。話の内容はあまり変わらず食事の事だ。


「じゃあ、このまま食べ続けたら成長していくんだ?」


「多分。フランはレミリアより大食らいだし、もしかしたら容姿もすぐに大人みたくなるんじゃないかな?」


「可能性があるのが何とも……」


「でも、怯える人間を直接襲った方が効率は良い」


 藍色はサラリと黒い事を言う。藍色だと思ったら黒色だったとか冗談じゃない。

 まあ嘘ではないのだが。妖怪の類は人間のマイナスな感情で成長するからね。

 リアルタイムで襲われている人間の恐怖は凄いよ? 特に死の恐怖はね……


「まあ、八雲の許可が無いからやらないわ」


「小傘が生きた人間を出せば」


「流石にそこまでやりたくないよ!」


 既に神の冒涜のレベルになってきた。せめて料理までにさせてくれ……って紫も大体冒涜してますよね。


「じゃあ藍色がやる?」


「必要なら」


 まあ小傘が居るから必要無い。小傘頼りだけど仕方無いか。


「薄々考えてたけど、段々小傘がとんでもない事になってきた」


「私だけじゃなくて皆でしょ〜?」


「私が知識を提供、フランが攻撃し、小傘が場を乱し、藍色が隙間を埋める、みたいな」


 見事な連携と感心するな。


「後方支援が居ない」


「今は必要無いんじゃないかしら。傷をフランに破壊させれば治るわよ」


「疲労は残るし痛みは完全には消えない。そこまで一々破壊している暇は無い」


「む〜、私がもう一人居たらな〜」


「フランの実力なら出来なくも無いかもだけど、統制が難しくなるから止めときなよ」


 まあ、統制まで出来たら誰もフランを止められないよね。ルーミアは打開策が出るかも?


「ま、その話は八雲が手応えのある奴らになったらね」


「「「は〜い」」」


 その会話が済んでしまうと、すぐに面白みが無くなってしまった。旅が基本の四人が旅をしないと話題も見つからないよね!

 しかし、藍色は少しの間歩きたくないそうだ。大方気分的な問題だろうが。


「……でも退屈よ」


「ご主人様、出かけないの?」


「出かけない」


 藍色の気まぐれも困る物です。多分藍色に慣れた人って、慣れたの字を借りた感化なんじゃないかなとか誰かが思い始める始末だが。


「じゃあ何か面白い事してよ〜」


「よ〜!」


「分かった」


 二つ返事。何をするのか楽しみだなぁ……


「十分で誰か来る」


「え、呼び寄せるの? 八雲が来なきゃ良いけど……」


「八雲は省いた」


 なら良し。しかし、一分経つ前に誰か来た。元々来るつもりだったのか? しかし、マヨヒガに意図的に来れる奴って……


「あ、藍色さんじゃないですか! お久しぶりです!」


「あ」


 橙。マヨヒガを住処にしちゃってる化け猫だ。一応藍の式でもあるし、立場上は藍色と敵対しているわけだが……


「へぇ! 強いって凄いですか?」


「強いと凄いけど、信じられないんだよね」


 あれま、意外と好意的だ。まあ話題が出来たなら何でも良いのがこの一行だ。


「藍色さん! 私も藍様みたいに強くなりたいです!」


「頑張れ」


 藍色の面白くない返事。うわぁ……


「ま、積極的に修行すれば強くなるんじゃない?」


「でも、最近伸び悩んでしまって……」


「…………あれ、妖夢が一瞬見えたような」


 小傘が目を擦る。確かに状況が似てる……


「想起「魂魄妖夢の憂鬱」?」


 おいルーミア。


「どうすれば良いですか? 藍様の力になりたいのになれないのは悲しいです」


「……おいで」


 藍色がマヨヒガの奥に橙を引っ張っていった。


「あらあら、また荒療治かしら」


「藍色って意外ととんでもない事するよね」


 否定しない。藍色は過剰に手を加える事が多々あるからねぇ。なんて考えてた時、ルーミアが傘を横に振る。パコンと音がした。


「痛い!」


「修行が足りないわよ、こいし」


「居たの!?」


「今来たんだよ〜」


 相変わらず唐突な登場をする古明地こいし。やはり胸元の目は閉じているが、本当の目は前より鋭く、澄んだように見える。


「何か面白い事でもあったみたいね」


「あ、分かる?」


「私にも分かるな〜。面白い目をしてるから」


「私も何となく」


 こいしはえへへ〜と言う。さて、どんな話を聞かせてくれるんだ?


「白玉楼にフラフラしてた時ね、何でか庭師さんに見つかったの。気がついたら庭に仰向けよ?」


 妖夢強ェ!?


「それがきっかけでお友達になったの。あの二人の剣舞を見ると迷いが無くなる気分」


「……幽々子、もう舞えるんだ」


「ついでだから私も二人の鍛錬に付き合ったのよ。そしたらいつの間にかこんなのになったよ」


 見てみて〜と自分の目を指差すこいし。


「こんなの、かぁ。何か変わった?」


「見るに関連する物が大体成長したのかな?」


「三つ目の目を持つ覚ならではかしらね、見る事に長けてしまうのは。多分元々才能があったんじゃないかしら? 幽々子に何か言われなかった?」


「ん〜? 『面白い目ね』って」


 幽々子が火付け人か……? わざと鍛錬を変更したりして才能を開花させたのか? 西行妖の目の前で開花とかなんのブラックジョークだろう。

 そうなると、さとりにもこの才能はあるのかもしれない。今度けしかけてみようかな?


「妖夢に感化されてるなら、動体視力が特に伸びてるかしらね。あの子速いから」


「うん、すっごい速いから目が回るよ?」


「妖夢って以前はトップスピードは文以上って聞いたけど」


 フランの疑問には戻ってきた藍色が答えた。


「瞬間最高速度なら確かに文より速かった。本人談」


「おかえり、どうだった?」


「幻術に何か琴線に触れた部分があったみたい。強さは元に戻し」


「藍色、こんにちは〜」


「……こいし」


 混ざってきたなら丁度良い。話題に参加だ。


「他の部分も伸ばせば良いのに」


「え、でもどうすれば?」


「犬走椛を紹介する。目に関してなら最高峰だから」


 マヨヒガにあった紙を適当に拝借し、紹介文を書いてこいしに持たせた。椛の居場所も伝えたので安心だな。


「バイバーイ」


 そして居なくなる。何だろう、また会いそうな気がする。


「……変わった才能って誰にでもあるのね」


 フランが小さく返事をした。


「……ありゃりゃ? ここってまさかねぇ……」





「またお前か死神!」


 いい加減サボるなよ。と皆が言いたい言いたい小町が現れた。


「いやぁ、適当に歩いてたら偶然ね」


「それならおめでとさんだよ。ここマヨヒガだよ」


「おぉ? それはラッキーだね。ここならしばらく四季様に見つからないだろうし」


 お前、それで良いのかよ……


「しかし、あんた達とはよく会うね。何でかな?」


「奇縁でもあるんじゃ」


 藍色がさらりと言ったが、奇縁だけで済めば良いなぁ。橙もこいしも今回で最後なハズがないし……

 まあいいや。


「さて、これは上がって良いのかね?」


「好きになさい。迷い家は入って寛いで盗む為に存在するのよ」


「ルーミアさん、ここに住んでる人居るよ?」


「知らない」


「いや、ご主人様が返事する場面じゃ」


「知らない」


 藍色ェ……そして返事をしないルーミアェ……


「ま〜、お言葉に甘えるとするかな」


「良いのかなぁ……」


 向こうの橙に聞いてね。







「いやぁ、美味いねぇ。立派な式も近いかな」


「そうですか?」


 橙が手作りのお菓子を持ってきたらしく、隣の小町は美味しそうに食べていた。


「……あはははは」


 その様子を、乾いた笑い声をこぼしながら見るルーミアと、無表情な藍色。

 フランと小傘は疑問を浮かべるが、小町の様子をじっと見つめて、しばらくすると笑いを堪えていた。何事?


「うん、正直八雲より美味いんじゃないか? 」


「あ〜、それは当然ですよ」


「あ?」


 橙が小町からお菓子を奪い、息を吹きかけた。お菓子は消えた……あれ?


「幻術ですから」


「ブッ!?」


「「あはははははは!」」


 ……おいおい。小町が他に貰っていたお菓子も消えていた。


「藍色さんが言ってました。化け猫は騙してこそだ、五感全てを騙しきるのが幻術だ、って」


「だからって人を幻術でもてなすな!」


「これはテストですよ。藍色さんに言われました」


「いつ言ったのよ」


「来客が来るのは決定していた」


「そうくる?」


 来客をテストに使うな! これが映姫とかレミリアだったらどうするんだよ!


「藍色ォ? 子供に何を教えてるんだい?」


「……う?」


 小町がに〜っこりしながら藍色を見詰める。なんか怖い。


「うむ、これは四季様直伝の説教をしてやる必要があるかなぁ?」


「え」


 小町が目の前に現れ、藍色の肩を掴む。


「正座」

「嫌」

「しな」

「嫌」

「するんだ」

「い」

「却下だ」





 結局体育座りで妥協した。


「さて藍色。人の手助けをしたりもてなさせたりするのは確かに良い事さ。四季様に言わせなくてもこれは善行だろうさ」


「うん」


「口は挟まない! 黙って聞くんだよ。ほら、口は一文字にしな」


 端から見てる皆も困っている。


「今回橙の手助けをしたんだろうね、橙本人の口から出たから言い訳は無用だよ。まあ良い事さ。だがやり方が間違っている」


 小町がいつもよりしっかりした目で藍色を睨んだ。


「なんだい? テストとして誰かも分からない客人を間違った方法でもてなさせるって。聖白蓮のような心の広い奴なら良いが、乱暴な奴ならどうするつもりなんだ。被害を被るのは橙だ」


 …………早口になってきた。映姫が見える。


「今回を教訓にして、あんたはもう少し結果を考えな。悪い方向には向かないハズだよ。納得したのなら返事しな」


「……はい」


「良し、後は橙に頭を下げて終了だ。出来ない奴じゃないだろ?」


 満足したようで、軽く息を吐いてからマヨヒガの庭に出る……あ、猫と遊んでる。


「……怠慢死神の珍しい一面。お姉様に言ってみようかな」


 結局藍色は素直に頭を下げ、橙が笑って許す結果に終わった。小町も凄いね……







「ん、甘味が強いかな」


「そうね、もう少し控えめなら丁度良いわ。レシピを見せてくれない? 修正するわ」


「は、はい」


 今度は本物だ。ちゃんと腹は膨れるし、間違い無い。橙とルーミアが奥に消え、残った小町はのんびり空を眺めている。

 短めの説教を聞き入れた藍色は今は猫とじゃれあっており、花の乱雑さにイライラしていた小傘は能力を使ってまで調整を始めた。遊び疲れたのかフランはマヨヒガの中で眠っている。


「うん、この一行の中に居るのも楽しいね」


 小町が一言呟き、紙を一枚出して何かを記して立ち上がる。紙は座っていた場所に置いた。


「満足したよ。しばらくは熱心にやれそうだ」





 小町が立ち去ってしまい、満足して来た藍色は拍子抜けした。


「……もう帰っちゃった」


 置き書きを拾いながら言った。『充分満足したからもう帰る。また会おうよ』と書いてある。


「どうせ、また会うよ」


 書き置きを懐にしまい、部屋の中のフランに近付いて一緒に寝転んだ。


「えへへ……お姉様〜……」


「……姉」


 十中八九レミリアだろうな。最近熱心に勉強や修行に励んだ結果、立ち寄った萃香と三回勝負して完勝を奪い取ったと噂が流れてきていた。妖怪ネットワーク万歳。

 この姉妹、本当に仲が良いようだ。ちょっと羨ましくも感じる。義姉ならルーミアが居るが……


「家族は居たのかな」


 自分の生い立ちを考えると可能性は無いに等しい。ただ単に忘れているだけで本当に居るかもしれないが……


「…………止めた」


 まだまだ思うには早すぎる。藍色は思考を止めた。藍色が真実を知りたがるのはまだ遠いかもしれない。







 で、夜。そろそろ新月も近いかなと思い始めた位の日にちだ。


「ありがとう御座いました〜」


 橙と別れた。本人はついて行きたいと言っていたが、藍色と紫の難しい関係上難しいと藍色が判断。フランによって説得され断念となった。


「またね」


 まあ、また会う事に支障は無いだろう。再会の約束を交わしてサヨナラした。

 マヨヒガに残ったのは、どこか満足げな猫達と美しく整えられた花々と、橙だけとなった。







 ちなみに……


「藍色じゃなくて、さとりの妹なら来たわねぇ」


「いつの間にか消えましたけど」


「……残念ね、何か聞けたらと思ったけど」


「仕方ありません、他をあたりましょう」


 藍色を探して幻想郷一周の旅。紫達は白玉楼に、


「次はここを探しましょうか」


「範囲が広いですが……」


「式神を使います」


「分かりました」


 藍達は妖怪の山に来ていた……


 藍ルーは藍の満月とか執筆中に浮かんだ天色の空椿です。モ○ハンのあの猫可愛いよね……

 ちなみに空椿がお気に入りなのは美フラは希望の虹です。だからと言って美鈴とフランが一番好きな訳じゃないですが。



 まずは、不知火さんお賽銭どうもです。最近はちょびちょび集まるようになって歓喜してます。私は幸せ者です……


 目が三つあるのに見る事に長けてないなんておかしい! という妙な理屈が進化して古明地姉妹の強化フラグに繋がりました。こいしがどうなるかは後々のお楽しみですね。

 にしても、藍色が与える影響は幻想郷縁起を書いてる阿求に大ダメージですね。しかし自重してなるものか、藍色は止まりません私も止めません。


 説教臭い小町は大好きです。映姫とは違って脱線せずに短くキメます。

小町はサボり魔な部分だけが浮かびますからちょっと可哀相かな……


 橙は同行させてやろうかなと思いましたが、八雲一家とはアレな関係なので、断念しました。しかし放置もどうかと思い、幻術を伝授してやりました。これが上手くなれば藍も認めるでしょう。


 次回は蓮華畑に行きます。地名募集してますんで、気が向いたらどうぞよろしく。現時点での空椿の限界は『藍染の平原』です。凄く味気ない。太陽の畑が向日葵の畑なくらいに味気ない。捻れない……

 当分決まらないですが、いい加減無名平原からは脱したいです。皆様のお賽銭お待ちしてます。


 では、失礼しますノシ

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