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東方藍蓮花  作者: 空椿
38/114

藍色と鈴蘭 猛毒は敵だ

「そろそろ行くよ」


「はいはい」


「分かった!」


 適当に幻想郷をフラフラし、天子一行を観察したり紫に見つかって逃げ回ったりしながらいつも通りの事をしていた。

 まだフラン達との会話から二日も経ってないが、せっかちな藍色はもう行くらしい。


「でも、もうちょっと待っても良いんじゃないかしら」


「行く」


「はいはい。八雲も近いし、急ぐわよ〜」


 もう何度もお世話になってる黒鳥を出し、三人で乗って空を駆けた。紫が何か言っている気がした。


「あやややや? 皆揃ってどこに行くのよ?」


 すれ違ったオフモードの文がピッタリついてくる。


「紅魔館よ」


「そういえば、あの吸血鬼姉妹とも仲良しだったわね、藍色」


「うん」


 ちゃっかり黒鳥に乗ってきた。


「これだけ大きいと何人でも乗れそうね」


「これから何人も乗る予定が出来るかもよ?」


 小傘が言ってみた。


「ほうほう、そんな様子は是非激写したいわね。しないけど」


「したら新聞社に襲撃に行くわよ」


「潰す」


「ご主人様もルーミアさんも怖いから〜」


「こんな危険が詰まってるからしないのよ」


 賢明な判断だ。


「じゃ、またね。今度は」


「帰れ」


 取材はとっとと拒否し、小傘に文を突き落とさせた。


「あや〜〜〜っ!?」


 さよなら〜







「あ、藍色さん」


「見にきた」


 紅魔館の門の前に降り立ち、美鈴に挨拶した。


「妹様がお待ちですよ」


 ん? お待ち?


「え、もう話済んだの?」


「はい。詳細は本人に聞いて下さい」


 美鈴は門を開け、三人を通す。


「……藍色もせっかちだけど、フランも相当かもしれないわね」


 ルーミアの呟きは小傘だけに聞こえた。







「いらっしゃいませ、お三方」


「こんにちは」


「どこに行けばいいの?」


「案内します」


 咲夜が背を向けて歩き出したので、三人も後を追う。長い廊下を早足で歩き、到着したのはレミリアがいつもいる部屋。


「どうぞ」


 藍色が無言で開けた。皆は失礼しますくらい言おうね!

 長いテーブルに沢山の椅子があるが、住人達はかなり様々な場所に座っている。


「藍色!」


「もう来たのね」


 吸血鬼姉妹が奥の椅子に座り、


「もう少し待たなければいけないかと思ったわよ?」


 魔法使いと使い魔がその辺の適当な場所に座り、


「お好きな場所におかけ下さい」


 メイドがレミリアの隣に座り、


「失礼します」


 遅れて後ろから来た門番が入り口からやや近い椅子に座った。

 三人はレミリア達に少し近い場所をチョイスし、目線をレミリアに向けた。


「よく来たわね。どこから説明しましょうか」


「結果」


「はいはい、だろうと思ったわ」


 レミリアが落ち着いて話す。


「結論としては、私達はフランの藍色達の同行を認めたわ」


 結局か。


「というより、最初から認めていたような物なんだけど」


 ……あれ? そうだったんだ。


「フランは最近狂気の制御を可能にしたし、その時点で本当は自由にしてあげたかったのよ。でも外を知らなすぎるし、何より力加減が出来なかったから外には出さなかった」


 そりゃあまあ、いつ爆発するか分からない爆弾のような子を外出させるわけにはいかないよなぁ……


「でも、しばらく見てたら知識は吸収するし、能力の制御も出来始めた。それに、藍色達と一緒なら安全だと思ったのよ」


「あら、私達随分信頼されてるのね」


「元々人喰い妖怪だったあなたが大人しくしてるのが一番の要因よ」


 確かに以前と比べるとかなり丸くなったが……


「それと、フランが熱心にこっちを説得しようとしてきたしね。その熱意を信じる事にしたわ」


「ふぅん」


 いつもの返事。やはりブレない。


「パチェも心配はいらないって言ってるし、あなたを信じるわ」


「そう」


 藍色がレミリアから目をそらし、フランに向ける。フランがピクリと反応する。


「来るの?」


「うん!」


 元気いっぱいの返事。藍色は少し間を開けて……


「おいで」


 途端にフランは椅子から降り、藍色に突撃。抱きついた。


「うぁ」


 ちょっとキツかったみたい。


「藍色、フランを頼むわよ?」


「うん」


「藍色〜」


「何?」


「よろしく!」


「うん」


 そんな様子を紅魔館のメンバーが様々な目で見る。パチュリーはどこか納得した目で、美鈴は子を見る親のような感じ。咲夜は少々不安そうだ。


「小傘、日傘お願い」


「はいは〜い」


 この中で唯一影を遮れる物を常備している小傘に任せた。黒鳥での移動の時に風圧がちょっと鬱陶しいかもしれない。


「でも、黒鳥に乗ってる時に風が辛いかもね〜」


 あ、言った。そして藍色の返事は……


「風の抵抗を受け付けないようにした」


「行動早いわね」


 流石の藍色だった。だんまりだったパチュリーに突っ込まれたが。


「やれやれ、失敗したらどうするつもりだったの?」


「視点を切り替えて再挑戦する」


 藍色の能力ならただ言い方を変えるだけでも出来るらしい。例として、必ずと百%と十割みたいな感じ。


「……ま、終わりよければ全てよし、か」


 藍色達が一斉に立ち上がる。


「あら、どうしたの?」


「もう行く」


「え?」


 フランを含め、紅魔館のメンバー全員が面食らった。


「ちょ、いきなり何よ?」


「もう行く」


「藍色ならそろそろ立つかなと」


「ルーミアさんと同じかな」


 藍色の性格を随分理解しているようだ。


「さ、流石に行動早いんじゃ」


「またね」


 小傘がフランを背負い、四人で一斉に出口へ突っ走った。


「ちょ、ちょっとぉ!?」


 思わず叫ぶ程の出来事だった。数少ない窓から見えたのは、何かから逃げるように飛び去る巨大な鳥だった。


「……なんなのよ」


 気を休める暇は無い。別の窓からいきなり突っ込んできたのは最強と名高い式だった。


「失敬! 今藍色さんが居ませんでしたか!?」


「タッチの差で飛び去られました」


「……これは、予想外に手強い相手だな。失礼しました」


 いつの間にか窓を修復した八雲藍はすぐに立ち去った。いきなりの事でかなり困ったが、パチュリーの復帰がかなり早かった。


「そういえば藍色達って八雲に追いかけられてるのよね」


「……つまり、逃げ出したと?」


 咲夜の言葉に頷いたパチュリー。


「噂だと、もう随分逃げ回ってるらしいけど?」


「……やるわね」


 しかし、場合によっては能力を使うだろう。その時は確率頼りだし、運が悪いと失敗するだろう。


「仕方ないわね、フランを連れ出してくれた恩もある事だし……」


 レミリアが能力を使う。


「ちょっとは、運が良くなればいいわね」


 その言葉を聞いたのは本人だけである。







「凄い凄い!」

「はっや〜い!」


 小傘は差した傘に、フランはスピードに驚いている。黒鳥は物凄い速度で、地上の景色がどんどん変わる。それなのに小傘の傘は一切風に巻かれる事は無かった。自分の前に突き出せば無風状態に出来るだろうが、フランがいるからやらない。


「やれやれ、結局連れ出すに至ったわねぇ」


「そうね」


「私は楽しいからいいよ?」


 帽子を押さえながら言うフラン。とてつもない笑顔だ。


「さて、用事は済んだからまたどこかに寄りましょうか」


「じゃあどこ行くの?」


 全員の目が藍色に向くが、藍色は既に決めていたようだ。


「幽香の所」


「了解〜」


 黒鳥が大きく旋回し、方向を変えた。







 太陽の畑、お馴染み幽香の基本活動場所である。基本的には幽香だけだが、今回来てみるともう一つの影がある。


「幽香〜」


 上空からの声に、少し顔を上げる幽香。藍色達を確認すると笑顔を深めた。


「あら、藍色じゃない」


「や」


「「こんにちは〜!」」


 小傘、フランが一緒に挨拶。羽がパタパタ動いたので、傘から出ている舌まで使ってカバーする羽目に。


「あら、新顔?」


「うん! また会ったね!」


「知ってたんだ?」


「そうね、以前永遠亭で会ったわ」


 地面に降り立ち、幽香の隣まで歩く。


「幽香さん! 終わったよ〜」


「あら、ありがと」


 ひまわりの影から小さな少女が顔を出した。


「誰?」


「ああ、あの子? この近くの鈴蘭畑にいるメディスン・メランコリーよ」


「鈴蘭畑」


 次の行き先に決まった。


「幽香さん、誰?」


「手前の全身藍染な子が藍色、向かって右に居る特徴的な傘を持ってるのが唐傘の付喪神の多々良小傘、相合い傘をしてる羽付きが吸血鬼のフランドール・スカーレット、向かって左にいる長身が宵闇のルーミアよ。安心なさい、全員妖怪だから」


「メディスンです! よろしく〜」


「うん」


 小さな手が握手を求めてきたが、藍色が首を傾げたのを見、変わりにルーミアが人差し指で握手した。


「もしかして、人形かしら?」


「そうよ?」


「懐かしいわね。暗い森で人形を抱えて、それに話しかけながら気丈に振る舞う少女を思い出すわ」


 ……なんか、妙な空気を流すルーミア。


「で、ルーミアはその子をどうしたの?」


 フランの質問に、ルーミアは少々ズレた答えを出した。


「美味しかったわ」





「ツッコミ待ち?」


「別に?」


 お前はなぁ……


「人形は!? ねえ、人形はどうなったの?」


 人間より人形が気になるらしいメディスン。


「あとから来た女性が喚きながら持って行ったわ」


 ……………………おい?


「な、なんか胸が痛くなる話だなぁ……」


「小耳に挟んだ、人形を持ち歩く婦人って……まさかね」


 幽香にまで風の噂は流れたらしい。


「ま、その時の私は満腹だったからそっちは食べな」


「もう言わないで」


 藍色によってストップがかかった。


「ま、ドロドロした話は終わりにして、家に来ないかしら? お茶をご馳走させてもらうわ」


「貰う貰う〜!」


「えへへ、それなら遠慮無く……」


 じゃ、頂きますか。小さな小屋に全員入っていった。


 鬱展開まっしぐらの会話をなんとも思わない辺り、、こいつらもちゃんと妖怪なんだね……







「メディスンは普段何をやってるの?」


「人形解放運動」


「なぁに? それ」


「人間達から人形を守る為の計画よ!」


「ふぅん」


「あ! 今鼻で笑ったでしょ!?」


「いいから静かになさい」


 退屈しないなぁ。メディスンが特に……


「メディスンが思ってる程、人形は束縛されてるわけじゃないみたいだよ?」


「何よ! チビに言われたくないわ!」


 本を暗記して世間の人形に対する扱いをしっかり記憶しているフランに隙はなかった。


「大きさ的に」


「ご主人様、ストップ」


 それ以上いけない。


「人形解放は良いけど、人形を本当に大切にしている人からも人形を取り上げるつもり?」


「どうせ、飽きたら捨てるのが人間よ。それを未然に防がないと真の解放は成り立たないわ」


「ごめんなさい、どう聞いても子供が無茶苦茶な理論を述べてるようにしか聞こえないのだけれど」


「な、何よ」


 ルーミアがメディスンの顔を見つめる。距離はやや近い。


「それは全てあなたの考えであり、想像よ。人形は口で語らないけど、真に人間を恨んでるなら今すぐにでも怨念を呪いに変えて持ち主を不幸にするハズだけど。でも、人里にいる全ての人形にそんな傾向は見られない。何故?」


 ルーミアがマシンガンのように言葉を並べる。フランと藍色は仲良く聞き、小傘もなんとか理解しようとしている。幽香は興味が無いらしく、のんびりとしている。


「別の視点を知るべきよ、あなたは。無知すぎて自身の想像に捕らわれてるわよ?」


「あ、あなたに言われたく」


「生意気」


「なにおう!?」


 幽香が今の掛け合いに少し笑った。


「私に噛みつきたいなら、まず今の私の発言を論破してからにしなさいな」


「ぐぐぐ……」


「多分誰がやっても無理よ」


 幽香に言われてしまうルーミア。


「そうでもないわ。我の強い藍色なんかは論を意地でも通してしまうし、知識と発想に長けたフランも正面から看破出来るんじゃないかしら? 小傘だって一瞬の閃きは馬鹿に出来ないし」


「ルーミアさん、過大評価しすぎ」


「さぁね」


 メディスンが黙り込んだので、最後に言葉を重ねる。


「天人とその仲間が来たら着いていくのをオススメするわ。あっちにも知識人はいるし、視点も大分変わるでしょ」


「……気が向いたら、ね」


「はいはい」


 一度大きく息を吐き、少々大きな声で喋る。


「場の雰囲気が落ち込んじゃったかしら? そろそろ話題を変えましょう」


「じゃあ、八雲紫の白玉楼での大失態なんてどうかな?」


 小傘ェ……


「あら、それには興味が出るわね。脅しの材料になりそうよ」


「面白い?」


「かもね〜」


 紫がくしゃみと悪寒を同時に出す偉業を成した気がする。偉業かどうかも知らないが。







「で、ご主人様が紫の額にそれをバシ〜ンと!」


「あはははは!」


「あ〜ら、妖怪の賢者ともあろう者がねぇ……」


「し、式に仕返すなんて……」


 初めて聞いた三人の反応は様々だった。


「あれは流石に吹き出しちゃったわね」


「その後はもうやりたい放題」


「してない」


 小傘が一々表現を大きくしてしまうので、藍色が毎回訂正を入れている。


「うるさいからって命令で黙らせたのよ」


 そして、ルーミアがそこを掘り下げる。


「式を貼り付けると、主人の命令には従うようになるのよ。あと、主人の嫌がる事は出来なくなるの。後者は強制力はあまり無いのだけれど」


「じゃあ黙らせたって?」


「ご主人様が「うるさい」って言った瞬間お口チャック! その時のひょ、表情と……っ!」


 言い切る前に大笑いしてしまったが、内容は伝わったので良し。


「惜しかったわねぇ、あの顔をもう二度と聞けないと思うと……」


「残念ね、その表情を撮影出来てたらこの上なく楽しいのに」


 ルーミアと幽香が呟いた途端!


「誰が呼んだかあやややや〜っ! 清く正しく美しい射命丸文でっす!」


「あれ? なんか増えてる?」


 フランのツッコミ。出だしも前と違うし……


「射命丸?」


「これはこれは初めまして。 妖怪の山で新聞記者をしております、天狗の射命丸文です。これ名刺」


 メディスンに名刺を渡す文。


「さて、今回危険度トップスリーに入る太陽の畑で、わざわざ他者有効度ワースト一位と名高い風見あややややややっ!?」


「うるさいわね〜、この羽を千切ったら黙るかしら?」


「幽香! 何してるの?」


 フランが立ち上がる。幽香は文の羽の根元を掴んで引っ張っている。


「どんなに本を見ても分からないでしょうけど、文って羽を引っ張ると面白いのよ?」


「そうなの!?」


「幽香さん! 子供に歪んだ情報をあややややややっ!」


「本当だ!」


「フランさん! 私はオモチャではあやややややや〜っ!」


 フランが目を爛々と輝かせながら羽をグイグイ引っ張っている。藍色が声をかける。


「やり過ぎ」


「は〜い」


「た、助かりまし」


「貸し一つ」


 文は滑った。


「で、一体何の用なの?」


「フッフッフ、よくぞ聞いて下さいました!」


 滑った後にもかかわらず、素晴らしいテンションを披露する射命丸。


「皆様方がご所望の場面! この私、最速の記者こと射命丸文が!」


 テーブルに右手をバンと叩きつける。


「しっかりと撮らせて頂きました!」


 文が手をどけると、見事に崩れた表情をする紫の姿が!


「「「「「……………………ぷ」」」」」

「む」


 部屋が笑いに包まれた。


「文! 私、今初めてあなたを賞賛するわよ!」


「少々気に障りますがありがとう御座いますルーミアさん!」


「ぐっじょぶ」


「あやややや!? 藍色さんからのお褒めの言葉ですか! これは貴重ですよ!」


「天狗、見事な仕事よ。これから新聞読んであげるから持ってきなさい」


「なんと! 幽香さんまで!? これは私の人生最高の瞬間です!」


 テンションが有頂天な文。そんな文に藍色が……


「ねぇ」


「何ですか藍色さん!」


「これ頂戴」


「それは流石に出来ません! これは新聞に」


「貸し」


 結局、藍色に押し切られた。







 だが、この日以来新聞の購読者が跳ね上がったらしく。文は藍色を信仰しようかと思い始めたそうな……





 で、藍色の密かな持ち物に紫の写真が追加された。







 ちなみに……


「……な、何よこの新聞はああぁぁ!」


「ああ賢者様、その新聞は件の天狗の物ですよ」


「あ、あ、あんのパパラッチィィィ!」


  藍色を探して幻想郷一周の旅。紫は人間の里に……


「……やはり来てない、か」


 藍はマヨヒガに来ていた……


 最初は普通のお茶会だったのに、気がついたら凄いことにしてしまった空椿です。


 紫の写真ですが、額にお札を貼られて口をあけて呆けつつも驚いている感じだと思って頂ければ。普段そんな顔を全く見せない紫なら、かなりレアな写真でしょうね。


 ハテサテ、妙な事になりました。藍色は幻想郷にかなり旋風を巻き起こしてる気がする。巻き起こしすぎて竜巻になってる。 ちょっとこれは自重すべきなのか……?

 ま、いいや。藍色だし。



 フランの成長具合は自重しませんでした。その内東方求聞史記に載せますが、それは小傘を魔改造してからです。お待ち下さい。

 藍色一行は現在四人です。空椿には六人にしておきたい所。後二人だ! 

 そんな感じで一応数が増えていく予定のある一行、何となく家族のようになっています。ルーミア>藍色>小傘>フラン?

 藍色とルーミアの間に誰か欲しいね。差が大きい。


 まあまあ、のんびり行きましょう。今回はこの辺りで失礼します。







 紫の写真(レア度⑨)

 射命丸の撮影によって絵に残された貴重な一瞬。紫の面食らった表情が写っている。

 価格 藍色に聞け

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