藍色、独断を染める
「だぁ~っ! 疲れた……」
我が家の扉を開きながら、部屋に散乱する道具達に開口一番。疲労感満載の叫びを贈る。返事は無い。
引き摺るように身体を動かし、洋風なベッドにぼすりと倒れ込む。服を着替えるとか風呂に入るとか、そんな気力も皆無。取り敢えず横になりたかった。
「成果無し、か」
どれだけ飛び回ったかは正直忘れた。ただ、その結果が芳しくないと言う事だけが重くのし掛かる。
もう何日もコレだ。このままでは、いつかも分からぬ藍色の眠りまでに間に合わない可能性が高くなる。
……ただ、まだ大丈夫と言う漠然とした自信が魔理沙にはある。と言うのも、日頃から月と言う物に関わってきた藍色の事だから、その月が最も輝く日に何らかのアクションがあると言う予想がある故。根拠としては少々物足りないが、魔理沙はこれを信用した。
その満月までにはまだ数日ある。それまでに何とか協力者足り得る存在を見付けたい……と霞む頭で考え。
「……あ、飯食わなきゃ」
ぐぅと鳴った腹のお陰で、ボーッとした状態から帰還する。意外と規則正しい生活をしているのに自分で感心しつつ、重たい身体を持ち上げて晩飯の支度を開始するのであった。
漬物を切らしていて項垂れたのは、蛇足としておく。
「つっても、他に誰が居たかな……」
味噌汁を堪能しつつ、取り敢えず思い付く知り合いの顔を浮かべてみる。
ここ数日で大抵の奴には声をかけてみたが、悉く撃沈している事は苦い思い出として記憶している訳だが。
じゃあ、声をかけていないのは誰か居ただろうか……
「居ねぇ」
少なくとも、知り合いにはゼロだった。
流石に全く見知らぬ妖怪に自分の主義主張を押し付ける訳にも行かないし、これはどう見ても手詰まりだろう。
「まぁ最悪一人ででも行くか」
しかし、そこは魔理沙。確固たる実力に裏付けされた自信が、肩を並べる者が無くてもある程度は良いと判断した。数々の異変に関わってきた魔理沙は、単独行動も慣れっこである。
それこそ、勝てるかどうかも分からない実力者を相手に、何度も勝利をもぎ取ってきた実績もある。今回もある程度は大丈夫だ、と言う気持ち。
ただ、『ある程度』が何処まで通用するか。と言う問題だが。
「……アイツらと戦う事になるなら、死合いだもんな」
今まで弾幕勝負と言うルールがあったからこそ、魔理沙は強大な存在にも向かっていく事が出来た。勿論本人の実力も含まれるが、この『弱者に有利、強者に不利』なルールが、何処まで行っても人間である魔理沙を後押ししていた。
が、それが藍色達では話が違ってくる。
妖怪本来の力や能力の発揮される死合いの場合、弱者側との力の差は大きく現れる。天才肌の霊夢は上手く適応したが、魔理沙はそこまで上手く出来ない。
しかし、あの一行は襲撃者に対して合わせる事はしてくれない。皆優しかったり世話焼きだったりするが、家族を害するであろう相手に容赦は無いだろう。流石に本気で殺り合う事はして来ないだろうが。
「……どーすっかなぁ」
食器を片付けながら呟く。
先伸ばす猶予の日に日に減る問題の解決法が見付からず、徐々に焦る。
まだ大丈夫と言う自信があっても、それでも時間制限は長くない。残った時間で、何が出来るだろうか。
結局、眠りに落ちてもその考えは纏まらなかった。
そして翌日の事。玄関の扉が叩かれる音で魔理沙は目が覚めた。
「んぁ……?」
コンコンと規則正しく鳴らされる音はやや控えめで、玄関からやや遠い魔理沙のベッドまで音が届いたのは幸いかもしれない。
それはともかく、珍しく現れた客人を立ちっぱなしにしておくのは悪い気がするので、軽く身支度をしてから扉を開け放った。
「へいへい、どなたですか~……っと」
「やぁ」
玄関に立っていたのは、小さな賢将ナズーリンであった。
「なんだ、珍しく客が来たと思ったら……本当に珍しい奴が来たな」
「野暮用と言う程でもない、ちょっと大事な用件でね。上がって良いかい?」
「朝飯前なんだが」
「作ってあげようか?」
「精進料理じゃなければな」
「一応ある程度は作れるよ」
「上がって良し」
実に現金な魔理沙であった。
ナズーリンも料理を作る件に特に文句を言わない辺り、結構重要な話題を持ってきただろう事は、魔理沙にも判断できる。
取り敢えず、家に上げた。
ありとあらゆる物が雑多に転がる、実に掃除の甲斐がありそうな床を歩みつつ、物が適当に積み上げられた机をこれまた適当に片付ける。
そして家主はそのテーブルの前に座り、ナズーリンを『さあ作れ』と言わんばかりに顎で促す。
「君に遠慮は無いのかい?」
「実家を出た時に忘れてきたよ」
「今すぐ拾いに行くのを強くオススメするよ」
まぁ、口約束とは言っても破る気は無い。言われた通りに料理の前準備をし、いざ食材を確認して。
「……あまりに無茶が過ぎるよ」
米、味噌、塩。
そのまま崩れ落ちそうな勢いで項垂れたのであった。
「家主に買い物に行かせる客とは如何か」
「客に無理難題を強いる家主とは如何か」
怒ったナズーリンが魔理沙に怒鳴り、直ぐ様人里に買い物に向かわせたのはそのすぐ後の事であった。
結果として献立は多少の豪華になり、魔理沙の貯金は少し減った。魔理沙はご立腹である。
「無い物を出せと言われても困るんだよ」
「賢将ともあろう者がねぇ」
「君は賢将と言う肩書きに無茶を押し付けすぎだ」
「否定しないから知恵を絞れ」
「いっそ清々しい程に開き直ったね」
軽い口喧嘩を挟みながら箸を進め、米粒一つ残さず頂く。二人とも食べ物の大切さは知っているのである。
「ま、そんな事はどうでも良い」
「そうだね。確かにどうでも良い事だ」
中身の籠らぬ会話ほど無意味な事は無い。だが食事中に大事な事を言うわけにも行かない。特に言い合った訳でも無いというのに、同じ事を考えた二人は同時に気持ちを切り替える。
「本題に入るが、何の用事だ?」
「うん。予想はしているだろうけど、ハッキリと言っておくよ」
ここで漸く、中身のある会話を二人は始めた。
ただ、食器の片付けがまだな事。お茶が空っぽになったので、淹れ直してからの仕切り直しとなった事の二つで、どうにも締まらない。
まぁ、このさっぱりとした感覚が二人の長所足り得るだろう。
「遂にこの話題を、君と対話と言う形で話せるとはね。何だか感慨深いな」
「こっちとしては話せる奴が居た事に驚きだがな」
「当然だ。君に味方する存在は居ないのだから」
「ここに来たお前はどうなんだよ」
「それはさておくよ。話が進まないからね」
拗れると面倒だけど、すぐに拗れる事になるわけだし。と前置きして、ナズーリンは語りだした。
「君はどうしてそんな事をする?」
「そんな、ね」
単刀直入に疑問だけを飛ばしてくるナズーリンに対し、魔理沙もまた手短に言う。
「自分の思うまま、やりたい事をやるだけだよ」
嘘偽りなく、本心を吐露する。
今の魔理沙の考える事は藍色の事だ。至極単純な欲、想い、願い。何処までも真っ直ぐな言葉。
「実に欲深い思考だ。妖怪としては関心を持つよ」
よく人間に関わる妖怪から見て。ある意味でだが、盲目的にも見えるその姿は、他の人間には無い物。
その一途さはナズーリンから見てもやはり、妖怪の方が近しいのでは無いだろうか。
何処か寺の住職、聖白蓮に近しい物を感じる。故にナズーリンは、魔理沙のその言葉の送球を真っ直ぐに受け取った。
だが。
「しかし、その行動は周りに多大な迷惑をかけている」
ナズーリンは、否定と言う形でそれを投げ返した。
「君は実に自己中心的だ。そして、それを確かな強さがそれを増長させている。昔から異変に関わってきた実績と、それでも尚変わらない言動が証拠だろう」
「……お前は私を誉めにきたのか? それとも喧嘩しに来たのか?」
「どちらとも言えないよ。これは忠告だからね」
「忠告だと?」
眉の端を釣り上げ、不満を露にしながら次の言葉を待つ。
「これ以上の自分勝手は、恐らく『仕返し』と言う形で君に降りかかる。もう止めておくのが吉だよ」
「……へぇ~」
軽く。魔理沙は、本当に軽くテーブルを叩いた。
何だかんだでこのテーブルは愛着があるのだ。傷が付いてはたまらない。
それでも、何処かにイライラの捌け口が欲しかった故の行動である。どうか許せ、テーブル。
「……今日は口が調子に乗ってるらしいな」
「ここぞとばかりに口を走らせている自覚はあるよ」
このネズミは、今の私に何を言っていると言うのか。
堪忍袋を針で刺激し続ける来客に、手を上げない自分を誰か誉めてほしい。そう魔理沙は考え続ける。
「君はその行為で、どれだけ周りが被害を受けているのか分かっていない」
「被害? 被害ね。私の行動が何を生んでいるのか、是非教えてくれないか?」
「それは不満と喪失感だろうさ」
「……はぁ?」
素直に教えてくれるのは良いが、何故その二つが生まれるのかが全く不明だ。
自分は藍色に一言二言、言いたい事をぶちまけにいくつもりなだけだ。不満はまぁ百歩譲って認めるとして、何故喪失感などに繋がるのか?
「……よく分からん。更に言えば、『仕返し』って何だ?」
「ん、君はその程度の意味も知らないのか?」
「いや知ってるって。本当に今日はやけに辛辣だなお前」
「悪の芽は早めに摘まねばならないからね。遠慮は命蓮寺に置いてきたよ」
「今すぐ拾いに行くのをオススメするぜ」
先程の意趣返しも込める。ダメージは半々であろうか。
「聞き方を変えるが、私がどういう仕返しを受けるのか教えてくれないかね」
「……分かりきった事じゃないのかい?」
「むしろ分からない事だらけだ」
「……じゃあ言うよ」
意外と、ナズーリンが早めに折れてくれた。長引いても両者不快なだけだと認識したらしい。
それにしてもと魔理沙は考える。
仕返し。何をされるのか。藍色に物申すぞ、と言われ返すのか? それならむしろ望む所なのだが。
「まず」
ナズーリンがテーブルに手を置く。
「このテーブルが君の家から消えるね」
「は?」
「次いで、マメに洗濯されているらしい布団が忽然と姿を消すだろう」
「ちょ」
「更に魔法の為の薬を入れる容器も失せていくと思うよ」
「待」
「そして、マヨヒガから密かに持ち帰った茶碗も回収されるな」
「いや」
「物のついでとばかりに君の箒が奪われ」
「なん」
「最後は家ごと消え失せる事になる」
「ちょっと待てよォォォ!」
魔理沙が怒号を上げた。
「何でだよ!? 何がどうなって私の家が消えるんだ!」
「仕返しだからに決まってるじゃないか」
「仕返しがどうしてこんな事になるんだ!? いくらなんでも滅茶苦茶過ぎるだろ!」
喉の限界に挑戦せんとばかりに叫んだせいで、ゼェゼェと息を乱す魔理沙の様子を、驚く所か冷めた目で見据えるナズーリン。
それに対する魔理沙はイラつく事は泣く、むしろその温度差の大きい目でやや落ち着きを取り戻し始める。
「……そりゃあそうだろう」
お茶を一気に飲み干して、喉が潤っただろう事を確認してから、ナズーリンが言った。
「君が『借りる』と称して持ち去った物はそれ程の物だからさ」
間。
「え?」
「え?」
「……最初からその話を?」
「……何だと思っていたんだい?」
「私は、藍色の事で言い回ってる事かと……」
「……始めから君の盗難癖の事を言っていたのだけど」
「えっ」
「えっ」
………………。
「……仕切り直そうか」
「……ああ」
テイク2である。
とは言っても、ちゃんと話を示し合わせれば後はスムーズである。
しかし、改めて浮き彫りになった問題もある。それは、魔理沙本人の『借りる』と『盗む』の考えが周りからズレまくっている事がよく分かった事、ただ一つ。だがその一つが厄介過ぎた。
ナズーリンがどれだけ言って聞かせようが、魔理沙は『あくまでも借りているだけ』と実に平行線。この時はその真っ直ぐすぎる信念を恨んだ。
結局、ナズーリンがワザワザ足を運んで話し合った結果は、実に実りの無い物となってしまった。
「な、なんて事だ……」
これでは幻想郷の被害者一同に顔向け出来ないと、絶望を顕にするナズーリンに、魔理沙が。
「……一つ思ったんだが、何でお前がこの事を私に言いに来たんだ?」
魔理沙は命蓮寺からは何も『借りて』はいない。そんな命蓮寺から、ナズーリンがこの話題を持ってくる意味はあまり無い。来るとすれば、紅魔館のメイド辺りが妥当な所だと思うのだが……
「君の家に向かっていたら、香霖堂の店主に偶然出会ってね。物のついでに言って聞かせてくれと頼まれたのさ」
「アイツか……」
昔から世話を焼いてくれた白髪の店主を思い浮かべる。が、その思考は『余計な事を言いやがって』である。恩義も何もそこには無かった。
「中々お節介な店主だね」
「ここぞとばかりに面倒を押し付けられたように見えるぞ?」
「面倒だとはその時思ってなかったな。まさか君がこれ程堅物とは思わなかったが」
「照れるぜ」
「断じて褒めてない」
本気の呆れに対し冗談で返す魔理沙に、ナズーリンも頭痛を覚える。どうにも自覚があるらしいのが、今後彼女と付き合っていくにあたって、最大の問題となるだろう。
「それはさておきだ」
頭痛薬の服用を考え始めたナズーリンに、魔理沙が疑問を投げ掛ける。
「お前の『当初の目的』は何なんだ?」
「当初の、ね」
「今『私の家に向かっていたら』と前置きしてから話したんだ。アイツのお節介とは違う理由があるんだろ?」
聞き忘れてはいなかったようだ。
「今となっては此方は副目的に落ちたよ」
「主目的は?」
「君の更正かな」
「よしどうでもいい」
バッサリぶった斬った。
「よし、キリキリ吐け」
「そう言われると口を閉ざしたくなるんだけど」
「私を前にして隠し事は出来ないぞ?」
「君は覚か何かかい?」
仮にそうだとしてもナズーリンは気にしないのだが。今は茶化しているだけで、ちゃんと言う予定があるから。
「相変わらず礼儀と言う物を弁えないんだね」
「残念な事に、これも実家に置いてきたもんでな」
「今すぐ拾いに行くのを強くオススメするよ」
多分、この台詞は何度でも言う事になるのだろう。
「さて、いつまでもつかな?」
「拷問でもする気かい?」
「くすぐりの刑だ」
「平和的だね」
と言うか、いつまで続くのだろうか……
「私のくすぐりで笑わなかったのは霊夢だけだ」
「私の口は固いぞ?」
「どの位だ?」
「ざっと八雲紫三人分かな」
「基準が分からん」
「分からせるつもりは特に無い……」
「じゃあ結局試せば……」
「君で可能なら八雲は…………」
「なら合った時にやって…………」
「八雲が笑い転げ………………」
「お前は紫を何だと………………」
……
…………
………………
「「はぁ、お茶が美味い」」
好きなだけふざけ、好きなだけ茶化し、好きなだけ騒いだ後の一杯のお茶は格別である。
「さて、本題だが」
「おう」
腹を割って(?)話した末、二人の間には奇妙な信頼関係が築かれた……かもしれない。
「やっぱり君は藍色の所に行くんだね」
「勿論」
故に、先程のような認識の齟齬はあってはならない。そう同時に思った二人は、今度こそ口に出して話し合う。
「何が君をそこまで駆り立てるんだ?」
「それは簡単だ」
魔理沙は思いを口に出す。
「私は、アイツから色んな物を『借りた』んだ」
「例えば、何を?」
「話題」
その辺りに適当に広げられていた新聞を掴み、テーブルに広げて見せる。
「アイツの行動はいつも、文屋が新聞に書いた」
見出しに大きく書かれたそれは、ナズーリンにも多少の見覚えがあった。
『守矢の二柱大敗! 謎多き藍の妖怪により神社占拠か!?』
当時は見た瞬間に『また文屋の誇張か』と思ってその時は無視したが、その時と違って今は興味があるので覗いてみる。
成程、確かに愉快だ。相変わらずの誇張表現が目立つのは確かだが、それ以上に藍色本人の行動に驚かされる。
事実は小説よりも奇なり。文屋にとっては話題に事欠かない存在だったのだろう。この新聞では『今後もその動向を追っていこうと思う』と締め、事実あいつはその後も藍色に注目していた筈だ。
「面白かった。ワクワクしたな。私にいつも楽しさを見せてくれた」
そう言っている魔理沙の目は、輝いているようだった。
「私はアイツから、色んな楽しみを『借りた』んだ。借りて借りて、いつかドカンと纏めて返すつもりだったのさ」
「壮大だね」
「だろう?」
ニヤリ、と笑う。釣られてナズーリンも笑う。
「でも、それはもうすぐ不可能になるよ。彼女は眠る」
「だな」
「だが……」
もう答えは分かっている。だが聞かねばなるまい。
「君は現状を肯定しないだろう」
「当然だ!」
魔理沙も、高らかに宣言して見せた。
「返す機会が、もうすぐ無くなるんだ。だから今の内に、全部返しておきたいんだよ」
それは何故か? その問いも、答えは分かっている。だからこそ自信満々、魔理沙は即答をしてくれる。
「当たり前だろう? 借りた物は、相手が生きてないと返せないんだよ」
「ははは、君がそれを言うのか」
「私だからな」
「その自信は何処から来るんだい?」
意思確認はした。やる気も見せてくれた。
残るのは、自分の本題。
「私もね、彼女には色々影響を受けた。君の言い方なら『借りた』のさ。恩を返したい気持ちもあるんだ」
故に、右手を差し出しながらこう切り出す。
「なら、私と組まないか?」
「その理由は?」
「物申したい事があってな」
「合格だ」
魔理沙は、その手を取った。
月夜の元、二人は箒に跨がる。
「自分で飛べよ」
「君の方が早いさ」
茶化しながら、ふざけながら。
「皆もう待ってるよ」
「皆?」
「行けば分かる。さあ飛べ」
「へいへい」
月夜の元、彼女達は一同に介する。
遅くなりました(挨拶)
恒例の妄想ですが、魔理沙は広範囲のミサイルばらまきで広範囲に、更にレーザー照射で正面の火力もバッチリです。ボムも恒例のマスパで高速移動と隙が少ないのが長所です。
ではナズーリンは? 攻撃しません。超しません。移動速度も最悪です。
その代わり、耐久力の概念のあるペンデュラムが周囲を回転し、敵の弾幕を相殺。一定時間で復活します。つまり、魔理沙に攻撃を全て任せ、いざと言うときにガードするのが役目です。
問題は、魔理沙の弾幕は対応力が高い反面ボスへの削り能力はやや控え目な事かと。ナズーリンとの会わせ技でしぶとく戦うのが良いかと。
ま、毎度の如く全く関係ないんですけどね!
それにしても、もう年越しまで秒読み段階ですね。今年もあまり話が進みませんでした。
次回からは騒がしくなりそうです。結末がどうなるか、着いてきて頂けるなら幸いです。
今回はこれにて。ではノシ