藍色、我欲を染める
迷いの竹林。夜の真っ暗闇を、いつものように迷い人を案内するつもりで近寄った人物に、妹紅は大いに悩まされていた。
「うわあぁぁん!」
「何だ!? 何があった!?」
「うわあぁぁん!」
「理由を説明しろ。何で私だ、何で泣いてる、どうしてそうなった!」
「うわあああぁぁん!」
「うがあああ! 余計に泣くなぁ!」
千年を超える人生の中で、今日ほど理解に苦しむ状況も無いだろう。慌てているせいかやや乱暴な言葉遣いで相手をしつつ、そんな結論を妹紅は脳内で出した。
迷い人かと思えばちょっとした知り合いで、しかし親しいと言う程ではない緑色の方の巫女が、大粒の涙を溢しながら飛び付いて来たのだから、当然と言えば当然。
まず顔見知り程度の相手に飛び付く勇気がある時点で、相当常識に囚われていない事はよぉく分かる。が、それにしたってこれはどうしろと言うのだ。
如何に自分が数えるのも億劫になる数百年の間に、人間への接し方に欠陥が出来ている事を加味しても、目の前の光景は難易度が高過ぎる。これを何と無しに流せるのは、紫や幽々子みたいな頭脳派の奴らであって、私には向かない。
……そんな調子でいくら悩もうが、状況解決への道は一向に見えてこない。
悩む妹紅と、子供のように泣きじゃくる緑の巫女、早苗。収集をつけられる人物は、残念ながらここに居ない。
悩みに悩んだ挙げ句、夜雀の屋台に連れ込むと言う実に他人任せな方法で解決を図る事にした。
自分が出来ないのだから仕方無い。酔っ払い相手にも強気な女将、ミスティア=ローレライならこの泣き虫も丸め込めるだろう!
と、意気揚々と歩き出した結果、着いた頃には早苗が泣き止むといった、ちょっとした予定外が発生したのだった。
「す、すみませんでした……」
「…………泣き止んだならいーよ、別に……」
「あはは、まあ発散出来たなら良いじゃない」
よって、妹紅がやや不貞腐れたのはさておく事にする。
別に誰が悪い訳ではないが、自分の行動が無駄になったのはちょっと虚しい。一応今回の場合、相談を受ける相手が増えたので必ずしも無駄ではない。
出された酒をゆっくり口に含みつつ、そう納得しておく。
「……で? どうしてそんなに泣いてたのさ」
妹紅もちゃんと落ち着けたので、先程取り乱していた時より言葉は柔らかい。彼女本来の口調に近いだろうか。
「はい、それが……」
言うか。
と身構えた所、中々言葉が出ない。
「どうした?」
「あの……」
疑問を口に出して確認してみると、次に早苗はこう言った。
「本当に言って良いですか?」
「……何だ、藪から棒にそんな事を」
「あの、妹紅さんにはあまり関係が無いので」
「ああ。別に?」
と言うか、その程度を面倒だと思うなら最初に飛び付いてきた時点で振り払ってる。
関係が無い、そんな些細な程度で聞かない理由にはならない。慧音経由で色んな話を聞くことが多い妹紅の感想である。
あの家族の息子がどうとか、あいつの嫁がどうとか、そう言う『自分に全くもって関係の無い』話はそれこそ耳にタコが出来る程度には聞いた。
それでも慧音が自分の事のように語るから、ついつい耳を傾けてしまうだけだ。うん。
謎の自己分析をする妹紅を、ニコニコしながら見ているミスティアには気付かなかった。
「まぁ、一つ聞きたい事と言えば……何で私なのか、くらい?」
始めに泣き付かれた時点で、早苗との接点の無さは頭にあったのだが。
「それは……」
……言葉に詰まる。要するに、正直誰でも良かった節があったらしい。
「……ですが、どうしても。どうしても相談したくて」
「ああ、いいよいいよ。好きなだけ語れば良いさ。何があった?」
「……はい」
私も、柄にもなく神に答えでも聞こうかと思ったんだ。
目の前の悩める神に、ソレは言えなかった。
早苗の悩み事。実はそれについて女将のミスティアは、結構最初の方から察していた。
と言うのも、寄ってくる客が結構な頻度でそれを話題にする故に、幻想郷でもメジャーな話題と言う事が事前に分かっていたから。
それが弱小妖怪だろうが結構な大妖怪だろうが分け隔てなく、酒に酔えばそれだと言わんばかりにペラペラ喋る物だから、ミスティアとしては既に聞きあきている内容でもある。
更に言えば、酒に寄って散々愚痴った挙げ句に金も払わず飛んでいってしまった、あの悪名高い白黒魔法使いから出た言葉も全てその話題。その中のちょっとした登場人物である早苗も、大方それだろうと言う考えである。
尚、その時の支払いは踏み倒されるだろうと分かっている故、特に請求するつもりはない。ただちょ~っとばかり店の宣伝をしてくれれば嬉しいかな? とか言う予定ではあるが。
閑話休題。
そんなこんなでミスティアの頭から捻り出された考えは、見事に正解を突く事に成功する。然り気無く出されたお酒に酔わされた早苗からポロポロ出てくる言葉は、やはりその話題を含んだ物であった。
「少し前に、魔理沙さんが来たんです」
思い出すように語る早苗。あの時魔理沙は怒鳴り散らすように神社に上がり込んできて、かなり驚いたのは今でも鮮明に思い出せる。
怒った顔をしながら、しかし懇願するかのような声で。自分に対して色んな事を行ってきた。
それは言うまでもなく、『藍色』と言う妖怪の事。周りが動かぬ中、ただ一人異論を唱え続けた魔理沙の慟哭にも似た言葉は、確りと胸に刻まれた。
「……私は、もしかしたら生まれて初めて、私の神様を疑ってるのかもしれません……」
東風谷早苗と言う人物は、実に他者に影響されやすい。言われた事は信じる事から始め、相手の気持ちになって真摯に考える。
そんな早苗だからこそ、魔理沙の必死の言葉はいつになく胸に響いた。友を想い、我が儘だろうと自分を通す彼女の手助けをしたい。
「駄目だよ」
その思いを口にする直前、敬愛する神に止められた。
賽銭箱の裏から顔を出しつつ、守矢諏訪子による静止である。
「……何で、だよ」
この時の、仇を見るような泣き顔は暫く忘れる事が出来ない。
「人間には分からないだろうけど、神は一個人に肩入れしちゃいけないんだよ」
諏訪子は早苗に教え聞かせる事を想定しつつ、魔理沙に告げる。
神として新米な自分に教えている事は理解した。しかし、何故友人を助ける事を否とされたのか?
「神の奇跡は平等に与えられる必要があるんだよ。それが信心深い人でも、ちょっとお参りしにきただけの人でも、平等にね」
「それが何だってんだよ」
「分からない? 早苗は人間である前に神様なんだよ。だからその持ちうる奇跡は、信者達に平等に振り分けなければならない」
そもそも、平等である理由は?
「奇跡に優劣を付けると、人は欲が出る。その欲は時として他者を陥れる為に使われ、争いに発展しかねない」
「その結果、信者が減って力が弱まる可能性がある?」
「そう、早苗。早苗も一端の神だから、この事は早く覚えるんだよ?」
「……でも」
言っている事は分かる。分かるのに、それが隣に立つ魔理沙を思っての言葉ではない事に反論する。
「目の前で、人が一人困っている。そんな人に手を差し伸べるのも神の仕事ではないのですか?」
「信者でも無いのにか?」
「なっ……」
それを、突き放された。魔理沙から驚く声が上がる。
「更に言えば、魔理沙は神の奇跡を信じたり、頼ったりするタイプの人間じゃない。仮に奇跡をあげても、神様側への見返りが少ないじゃないか」
「そんな、そんな理由で!?」
「『そんな』じゃない。『それほどの』だよ」
最早有無も言わせる気がない。その時、対話は既に説教へと移り変わっていた。
「ここで魔理沙に肩入れすると、信者でもない人間に力を授けたと言う『優劣』が生まれる。さっきも言ったように、優劣を付けると人間は欲を出し、利益の面で有利になった魔理沙に嫉妬する。その嫉妬がやがて対立の種となり、争いになる。後は坂を転がるように信者が減って、終には神を殺す要因になり得る」
「でも、人に手を差し伸べなければ増える信者も居ませんよ!?」
「それはちょっと勘違いだよ、早苗。人は自分から神を求めるんだ。神が人に自分のご利益を売り込んでも、そのままだと胡散臭いセールスマンと同じだよ?」
セールスマンの意味合いは魔理沙に伝わらなかったようだが、それ以外はある程度伝わったようだ。
ようは、あまりにも都合の良い奇跡を説明されても、それは容易に信用できる物ではないと言う事である。
「人を助けるんじゃない、人に助けを求められて初めて信者になる。自分から助けに行ってもそれは、人が神の奇跡に胡座をかいて、威厳が下がるだけなんだよ」
「でも、魔理沙さんは藍色さんを……」
「それはただ、自分の我が儘で目覚めさせるつもり。藍色本人の意思なんて無い」
魔理沙が歯を噛み締める音が聞こえた。
「……早苗。今回ばかりは止めなさい。魔理沙にあるのは根本がどうあれ『悪意ある行為』に含まれる」
例え本人にその気がまるでなくても、それをされた人物の意に沿わない行為は悪意ある行為に含まれる。
藍色本人こそ何も言っていないが、いかんせん周りがアウェー過ぎる。眠らせないつもりなら、とっくに小傘やフラン辺りが皆に呼び掛けているだろうが、それも無い。
少なくとも、藍色の家族達はそんな事を望んでいない事になる。
「人の悪意に加担した神の信用はがた落ちだ。最悪、神の力を失う。それは駄目だよ」
「……ですが」
「早苗、諦めて断るんだ」
諏訪子は、トドメとばかりにこう言う。
「私は早苗が心配だ」
「うぐっ……」
説教垂れたのも押し留めたのも、早苗の身を案じて。神様として未熟な早苗を心配している。
それを言われたら、もう。黙るしか無いじゃないか。
「……なぁ、早苗」
それでも何か、と口を開きかけた時、一番力になりたかった魔理沙が最後に。
「……もういいよ」
……それが。今日の魔理沙との最後の会話になった。
後は単純。言われた早苗は出掛けていた言葉を失い、魔理沙は顔を見せる事無く飛び去ってしまう。
「……先に戻ってるよ」
その後、諏訪子は神社に戻った。神奈子と諸々の事を話す予定だろう事は目に見えている。
そう言えば、神奈子様なら魔理沙に協力する事を納得してくれるか? と一瞬頭に浮かんだが、それは無いなと即座に否定。
神奈子は諏訪子と同時期に信仰を得ていた神だが、元が軍神である故にその目はより大局的だ。藍色に関しても、わざわざ波風たてる気は皆無だろう。
神奈子も何だかんだで早苗には甘いが、神奈子よりも諏訪子の方が甘い。その諏訪子がああまで言うのだから、正直言っても無駄だと早苗は思った。
そして、気が付けば飛び出していた。
そうなった過程は覚えていないが、感情的になって飛び出したと容易に想像できる辺り、自分は分かりやすいのだなと自覚する。
敬愛する神の言葉は理解出来たし、先の言葉は自身の事を思って言った事もよく分かるが、それでも心が納得していない。神としての在り方が、自分の成したい事に反抗している。
頭の中がごちゃごちゃして、兎に角ここから離れたくて。
やりたい事とやってはいけない事が食い違っていて。
神の責任と人の繋がりで板挟みになって。
何をどうすれば良いのか全く分からなくなって……
「わだし、本当に、本当にどうすればよがったのか……うわああぁぁぁ……」
……最後には、酒の魔力に取り付かれた神様が一人出来上がったのであった。
「泣き上戸か……」
「随分溜まってたのねぇ」
次第に関係無い不満まで飛び出してきた為、最早収拾がつかなくなっている。
普段より数段口が回る為かその愚痴に近い何かは、霊夢のお札や魔理沙の魔力弾を連想させるように繰り出される。
「そしたらですねぇ!? 『家計の管理とかは人の役目だから』ってぇ、わだしに全部押し付けるんですよぉ!」
「あ~、そうね。阿修羅みたいに腕が沢山あるわけないもの」
「そうでしょぉ~!?」
「次第に絡んで来たねぇ……」
……余談だが、妹紅も酒は入っている。蓬莱人としての影響か、酔いが来てもすぐに回復してしまう為、結果的に酔わないだけ。
ちなみに、本来の酔った妹紅は実に涙脆い事を蛇足として付け加えておく。今後見られる確率はほぼ皆無だが。
「……魔理沙か」
酔っ払いの相手をミスティアに一時任せ、妹紅は早苗の当初の話題を考える。
実は魔理沙、数々の人や妖怪の所を訪れていたのたが、永遠亭の面子や妹紅……つまり、迷いの竹林方面には来ていない。
そもそも蓬莱人であれば、この先ずっと死にはしないので藍色の次の目覚めに確実に立ち会える。立ち会う気があるかはさておき、今待たずにちょっかいをかける利点は薄い。
深く考えるでもなく、もう一度会う気がある場合の選択肢は『待ち』であり、その気が無くてもその場合は『放置』。一言二言でも何かを言いたい、ワガママ全開の魔理沙の主張とは根本的に合わない。
その辺りは魔理沙も理解しているのか、迷いの竹林に足を運ぶ事は無い。故に、妹紅や輝夜に早苗にしたような質問をした事は無い。が、しかし……
「何か、冷たいんじゃないかしら」
見知った妖怪の顔を一度思い浮かべ、この一言を呟く。
妹紅は、周りの考えとは異なる事を考えていた。
輝夜との日々の争いの勝敗が向こうの勝ちに片寄った時に、妹紅は一度藍色の元を訪れている。
新しい理論を使った妖術を一から作ると言う無茶苦茶にも程がある修行? のお陰で、何とか五回に二回の戦績を取り戻す事に成功した。流石に勝ち越しとは行かないが、そこは輝夜本人の凶悪過ぎる能力のせいなので仕方無い。
藍色本人の能力によって『完成する』と定められた新しい妖術は、妹紅の求める物を見事に与えてくれた。そして、それ自体を妹紅が研磨し、進化させる楽しみにすらなっている。
これを恩と言えない事は無いだろう。
また、そうやって妖術を進化させ、日々強くなる妹紅を輝夜は個人的に楽しみにしている。結果としてお互いの心境に変化を促すことになっている。
停滞を定められた蓬莱人が、知識によって再び歩みを進めるようになったのは喜ばしい事かもしれない。
閑話休題。
やると決めたら何年かかってもやり通すのが妹紅の信条だ。変化をくれた藍色に、この恩を返したい。
しかし、藍色が本格的に眠っては遅いのだ。次に藍色が目覚めた時、紫等が言った事が事実であるなら、彼女は妹紅の全てを忘れている。それは駄目だ。
この恩は藍色に返す。私の事を『知らない』藍色ではなく、せめて私の事を『忘れている』藍色に。思い出させるように言ってやる。
人を捨てて怪異の側に身を落とした妹紅の、未だ人間らしい欲がそこにあった。
「……あら、何か纏まった?」
ふと妹紅が顔を上げてみれば、屋台の店仕舞いを進めるミスティアの姿が。
「……え? あれ?」
「考え出すと止まらないのね。随分ブツブツ言ってたわよ?」
思ったより時間が経っていたらしい。
ただその前に、妹紅が早苗と押し掛けてきたのはそれなりに遅い時間、明け方の近い頃。そろそろ店仕舞いと言った時にやって来た二人の相手は殆ど善意でしてくれたらしい。
「早苗は?」
「潰れて寝ちゃったわよ。お金は諸々が終わったら神様二柱に請求してやるわよ」
利子をたんまり付けて、とか極悪な事を考えるミスティア。どうやら妹紅の飲んだ分もついでに神にツケておくようで、それに文句は無いので何も言わない。
「……で? 貴女はどうするのよ」
「どうする……って?」
「藍色。ほっとく気は無いんでしょ?」
言った気は無いのだが。
「顔に出てる。接客業をあまり甘く見ないようにね」
人差し指を突き付け、まるで「全くもう」と言うような表情で語りかけてくる。
「貴女は貴女のやりたい事をやればいーのよ。周りとか、そんなのは気にしなくて結構!」
「……いや、その辺りの考えはもう決まってるんだけど」
「あらそう?」
宛が外れて急に熱が冷め、「私もまだまだねぇ」と言う。
「で、その酔いどれはどうするの?」
「仕方無いから朝まで面倒見てあげる。借りは神様にツケで」
「そりゃいい。もっと困らせてしまえ」
冗談のつもりで軽く口にするが、ミスティアなら本気でやりそうだからちょっとやってしまったかもしれない。
まぁ、知った事では無いが。
「じゃ、また来るよ」
「今度はいつ?」
「満月の夜かなぁ。アイツにはソレが一番似合うし、酒が美味くなる」
とは言ってみるが。
「彼処の花園はいつも満月よ? 月見酒の価値は薄れてるでしょ」
「……ん、まぁ。気分だよ気分」
それに、同じ月を見れるのはこれで最後かもしれないのだし。
「それに、行くかどうかは……ね」
だらしなくよだれを垂らす巫女を妹紅は一瞥。そのまま多くを語る事なく竹林に消える。
「まいどー」
そんな背中に、いつもの一言をかけるミスティアであった。
迎える満月の日。
見据える先には藍の広がる早園。
「……やっぱり行くんだね」
「はい」
二人は並び立つ。
「もう迷わない?」
「はい」
思い描く未来は決めた。
「神に背く覚悟は出来た?」
「はい」
自分こそ正しいと我を通す。
「最後までやり通す?」
「はい!」
あの日全てをぶちまけ、それを受け止めてくれた時に、そう決めた。
もう止まらない、この気持ち。
だから行く。
「よろしい。力を貸すよ、新米神様」
「……で、貴女。お店はどうしたの?」
「あら冷たい。折角なんだから最後まで一枚噛ませて貰うわよ」
「あの、多分危ないですよ?」
「だーいじょうぶ。こんな事もあろうかと、リグルとチルノにお店の経営方法を伝授してきたからね!」
「「不安だ……」」
今一締まらないなぁ。
程よく緊張感の薄れた二人がそこに居た。
どうも、お待たせ致しました空椿です。
今回も妄想をぶちまけるとします。チーム名は決まりません(諦め)
早苗さんは今回、二柱のサポートを受けずに行動するのでショットもやや特殊。弾速遅め、射撃感覚やや遅め、判定大きめの星形ショットを複数の方向に放ちます。
この星弾は貫通効果を持ち、一体に多段ヒットしやすくなっています。威力も高く、密着した時の火力は誰よりも高いでしょう。
反対に妹紅は威力が低い炎をかなりの広範囲に発射します。ボス相手には微妙な火力で、基本は早苗に任せる事になりそう。
しかし特筆すべきは攻撃範囲で、自機の斜め後ろまでカバーしてしまうグレイトなショットです。取り敢えず画面真ん中を陣取れば真後ろ以外は攻撃可能! でもやっぱり威力は控えめ。
何故か着いてきたミスティアですが、彼女は完璧に後方支援型。直接戦闘にはほぼ関わりませんが、設定的には二人のショットを強化してます。あとボムが一個多いおまけ付き。
なんか、回を追う毎に妄想が詳細まで書いてある気がする。今武器組の妄想とかを書き直すとかなり長くなりそう。
あと、例によって本編とは一切合切関係ありません。
次回、魔理沙編! ……じゃない? ご期待下さい。