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ひと休みの頃に

作者: Soraきた

記憶の束に負けないくらい

キミの思い出よりも先に

そして早く

思い出すことが

たくさんあったね


不器用だなと思ったこと

まだ時間が足りなかったこと

あのとき、見つめ直す時間が欲しかったこと

記憶の端に留めておくこともない


やわらかな日差しに救われた

涙の跡を見せないで済んだから

一方的な話は罪作りなこと

記憶のどこかに留めておけばいい


どちらかが遠慮したり

たまには、うなづいてみたり

少しだけ、間を取ってみたり

相手に気付かれない程度のやさしさも

必要だということ


気になること

当然あっていい

気にしすぎて

うまくいかないこと

それもあっていい

記憶のどこかの瞬間にあればいいこと


大きな声が出ないときも

小さな声でも

自分の頑張りの程度でいいから

その言葉が伝わらなくても

笑って

その場を通り過ぎてみればいい

記憶もひと休みの頃に


無理をしない

無理をしすぎないこと

自分に嘘をつかないための予習として

覚えておきたいこと

記憶の時間ときを超えないように


とまどってみせる

自分に自信がないからと

そのまま伝えればいい

「ゴメンね」のひと言も

キミの前では

いらないから






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― 新着の感想 ―
[一言] 素の自分でいられる相手がいること だけど、自然な気遣いも出来ること 素敵な関係性の二人ですね
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