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【コミカライズ】センエース~舞い散る閃光の無限神生~  作者: 閃幽零×祝百万部@センエースの漫画版をBOOTHで販売中
『裏』章 後日談、というかトウシ編のオチ。

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59話 プライマル・プラチナスペシャル!!


 59話 プライマル・プラチナスペシャル!!


「「……ぁあ、なんや、これ……」」



「ぼくのメルクリウスと……」

「ワシのエルメスが……」



「「共鳴しあっとる……」」



 まるで、最初から一つであったかのように、

 なんの問題もなく、素直に互いを受け入れる。


 パズルのピースのように、

 ガッチリとかみあう。


「こいつは、想定外やな」

「やばい、やばい……これ、なんか、すごい事になるんとちゃうか……」

「膨れ上がる」

「ここまで……」




「「……まだ、あがる……」」




 両者の携帯ドラゴンは、淡い光に包まれて、

 互いの核が、連鎖反応を起こす。


「頭おかしくなりそうや」

「こら、痺れるのう」


 より深い質量を持った核種となり、

 MD粒子が、限界まで加速する。


 ――ふいに、ソンキーが、



「想像以上だ。今の俺では、『その存在』に気づけてすらいなかった『扉』が開いていくのを感じる。おそろしいほどのシンクロ率。俺では、今の俺を理解しきれない。俺は誰だ……俺は……」



 ――全ての条件が一致した。

 よって、開かれる。


 ソンキーと、

 トウシと、

 ウラスケの、

 すべてが――






「「「プライマルッッ! プラチナァァァッッ! スペシャルッッ!!」」」






 直後、

 カッと、強く光を放つ。

 極彩色で、虹色だった。

 派手な『色』で世界が染められる。


 世界の全てを覆い尽さんばかりの輝きは、

 いったん、飲み込むように、全てを包み込んでから、

 ふいに、

 艶やかに、

 パっと、舞うように散った。


 シンと揺れて、

 そよと、風が吹いた。


 高次の静寂。

 穏やかに、

 気高く……



「……はぁ……」



 ――光が溶けた時、

 そこには、

 まるで無限を表すような『二輪の重複する後光』を背負った闘神がいた。






「――はっ、はっ、はっ、はっ、はっ」






 彷徨う冒涜ソンキー(裏トウシ)は、

 自身を調節するため、ウラスケのプラチナスペシャルを乱用し、自身に内包された『三重の魂魄』に号令をかける。


 深淵の集中。

 自分の核へ、自分の全てを集めていく。

 これでもかと、自分の中へと、深く深く潜っていく。


 そして、だから、結果、


「最適化完了。……おぉ……こいつは、すごいな……完全な統一化……融合による歪みが完全に消えている……こんなことも起こりえるのか。こんな状況は、想像すらしていなかった……ははっ、世界というのは、本当に面白い……」






00000000000000000000000000000000000000



 名前『ソンキー(裏トウシ)』

 種族『純神の一等星』

 運命『星の数ほど沢山』

 ・称号『星の数ほど沢山』


 [HP]      【エグい】

 [MP]      【エモい】

 [スタミナ]    【エロい】


 「攻撃力」       ―――――――――――――――――――――――》

 「魔法攻撃力」     ―――――――――――――――――――――――》

 「防御力」       ――――――》

 「魔法防御力」     ――――――――》

 「敏捷性」       ―――――――――――――――――――――》

 「耐性値」       ――――――》

 「HP再生力」     ――――――――》

 「魔力回復力」     ――――――――――――――――――》

 「スタミナ回復速度」  ――――――――――――――――――――》

 「反応速度」      ――――――――――――――――――》

 「精神力」       ―――――――――――――――――――》

 「正気度」       ―》




 プラチナスペシャル『ウルティマ・ギアス』

          『オーバー・ジーニアス』

          『シャットアウト・ゾーン』


 【プライマル・プラチナスペシャル】

 『共鳴融合』(『ソンキー・ウルギ・アース』×『タナカ・イス・トウシ』×『タナカ・イス・ウラスケ』の組み合わせによる三人合体で顕現する『プラチナスペシャルを超えた真の究極スペシャル』。驚異的な戦闘センス・演算速度・集中力により、『融合による戦闘力低下のデメリット』を殺せるようになるという、破格かつ圧倒的チート。この特質は、【 『ソンキー(裏トウシ)』×『他者』 】でも発動しうるが、しかし、共鳴融合は、あまりにもバランスブレイカーなチートスペシャルであるため、前提となる融合条件が凄まじく厳しい。共鳴融合が正しく発動するのは、『ソンキー(裏トウシ)』と同じかもしくはそれ以上に『孤高』で、『高潔』で、『勇敢』で、『強大』で、『荘厳』で、『豪奢』で、『圧倒的かつ徹底的かつ決定的に尊き存在』と融合した時のみ)


 ↑《ふぇええ……そんな厳しい条件だと、誰も達成出来ないよぉ……》

  《とんでもない死にスキルだよぉ……》



11111111111111111111111111111111111111





星の数ほど……は、あくまでも比喩です。


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自作コミカライズ版36話公開中!ここから飛べます。 『センエース日本編』 また「センエースwiki」というサイトが公開されております。 そのサイトを使えば、分からない単語や概念があれば、すぐに調べられると思います。 「~ってなんだっけ?」と思った時は、ぜひ、ご利用ください(*´▽`*) センエースの熱心な読者様である燕さんが描いてくれた漫画『ゼノ・セレナーデ』はこっちから
― 新着の感想 ―
[一言] 将来は融合の欠点をなくす一つとして数えられてしまうだな共鳴融合w ふぇぇぇ悲しいよぉぉ
[一言] エロいスタミナ…ゴクリ
[良い点] よく見たらステータスを000000と111111でサンドしてる [一言] 合体のデメリットないのなんでぇって思ったらプラチナより上のスペシャルだったか 最後のは誰ぞや
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