表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【コミカライズ】センエース~舞い散る閃光の無限神生~  作者: 閃幽零×祝百万部@センエースの漫画版をBOOTHで販売中
最終章 バイバイ、センエース。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

6262/6365

27話 タイマン。


 27話 タイマン。


 蝉原の宣言を受けて、

 センは合体を解除した。


 蝉原が望んでいるのはタイマン。

 合体戦士はお呼びじゃない。


 とはいえ、味方を装備品にするのは、レギュレーション違反ではないようなので、

 トウシとテラスと朝日を自分の装備品にしていく閃光。


 そして、


「いくぞ、蝉原。殺してやる」


「ヒーローはそんな物騒なこと言わないんだよ、センくん」


「うるせぇ。もういいんだよ、厄介ファンネタは」


 と、ダルそうに吐き捨ててから、

 センは、


「てめぇの魂胆は全部わかってんだよ、蝉原さんよぉ。……タイマンとか言いながら、どうせ卑怯な手を使うんだろ?」


「そういうのは、もう散々やったよ。……だから、最後くらい……どっちが強いか、ちゃんと決めよう」


「嘘くせぇなぁ……ということは……マジくせぇな」


「ふふ……俺は面倒くさいだろう?」


「ああ。俺と同じくらいな」


 そこで言葉の応酬を終わらせる両者。

 緊迫感のある一拍が流れる。


 直後、互いに空間を駆け抜ける。

 研ぎ澄まされた暴力の応酬。 


 これまでに磨いてきた技だの魔法だの、

 一応、散々使うけれど、

 結局のところはステゴロが一番ダメージを与えられた。


 バッキバキに殴り合っている最中、

 蝉原が、


「ははは、楽しいねぇ」


「楽しくねぇよ。俺、ついさっき、ちょっと死んで、バグって、強大な敵を倒したばかりだぜ。疲れてんだよ。帰って寝てぇんだよ」


「全ての生命を背負って殴り合う気分はどうだい?」


「もう流石に腹いっぱいだぜ……何回やってんだよ、俺。特にここ最近は、ずっとやってんぞ……マジで比喩じゃなく、親の顔より絶望の方が見慣れてんだが」


「ははは!」


「なにわろてんねん!!」


 そこから、とんでもなく長い時間、

 蝉原とセンは殺し合った。


 日が沈み、夜が明けて、

 季節が変わり、時が流れ、


 それでも、二人は殺し合いをやめない。


「どうだい、センくん。……俺は……強くなっただろう?」


 ボロボロの状態で、

 蝉原は、そう問いかけた。


「ああ……イカついぜ。王にふさわしい力だ。次世代の王の成長を、爺は嬉しく思いますぞ、ほっほっほ」


「センくん」


「なんだよ、うっせぇな。人が機嫌よくボケてんだから、ちゃんと『虫けらを踏みつぶす時の目』で見くだせや。勘のいいガキ以上に、マナーのなってない王は嫌いだよ」


「俺に勝たないと、ちゃんと世界を終わらせるからね。君への愛にかけて誓うよ」


「……あ、そう。もう、なんか嬉しくなってきたぜ。壊れちゃったのかな、俺」


「君は最初から壊れているよ」


「そうだな……ああ、そうだ」


 そこで、センは、自分の中……その奥から沸き上がってくるものを感じる。

 その全部を飲み込みながら、


「愛してるぜ、蝉原」


 感情をぶつけて、

 言葉を投げて、

 想いを形にして、


 そして、

 だから、




 ――自由になるの。





明日の朝、何かが起こる!

これまでのセンエース神話史上、最高にして究極の何かが!


舞い散る閃光「あがり切ったハードルをくぐる覚悟はできたか? 俺はできてる」




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ヒーローごっこをしていただけなのに、気付いたらカルト教祖になっていました また「センエースwiki」というサイトが公開されております。 そのサイトを使えば、分からない単語や概念があれば、すぐに調べられると思います。 「~ってなんだっけ?」と思った時は、ぜひ、ご利用ください(*´▽`*) センエースの熱心な読者様である燕さんが描いてくれた漫画『ゼノ・セレナーデ』はこっちから
― 新着の感想 ―
予想ですが、センちゃん覚醒、まさかの究極超神化10?原初閃化? テラス付きならあり得るんですよね。 あと候補としては、無限エネルギーの獲得、最終固有神化の更に上(例えるなら原初固有神化みたいな)や三…
魔法や技を散々使いながらも、結局はステゴロに帰結するのが一番ダメージを与えられるという描写に、 二人の剥き出しの魂を感じました。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ