表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【コミカライズ】センエース~舞い散る閃光の無限神生~  作者: 閃幽零×祝百万部@センエースの漫画版をBOOTHで販売中
最終章 バイバイ、センエース。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

6250/6358

16話 俺はセンエースでもソンキーでもセミハラユーゴでもない。センエースを殺す者だ。


 16話 俺はセンエースでもソンキーでもセミハラユーゴでもない。センエースを殺す者だ。


 センとトウシは、何が何だか分からない顔のまま目線をきょろきょろさせている。

 そんな二人を置き去りにして、

 朝日が短く告げた。


「アマルガメーション」


 言葉は軽かった。

 しかし次の瞬間、三人の存在が重なり合う。



「よっしゃぁああ!!」



 歓声とともに、

 3人合体が完成した。


 表層に現れた人格は……なぜか朝日だった。

 新たな身体で軽く首を回し、

 ファイティングポーズを取った。


「……【『セン』エ『ー』ス】と【ソ『ンキー』】と【『セ』ミハ『ラ』ユ『ー』ゴ】が合体して……『センキラー』ってところかな」


 その一部始終を、

 腕を組んだまま見つめていたバーチャが、

 ようやく口を開いた。


「暴露を積む権利をやる……何が何だか分からないから、説明しろ」


 腕を組んだまま放たれたバーチャの声には、苛立ちと警戒が滲んでいた。

 その視線を真正面から受け止め、センキラーは一歩も引かず、胸を張る。


「ものすごーく簡単に言えば……『閃朝日』は、『破壊衝動ソルの分体』で、『蝉原勇吾のバックアップ』が埋め込まれている」


「それは何となくわかったが……なぜ、今になって出てきた? そもそも、なぜ、貴様はゼノリカの一員でありながら、原初魔カード『異邦』の効果から外れている?」


「原初魔カードに関しては、もちろん、そういう設定にしたからだけど……大前提として、どうあがいても、『運命のアリア・ギアスのせいで、狡猾蝉原はバーチャに奪われてしまう』というのがある。これは、ゼンとセンくんが闘う運命であるのと同じ、逃れられない。……だから、『蝉原』は、破壊衝動ソルを介して『センエースの養子』という『バックアップ』を用意しておいて、かつ、ありとあらゆる『運命』から隔離しておいた。すべては、いま、この瞬間のために」


 口調は淡々としている。

 だが、その一言一言には、膨大な時間と執念が折り重なっていた。


「……随分と用意周到なことだ。その執念深さと几帳面さには敬意を表そう」


 センキラーは、肩をすくめるように笑い、


「くそったれなバッドエンドという運命を殺すためには、絶対的に、『運命を欺く』必要があった……これで勝てなければマジで終わり。ただ、負けるわけがない。僕のパパ上は世界一だからね」


「貴様は蝉原なんじゃないのか? 雰囲気から察するに、どうやら、本気で、センエースのことを父と慕っているように見えるが?」


「そうじゃないと運命を欺けない。必死に演技をするうちに、それが血肉化した……別に珍しい話でもない。スパイが別人格を演じている内に、どっちが本当の自分か分からなくなる……みたいな感じかな」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ヒーローごっこをしていただけなのに、気付いたらカルト教祖になっていました また「センエースwiki」というサイトが公開されております。 そのサイトを使えば、分からない単語や概念があれば、すぐに調べられると思います。 「~ってなんだっけ?」と思った時は、ぜひ、ご利用ください(*´▽`*) センエースの熱心な読者様である燕さんが描いてくれた漫画『ゼノ・セレナーデ』はこっちから
― 新着の感想 ―
「ものすごーく簡単に言えば……『閃朝日』は、『破壊衝動ソルの分体』で、『蝉原勇吾のバックアップ』が埋め込まれている」 「それは何となくわかったが……なぜ、今になって出てきた? そもそも、なぜ、貴様は…
運命を欺くために別人格を演じ続け、 ついには運命すら超えてみせる執念……。
この場合のバットエンドは蝉原さん以外がセンさんを殺すという意味に聞こえてくるなぁ
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ