表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【コミカライズ】センエース~舞い散る閃光の無限神生~  作者: 閃幽零×祝百万部@センエースの漫画版をBOOTHで販売中
永久閃光龍神K章 センエース。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

5780/5988

86話 もしかしたら、魔王にも勝てるんじゃないかな?


 86話 もしかしたら、魔王にも勝てるんじゃないかな?


『17番、お前も、大概だけどな』

(ボクは魔王というチートを使っているだけ。……きみとは違うよ、ミケ。君はマジでおかしい)

『公式記録が、お前に負けたままなんて……流石に俺のプライドが許さない』

(死ぬほど才能があって、アホほど努力してきた君に……魔王召喚というチートで勝つのは、流石に、ちょっとだけ申し訳ない気がするなぁ。……まあ、別に、だからって、わざと負けてあげたりしないけど。それとこれとは別なんでね)


 恥も外聞もなく、がっつり容赦なく、マパネットを使ったので、当然、17番が勝った。

 敗北したミケは、地面を殴りつけながら、


『くそぉお! なんでだよ!! あんなアホより、絶対に俺の方が強いのに!』

(そうだね。腹立つけど、間違っていないよ。君はボクに負けたんじゃない。魔王に負けたんだ。だから、何も恥じる必要はない。恥じなければいけないのは、チート以外に何もいいところがないボクだけど、でも、そんなボクだからこそ、この勝利に、あまり恥を感じない。勝利こそすべて)


 ミケと、ギリギリの死闘を演じたことで、なんとか疑われずに予選を突破した17番。

 予選終了後、ミケは、悔しさのあまり、壁に頭をたたきつけながら、


『なんで、こんなアホに負け続けないといけないんだよぉおお! どちくしょぉおおおおお! 次は絶対に勝ってやる! これまで以上に! 俺の全部を磨いて!! 絶対にお前を殺す!』

『幼馴染のよしみで、殺すのだけは勘弁してくれよ、ミケさん』


 と、冗談を返しつつも、心の中では、


(マジで、ミケが、これまで以上のペースで強くなっていったとしたら……いつか、本当に魔王にも勝てるんじゃないかな? 流石に、それは無理かな? いや、でも……)


 ★


 大星祭は、この巨大都市ユウガで最も大きな大会……

 イメージで言えば、天下一〇道会的なポジションなので、

 格式も賞金も破格。


 本戦に進んだだけで、17番の平民ランクは、E5から、一気にB2まで跳ね上がり、

 かつ、20万の賞金も獲得することができた。


『本戦で1回以上勝てば、最低でもA以上に上がれる……本格的に貴族が見えてきたぞ』 


 と、ウハウハ状態で本戦に進んだ17番。


  ★


 『24日』の昼。


 大星祭は、いつも、午前中に予選をすませ、昼休みをはさみ、午後から本戦となる。


『さすがに、ボクのレベルで優勝するとおかしいから……目標は【準決勝敗退】にしておこうかな。うん、そのぐらいがちょうどいい』



 自作コミカライズ版34話をご購入いただいた読者様へ。

 本当にありがとうございます!!!

 ブーストありで買ってくださった読者様……その応援のお気持ち、しっかりと受け止めております!

 『もっと頑張れ』というメッセージだと心の芯で受け止めて、ここからも必死に頑張っていく所存!!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
自作コミカライズ版36話公開中!ここから飛べます。 『センエース日本編』 また「センエースwiki」というサイトが公開されております。 そのサイトを使えば、分からない単語や概念があれば、すぐに調べられると思います。 「~ってなんだっけ?」と思った時は、ぜひ、ご利用ください(*´▽`*) センエースの熱心な読者様である燕さんが描いてくれた漫画『ゼノ・セレナーデ』はこっちから
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ