表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【コミカライズ】センエース~舞い散る閃光の無限神生~  作者: 閃幽零×祝百万部@センエースの漫画版をBOOTHで販売中
永久閃光龍神K章 センエース。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

5778/5927

84話 成り上がり戦略の幅が広がるぞ!


 84話 成り上がり戦略の幅が広がるぞ!


 宣言してから、ギャラリワンドで、少女奴隷の死体を作成すると、


『……さあ、行くぞ。奴隷のお前は死んだ。ここから先は、ただの俺の配下。……お前に輝く明日をくれてやる』


 こんな感じで、アバターラは、この都市にいる有能な奴隷を、片っ端から回収していった。

 死体を残し、『死んだ』と思わせて、生体登録を抹消させた上で、裏ダンジョンに収容。

 それだけでは飽き足らず、

 『裏ダンジョン、ゼノリカ』の『入り口』を『地下迷宮』につなげることで、

 いつでも、『モンスターとの訓練』ができるようにした。

 こうして、回収された奴隷たちのレベルがどんどん上がっていく。


 『裏ダンジョン、ゼノリカ』の効果で、元奴隷たちがモンスターを倒して経験値を獲得するたび、

 リーダーとして登録された『猿の17番』にも経験値が降り注ぎ、

 その一部が、元奴隷たちにも還元されるという好循環。


 残念ながら、猿の17番に注がれた経験値は、17番の『中』にいるセンエースに注がれてしまうため、レベルアップをすることはできなかったが、

 経験値サイクルはうまい事できたようで、

 アバターラの配下である奴隷たちは、加速度的に強くなっていった。


 ★


 日に日に、どんどん、どんどん、溜まっていく経験値。

 ただ、センエースに注がれてしまうせいで、猿の17番は、ずっと、存在値9のまま。


 どうにか、センエースに注がれた経験値をさばけないものかと悩みつつ、

 アバターラは、同時並行で、ダンジョン攻略もしていたのだが、

 ――そんな中で、ついに、アバターラは、

 例のアイテム……最強神器『エグゾギア【魔王】』を手に入れる。


 センエースに注がれた経験値を使って強化できるパワードスーツタイプの神器。

 使用時間に制限はあるが、その効果は、『魔王召喚チート』以上。


 アバターラからエグゾギアを渡された17番は、歓喜に打ち震えて、


『よっしゃ。これがあれば、だいぶ、成り上がり戦略の幅が広がるぞ!』


 ★


 その裏で、ラストローズ辺境伯は頭を抱えていた。

 これまでは、『ヤクザを植物人間にするだけ』だった『魔王使いのアバターラ』が、

 『バンバン奴隷を殺しはじめた』ので、貴族連中もヤクザ連中も、

 アバターラに対する恐怖心をさらに加速させていったのだ。


 早急に、なんとしても倒さないといけない極悪テロリストだと、これまで以上に強く認定。

 『魔王討伐隊』にかかる期待が膨らみ、そして、

 アバターラ討伐の報奨金が当初の5億から、倍の『10億』にまで上昇した。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
自作コミカライズ版36話公開中!ここから飛べます。 『センエース日本編』 また「センエースwiki」というサイトが公開されております。 そのサイトを使えば、分からない単語や概念があれば、すぐに調べられると思います。 「~ってなんだっけ?」と思った時は、ぜひ、ご利用ください(*´▽`*) センエースの熱心な読者様である燕さんが描いてくれた漫画『ゼノ・セレナーデ』はこっちから
― 新着の感想 ―
面白いです、 気になる点、 『裏ダンジョン、ゼノリカ』の効果すごいですね、 経験値の共有や循環、これって世界進化前でもありました? 最初のゼノリカは存在値がかなり低い印象がありましたが、 経験値の共…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ