表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【コミカライズ】センエース~舞い散る閃光の無限神生~  作者: 閃幽零×祝百万部@センエースの漫画版をBOOTHで販売中
永久閃光龍神I章 さいごのまおうのせかい。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

5628/5927

135話 誰も僕を止めることは出来ない。

挿絵(By みてみん)

自作コミカライズ版32話配信中!

自作だけで言えば、今回で記念すべき20話目!

下のリンクから飛べます!

それを記念して一日10話投稿!!


本日の4話目!



 135話 誰も僕を止めることは出来ない。


(17番……お前の、そのフワフワした中身がないトーク術、やめた方がいいぞ。友達をなくすだけだ)


(君にだけは言われたくないと、ボクの大脳辺縁系が叫んでいる)


 数分を経て、『全員』が目覚めたところで、

 魔王問題に関する会議が始まった。

 ここにいるのは皆、有能な人ばかりだが、

 流石に、魔王に関しては情報が少なすぎて、建設的な会議にはなっていない。


「魔王を、我々の力だけで対処するのは無理では?」

「じゃあ、蹂躙されるのを黙って見ているというのか?」

「そうは言っていないが……」

「さすがに、放っておくわけにはいかないよな……」

「とはいうものの、しかし、どうするというんだ?」

「うんたら」

「かんたら」

「あれや」

「それや」


 なんか、色々と話し合っていたけど、

 ボクは、途中から聞いていなかった。

 眠気との闘いに忙しくてね。

 別に、ふざけているわけじゃない。

 マジで眠いんだ。

 今、ド深夜だからね。

 ……さっき、気絶しているフリをしている時に寝ておけば良かった……


 などと後悔していると、

 そこで、ゼンドート伯爵が、


「……問題は、なぜ、魔王が、5番だけを連れ去ったのか……もしかして、彼女は、魔王と繋がっていたのか? 僕の魔カードを盗んだだけではなく、魔王ともつながっていた……となると、本格的に大問題だな」


 と、顎に手をあてて、そう言った。

 この中で、最後まで生き残り、魔王に手傷を負わせたゼンドート伯爵。

 ただ、ゼンドート伯爵がゼラビロスと『いい感じの闘い』をしていた時、ボク以外の全員が気絶していたので、そのことは誰も知らない……

 ……って……

 ん?


 え?


 ……え、なんで、ゼンドート伯爵……普通に起きてんだ? 


(え? なんで? ちゃんとウイルスをぶちこんだよね? なのに、なんで? ……マパネットの『植物人間ウイルス』がゼンドート伯爵には効かなかったってこと? そんなことある? 魔王のデバフだよ?!)


 困惑しているボクの声に、モンジンが応えてくれる。


(細かいことはもちろん分からんが……もしかしたら、ゼンドートは、魔王の攻撃に対して、特別な耐性があるのかもしれないな……)


(えぇ……そんなことあるの?)


(なくはねぇだろうな。『特定の種族に対して特化した強みを持つ』ってのは、よくある話だ。『スライムにだけ倍のダメージを与える』とか、『ドラゴンの攻撃は半減で受ける』とかな。そういう特質のことを『スペシャル』って呼ぶ)


(スペシャルぐらいはボクも知っているよ、バカにしてもらっちゃ困る)



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
自作コミカライズ版36話公開中!ここから飛べます。 『センエース日本編』 また「センエースwiki」というサイトが公開されております。 そのサイトを使えば、分からない単語や概念があれば、すぐに調べられると思います。 「~ってなんだっけ?」と思った時は、ぜひ、ご利用ください(*´▽`*) センエースの熱心な読者様である燕さんが描いてくれた漫画『ゼノ・セレナーデ』はこっちから
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ