67話 ペットボトルが無機物じゃないだと?!
67話 ペットボトルが無機物じゃないだと?!
(コスモゾーンは……家庭用ゲームで言えば、ハードみたいなもんだ。ニンテンドース〇ッチとかプレイステ〇ションとか。で、俺たちは、ゲームの中のキャラクターみたいなもん。ゲームの中で行われていることは、すべて、ソフトとハードが、共同作業で、0と1を計算しているだけ)
また難しい話をされてしまう。
モンジンは、難しい話しかできないのだろうか……
幼稚園児に分かるように言えって何度言わせるんだ。
幼稚園児に、ハードとかソフトとかわかるか?
いきなり『0と1の計算』って言われても、わかるワケないだろ。
幼稚園児、ナメんな。
(この世界は……空間も無機物も俺もお前も、魔王も……全部、コスモゾーンの演算によるもの)
無機物っていう言い方が、もう、ヤダよね。
正直、わからないもん。
なに、無機物って……石とかってこと?
違う?
わからんって……
……あ、ちなみに、もう日はまたいでいる。
残り時間は4分30秒。
(コスモゾーンがビットを演算することで、初めて全ての存在が実体可能となる。仮に、ゲームやっている時の停電みたいな感じで、『コスモゾーンが落ちた』ら、この世界も全部終わる……と思う。実際は山ほどバックアップとかあるだろうから、ちょっとショートしたぐらいじゃ全部が終わるってことはないだろうが)
正直、途中から、ボクは、モンジンの話を聞いていなかった。
戦っているパリピーニャを脳死で見つめていた。
モンジンがダラダラ話している間、ずっと、パリピーニャは大暴れ真っ盛り。
ドゴォ! バキッ! っと、心地いい破壊音が、延々と鳴り響いてる。
(おい、聞いてんの、17番)
「……当たり前じゃないか。ボクは、ずっと、君の話しか聞いていないよ。つまり、要約すると、アレだろ? 宇宙は膨張しているってことだろ?」
(話の方向性としては微妙に間違ってもいない気もするが、しかし、それはあくまでも偶然で、お前、普通に聞いてなかっただろ。……クソが。いちばんわかりやすいようにゲームで例えてやったのに……)
モンジンの心が、けっこう本気で折れかけているのが伝わってきた。
根性が足りないな。
この程度で折れるようでは話にならんよ。
これだから、最近の若い奴は……
などと、ボクは、『心の中の老害』を出しつつ、
「……とりあえず、そのコスモゾーンってのは、神様みたいなものって認識でいい?」
言いながら、視線はずっと、パリピーニャを追っていた。
もう流石に見慣れたかなぁ、とか思ったけど……まだ、全然、見れるねぇ。
今回は流石に無理かと思いましたが、人間、やればできるもんですね。……ギリ、どうにかなりそう。明日の朝までに仕上げます。来月はもう知らん。
明日は、自作コミカライズ版31話配信。その記念で10話投稿やります。来月はたぶん無理。
舞い散る閃光「マジで? もう無理?」
いや、這いつくばってでもやるよ。




