表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【コミカライズ】センエース~舞い散る閃光の無限神生~  作者: 閃幽零×祝百万部@センエースの漫画版をBOOTHで販売中
永久閃光龍神I章 さいごのまおうのせかい。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

5542/6043

50話 ダンジョン報酬。


 50話 ダンジョン報酬。


 ワクワクしながら、宝箱を開けると、

 そこには、『ちょっと豪華なモノクル』と、『一枚の紙』があった。


 紙に文字が書かれてあったので、いったん、ボクは紙を取り出して、内容を確認してみた。

 この紙は、モノクルの説明書だった。

 名称と効果が書かれている。


 名称『神眼モノクル』

 効果『装備している間だけ無条件でプロパティアイが使える』


 それを見て、ボクは『?』となったが、

 ボクの中にいるモンジンは、


(マジかよ……無条件ってことは、装備者の魔力も不必要ってことだよな。プロパティアイをMP消費なしで使えるとか、どんだけ?! なんでだ?! もしかして、このアイテム自体がオルゴレアム化している? 惑星エネルギーと連動しているのか?! いや、まあ、そういう神器もあるにはあるだろうが……)


 などと、また、意味不明なことをブツブツ言っているので、

 ボクは、モノクルを手に取りながら、


「モンジン、もしかしたら、このアイテムは、その驚きに値する何かなのかもしれないけど、これを使うことになるのはボクなんだから、勝手に納得と驚愕だけをするのはやめて、ボクにわかるように説明してくれ。もう言うまでもないとは思うけれど、アホの僕に伝わるように、優しく丁寧に」


(プロパティアイは眼力系の最高位魔法だ。サードアイの上がフォースアイ、その上がフィフス、シクスス、セブンスアイときて、その上がプロパティアイで、デジタルに相手の存在値が分かる。極めれば、相手の使用魔法やスキル……もっと細かいステータスまで丸裸に出来る。もちろん、同等レベルのフェイクオーラを使われると見えないけどな)


「眼力系の最高位……やばいね、それは……しかも無条件……やばぁ……」


 凄さを理解すると、モノクルを持つ手が震えた。

 そんなすごいもの、壊したらどうしよう……

 なんて、小市民な不安が頭をよぎる。

 仕方ないじゃないか。

 実際、ただの小市民なんだから。


 と、そこで、ボクはふと思う。


「……もしかして、この都市にある全部のダンジョンに、これと同じレベルのアイテムが眠っているのかな?」


(かもな。その可能性は極めて高い)


 この巨大都市ユウガには、全部で100個の地下迷宮が存在する。

 その最奥全部に、これと同じランクの神器が眠っているのかも……と考えると、それだけでドーパミンが止まらない。


「うわぁあ高まるぅう! 人生楽しぃいい! 生きてて、ほんと良かった!! 何度も、何度も、死のうと思ったけど、ギリギリのところで踏みとどまって、本当によかったぁあああ!」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
自作コミカライズ版36話公開中!ここから飛べます。 『センエース日本編』 また「センエースwiki」というサイトが公開されております。 そのサイトを使えば、分からない単語や概念があれば、すぐに調べられると思います。 「~ってなんだっけ?」と思った時は、ぜひ、ご利用ください(*´▽`*) センエースの熱心な読者様である燕さんが描いてくれた漫画『ゼノ・セレナーデ』はこっちから
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ