65話 共鳴融合は、とんでもなく発動条件が厳しいタイプのプライマルプラチナスペシャルだが、『理想の未来を追い求めた者』であれば十分に利用可能な範囲にある。
65話 共鳴融合は、とんでもなく発動条件が厳しいタイプのプライマルプラチナスペシャルだが、『理想の未来を追い求めた者』であれば十分に利用可能な範囲にある。
サンスクリットアライブを起動し、
破格の奇跡を実現させようとするセミガニャル。
「……本当は融合系スペシャルの最高位である『原初核融合』が使いたいんだけどね。流石に、今の俺じゃあ、そこまでの狂気は扱いきれない。メモリ不足ってやつだね。……というわけで……無難に『共鳴融合』をインストールさせてもらう」
サクっと、あっさり、プライマルプラチナスペシャルを獲得していく。
システムの穴を目一杯・最大限についていく、極悪と醜悪の極み。
「演算速度はレイナをCPUにしているから問題なし。集中力はトリデ、戦闘センスは俺。共鳴融合の発動条件の性質に関しても問題ない。『孤高』で、『高潔』で、『勇敢』で、『強大』で、『荘厳』で、『豪奢』で、『圧倒的かつ徹底的かつ決定的に尊き存在』……センエースや田中トウシと比べれば劣るけれど……一応、俺とトリデも条件はクリアしている。だから舞える……十分に美しく」
違法ダウンロードした共鳴融合が正しく発動していく。
共鳴融合は、とんでもなく発動条件が厳しいタイプのプライマルプラチナスペシャルだが、『理想の未来を追い求めた者』であれば十分に利用可能な範囲にある。
戦闘力が爆上がりしたセミガニャルは、
「さあ、やろうか……センキー。ここからが本当の勝負だ」
そう言って、センキーとの距離を詰める。
二人は数秒睨みあってから、
ギュオッ!
ガォウゥッ!
と、互いに拳を豪速で繰り出していく。
練度としては、ギリギリ、セミガニャルの方が上っぽかったのだが、
しかし、結果としては、
「ずおぉ!!」
セミガニャルの方が吹っ飛ばされた。
センキーは吹っ飛ばされたセミガニャルの背後に、一瞬で追いつくと、
そのまま、追撃の膝をぶちこもうとした……が、
「くおっ!」
ギリギリのところで、セミガニャルは回避してみせた。
それで終わってくれればよかったのだけれど、
センキーは、『セミガニャルが回避すること』を計算した上で追撃していたので、
回避したセミガニャルを見て、
『待っていました』とばかりに、グンっと半歩踏み込んで、
『強引な回避で体勢が崩れたセミガニャル』の腹部に、
思いっきり『両拳ハンマー』をたたきこむ。
「ぐっほぉおおおお!!」
地面に叩き落され、大量の血を吐きだすセミガニャルの頭を、
センキーは、思いっきり、
ガツン!!
と、踏みつけながら、
「……『共鳴融合は、こっちも使えるから、劣化版の共鳴融合を使っているだけじゃ相手にならない』……と、ウチのトウシ様がおっしゃっている」
「……ふ、ふふ……俺も共鳴融合を使えば、多少は抵抗できるかと思っていたんだけど……こんなに差があるとは……普通にショックだな。いや、差があるのは分かっていたし、俺の方が弱いのも分かっていたよ。でも……ここまで圧倒的だとは思っていなかったんだ……」
ゴールデンウイークイベント『さいごのまおうのせかい』。
『本日、5月1日の午後17:30』ぐらいから、
なろう、カクヨム両方で、投稿を開始します。
私の中での正式なタイトルは『センエース~さいごのまおうのせかい~』なのですが、それだと、新規参入が厳しい気がしたので、悩みに悩んだ末、下のタイトルで投稿することにしました。
「さいごのまおうのせかい~『1日5分だけ魔王を自由に召喚できる力』で成り上がる。短時間でも上手くやれば、闘技場で大金稼いで、ダンジョン攻略することも可能!~」
50~60個ぐらいタイトルを考えまくって、わけがわからなくなって、最後にはシンプルにまとめる法案が可決されました……悩んでいる時には
『魔王狂いの悪役奴隷~『1日5分だけ魔王を自由に召喚できる力』は罪と罰。5分は短いが、18禁の魔王を使えば未踏破領域もなんとかクリア可能です~』
とかまでいきました。
正直、今も悩んでいます。シンプルにまとめた方が広く見てもらえるのか、それとも、厨二に全振りする方が目立つのか……




