49話 死ぬほど嫌いだぜ、お前のことが。マジで、本当に許せねぇ。俺は、頭の悪い女が吐くほど嫌いなんだ。お前に触れているだけでヘドが出そう。
49話 死ぬほど嫌いだぜ、お前のことが。マジで、本当に許せねぇ。俺は、頭の悪い女が吐くほど嫌いなんだ。お前に触れているだけでヘドが出そう。
「……ああ、壊れていく……私の中の、何かが……私の中に、まだ私が残っている……信じがたいことだ……ありえないことだ……」
大量の血を吐いている輝木から目を背け、ただの言葉を、愚痴のように吐き散らかすトリデ。そんなトリデの視線の片隅で、センが、死にゆく輝木を抱き留める。
意識が薄らいでいる輝木を抱きしめながら、
センは、
「くそバカ女が……。あの程度の攻撃、俺なら、余裕で防げたんだ……嘘じゃないぞ。オメガバスティオンは知識&集中系の技だから、今の俺でもどうにか使える……お前は無駄死にしただけだ……バカが……」
「……」
ぱくぱくと、ギリギリのところで、どうにか口を開いている輝木。
ただ声が聞こえない。
だから、センは、輝木の口元に耳をよせる。
輝木は、小さな小さな、かすれた声で、
「あなたを守って死ねた……それでいい……無駄死にじゃない……」
「お前が何をどう思おうと勝手だが……事実として無駄死にだ。死ぬほど嫌いだぜ、お前のことが。マジで、本当に許せねぇ。俺は、頭の悪い女が吐くほど嫌いなんだ。お前に触れているだけでヘドが出そう」
「……」
血を失った真っ白な顔で、
輝木は、ゆっくりと、静かな微笑みを浮かべた。
その笑顔だけを切り取れば、とても殺人鬼には見えなかった。
どこにでもいる、ただの弱くて強い、一人の女の子。
センの腕の中で、しっとりと息絶えた輝木は、
どういう原理か知らんけれども、
とにかく眩しい、とても美しい粒子となって、
センの中……奥の奥へと注がれていく。
そして、センの背中に顕現する。
正真正銘の……毘沙門天の剣翼……その基盤として。
「……」
センは、自分の背中で、何よりも美しく輝く剣の翼を見つめながら、
「俺を守ろうって? ナメやがって……てめぇの過保護なんかなくても、俺は死なねぇんだよ」
そう言いながら、
センは静かに、天を仰ぎ、
一度、しっかりと目を閉じてから、
「なんで、こんな短時間で、二回も、お前が死ぬところを見ないといけないんだ……俺が何したってんだよ。そこまでの罰を受けるほど悪いことはしてねぇはずだぞ……」
ため息交じりにそう言って、
目元を少しだけ、腕で拭ってから、
――センエースは、トリデをにらみつける。
トリデは、輝木の心臓を貫いて以降、
ずっと、目を背けて、どこか遠くを見つめていた。
だが、センの本気の睨みを受けたことで、
覚悟を決め直したように、
トリデサイゴは……センを睨み、
「……約束神化……」
自分の中にある煌めきを沸騰させていく。
それで止まることなく、続けて、
「殺戮神化」
と、ダブルで呪いを背負うと、
一度、天を仰いで、深呼吸を挟んでから、
シッカリと、
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「――/\☆*【【永世月光神化】】*☆/\――」
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