24話 てめぇの、その、謎に意識高い覚悟……『興味ないね』と言ってやりたいところだが、流石に、シカトはできねぇな……
24話 てめぇの、その、謎に意識高い覚悟……『興味ないね』と言ってやりたいところだが、流石に、シカトはできねぇな……
「俺のアタマの中にある、お前に対する感情は、『よくも、あいつらを殺しやがったな』っていう、それだけだ。それ以上の感情を抱ける隙間が微塵もねぇ。俺は、とにかく、マジで、てめぇにキレてる。世界のこと云々はあとでどうにかするとして……とにかく、今は、てめぇを殺すことだけで手一杯。俺から全部を奪ったテメェを、俺は絶対に許さない」
「そうか……」
と、遠くを見つめながら、砦は、
意味ありげに、2・3度小さくうなずくと、
「――才統空羅――」
特異な技を放った。
その瞬間、後方彼氏面をしていた数百万を超える、砦の異次元同一体が、
たった一人のトリデサイゴへと収束していった。
膨れ上がる最大出力。
メモリを爆増させた上で、
「約束神化……」
と、唐突に、
約束神化をぶっかましてきた。
それを見たセンが、眉間にシワを寄せている間に、
続けて、砦は、
「殺戮神化」
と、ダブルで『神化』という覚醒をぶっかましてきた。
約束神化と殺戮神化のダブルを纏い、
大幅に圧力を増大させた砦は、
『この程度で終わるわけがないだろう?』
とでも言いたげな顔で、一度、静かに微笑むと、
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「――/\☆*【【永世月光神化】】*☆/\――」
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極端なほどの輝きを放ち始めた。
最終固有神化。
それは、命の答えに近づく光。
永久を想起させる閃光のような輝きの中で、
砦は、静かに天を仰ぎ、
「私は……運命を殺す狂気の具現。永き時空を旅した敗北者。月光の龍神トリデサイゴ。お前を殺す者だ」
そう、高らかに、名乗りをあげた。
あまりにも深い波動。
その力強さを前に、センは、普通にゲロ吐きそうになりながら、
どうにか、無敵の精神力で、自分を抑え込んで、
「てめぇの、その、謎に意識高い覚悟……『興味ないね』と言ってやりたいところだが、流石に、シカトはできねぇな……」
本当は、このまま、シッポをまいて逃げ出したいところだが、
しかし、センは、折れるほど奥歯をかみしめて、
自分の弱さを、この場に張りつけにする。
自分の臆病な心をボコボコに殴りつけた上で、
グっと、自分の奥深くに潜っていくセン。
砦の月光に触れたことで、
センエースの中の何かがあふれる。
「キスしたいほどエロい女を殺されて……自分が住んでいた場所も破壊された。……そんな俺の、生物として極めてまっとうな怒りを……思い知れ……」
自分の中で沸き上がる全部を、
もれなくすくいあげると、
センは、ガっと力強く、両目をガン開いて、
「――殺戮運命神化 破道混沌/黒蛇邪気眼――」
轟々と燃えるような邪気を放つ。
暴走する憤怒と苦悩と悲哀を糧にして輝く黒い閃光。
ここから、本編が加速度的に暴走していく……予感っ
――ご報告ですが、5月か6月に、また、ちょっとしたチャレンジをしてみます。
今後も、年に一回ぐらいは挑戦してみようと思っている次第ですw
諦める気も、停滞する気も、一切ないので(>_<)
作業時間パンパンで、無茶ができる余裕はゼロですが……それでも……叫び続ける勇気を……っ
……あくまでも、ちょっとしたチャレンジですので、期待はしすぎないでくださいw
そして、もし、よろしければ、応援いただければ……と思っております(*^-^*)




