14話 200兆年の間、ソウルゲートの中で、ずっと、センくんとエンドレスワルツを踊り続けた俺の異常性を、じっくりと楽しんでくれ。
14話 200兆年の間、ソウルゲートの中で、ずっと、センくんとエンドレスワルツを踊り続けた俺の異常性を、じっくりと楽しんでくれ。
――放っておけば、全部終わる。だから、ガムシャラにやるしかないという、単なる背水の陣。グツグツと沸き上がるトウシの力を前にして、
……蝉原は、自嘲気味に笑って、
「田中トウシ……君は本当に、チートな存在だね。天才性という点において、君の右に出る者は、未来永劫、現れないだろう」
「……」
「田中トウシ……認めるよ。君の方がスペックは遥かに高い。君の方が、生命体として格上だ。……が、そんなことは今回の勝敗に関係ない」
そう言いながら、蝉原は、心の中で、
(1、田中トウシとの戦闘経験を積む事。2、センエースとオメガ・ニャル=トリデサイゴの戦いを邪魔させないこと。……この二つが俺の勝利条件。……この状況下で、俺の勝利は絶対に揺るぎない)
勝利条件があまりに有利すぎる。
前者の条件に関しては、この場が整った段階で成立しているし、後者の条件に関しても、今の蝉原なら、確実に実行可能。
蝉原の敗北はありえない。
(田中トウシ。……君は俺を殺せる資質を持つが、俺を『一瞬で殺す事』は絶対に不可能だ。俺の生命力は膨大だし、『泥試合での粘り方』に関しては、君を遥かに凌駕している。200兆年の間、ソウルゲートの中で、ずっと、センくんとエンドレスワルツを踊り続けた俺の異常性を、じっくりと楽しんでくれ)
心の中で本音の宣戦布告をしてから、
蝉原は飛び出した。
長年の積み重ねを経て、凶悪な戦闘力を誇るようになった蝉原だが、
そんな蝉原を、トウシは、
「蝉原勇吾……おどれ、めっちゃ強いやん」
そう言いながらも、
『召喚したでかい刀』で、
ザクザクっと、蝉原の背骨を、
マグロの解体ショーばりの勢いで裁断していく。
「ぐほっ……」
普通に大ダメージを受けて吐血する蝉原。
あまりに強すぎるトウシを尻目に、
蝉原は、心の中で、
(ソンキーの武に組み込まれたトウシというCPU……相性が、あまりにも抜群……)
『田中トウシ』という、えげつない天才を前にして、
普通に泣きそうになる蝉原。
(田中トウシ一人を潰すだけでも、ほぼ不可能と断言していいレベルなのに……実際の最終決戦においては、『センエース+田中トウシ』を相手にしないといけない……すごいな……こんな理不尽なことがあるだろうか……鬼畜ゲーにも程がある……)
ため息がこぼれる。
(一応、こっちにも、ザンクとかバーチャとか、それなりの手ゴマがいるにはいるが……トウシのスペックが、あまりにも規格外にエグすぎるな。『悪陣営(蝉原サイド)』の面々も、普通に考えたら、相当な実力者たちだが、流石に、『敵側』が強大すぎて、見劣りせざるをえない。……『小学3年生以下の少年野球チームで、メジャーのオールスターに挑む気分』だ。……あるいは、『竹やり数本で戦闘機に挑む気分』……絶望しか見えない)
というわけで、10話投稿達成です(*´▽`*)
今月もどうにかこうにか、なんとかかんとかイベント達成できました!
ここまでの無茶ができているのは、ずっとずっと応援してくださっている読者様のおかげです!
こんなエグい無茶、誰にも応援されていなかったら、絶対にやっていませんw
マジで、起きてから寝るまでずっとやってますからねw
最近でいうと、だいたい5時前後に起きて、21時前までノンストップですw
……改めてみると、ほんと頭おかしい……Σ(゜Д゜)




