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【コミカライズ】センエース~舞い散る閃光の無限神生~  作者: 閃幽零×祝百万部@センエースの漫画版をBOOTHで販売中
永久閃光龍神H章 200年。

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11話 『空間と調和して、コスモゾーンに意識を接続させ、デバッグメニューを見つけ出してしまう手腕』が、異常に高すぎて、普通にお手上げ。

挿絵(By みてみん)

自作コミカライズ版29話配信中!

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それを記念しての一日10話投稿!!


本日の7話目。


 11話 『空間と調和して、コスモゾーンに意識を接続させ、デバッグメニューを見つけ出してしまう手腕』が、異常に高すぎて、普通にお手上げ。


 ずっと、困惑が止まらないショデヒに視線を向けることなく、

 蝉原は、フラットな表情で、軽い前置きをしてから、

 トウシに、


「どうせ聞いたってわかんないんだろうけど……一応聞いておこうか。絶対に理解できないから、別に教えてくれなくてもいいけど……田中トウシ、君は、なぜ、携帯ドラゴンをもっているのかな?」


「……『何もない領域』という概念に固執しすぎたな。そのせいで、色々とバグだらけやったで。まあ、ワシやないと見つけられん『小さな穴』ばっかりやったけど」


(その小さな穴をふさいだところで、結局、何かしら、手段を見つけて脱出してしまうんだよなぁ。『空間と調和して、コスモゾーンに意識を接続させ、デバッグメニューを見つけ出してしまう手腕』が、異常に高すぎて、こちらが、どれだけ『疑似空間を作成する手腕』を底上げさせても意味がない。……おまけに、『銀の鍵を使うたびに、リセットされているはず』なのに、空間と調和するまでの時間がどんどん短くなっている……もう、本当に意味が分からない……センエースも、田中トウシも、どっちも異常すぎる……)


 蝉原が、心の中で、タメ息をついている間、

 トウシは、


「人為的な空間作成の基盤を担っとるプログラム言語が有能すぎて、パターン解析されたら、楽勝にハックされてまう。セキュリティインシデントを意識するあまり、安易なマクロパターンを連鎖しすぎて、逆に――」


 ツラツラと、概要を説明するトウシ。


「平坦な幾何学的領域外GISネットワークへの接続を容易にしとる。5次元オブジェクトのカスタムインストラクションは、AIDDマクロで組まんと――」


 当人的には分かりやすく説明しているつもりらしいが、

 聞いている蝉原とショデヒの顔はどんどん曇っている。


「――で、ワシが産まれたってワケや」


 最低限の証明が完了したところで、


 ショデヒが、思いっきり眉間にシワを寄せて、

 蝉原に、


「つ、つまり……どういうことだ?」


「わからないのかい? ようするに、彼は、『へのつっぱりはいらんですよ』と言っている」


「あん?」


 蝉原は、くくっと、楽しげに笑ってから、


「俺の手で作成された、隔離用の空間は、簡単に言えば、『ゲームの3D空間』みたいなもの。ようするに、『コスモゾーンの空間管理システム』で運用されている『現実の空間』よりも『かなり脆弱』なんだ。負荷値の高い多段ムーブで圧力をかけられると、制作者の意図しないバグがおきる。マリ〇64のケツワープみたいなもの……いや、それは例えとして不十分。もっと適切にたとえると……そう……たとえば、『ムジ〇ラの仮面』では、デクナ〇ツ城で、色々とゴチャゴチャした後に『ポーズを開いてマップ画面のRにカーソルを合わせて大翼の歌を吹く』というのを63回繰り返してから飛ぼうとすると、『デバッグメニューが出現する』というバグ技がある。デバッグメニューを操作することで、全てのアイテムを入手したり、ハートをMAXにしたり、本来入手できないアイテムを入手出来たりするんだけど……トウシは、そんな感じのことをやったんだよ」


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自作コミカライズ版36話公開中!ここから飛べます。 『センエース日本編』 また「センエースwiki」というサイトが公開されております。 そのサイトを使えば、分からない単語や概念があれば、すぐに調べられると思います。 「~ってなんだっけ?」と思った時は、ぜひ、ご利用ください(*´▽`*) センエースの熱心な読者様である燕さんが描いてくれた漫画『ゼノ・セレナーデ』はこっちから
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