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【コミカライズ】センエース~舞い散る閃光の無限神生~  作者: 閃幽零×祝百万部@センエースの漫画版をBOOTHで販売中
永久閃光龍神G章 死刑宣告。

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2話 脆いな。数字としては、それなりだが、『それだけ』でしかないから、話にならない。無駄な抵抗は意味がないからやめておいた方がいい。


 2話 脆いな。数字としては、それなりだが、『それだけ』でしかないから、話にならない。無駄な抵抗は意味がないからやめておいた方がいい。


「別にリーダーを気取る気はないけど、まとめ役はいた方がいいだろうから、今は俺が、君たちを牽引されてもらう。とりあえず、現状をまとめておく。レイナはセンくんに命を救われて死なずに済んだけど、結果、イーに奪われた。全てをもっている今のイーは非常に強いよ。どうにかして殺さないと、人類は終わる。状況は理解できたかな? じゃあ、張り切ってイーを討伐することにしよう。センくんという主力がいないのは大いに不安だけれど……でも、いない者のことを考えても仕方がない。俺たちだけで、どうにか頑張るんだ。まぁ、『俺たち』とは言っても、俺はただのデスガンだから、現状だと、糞の役にも立たないけれどね」


 などと、蝉原が呑気に言っていると、

 イー・ト・ラーが、ギラリと、

 星桜を睨みつけ、


「貴様も、なかなか優秀だ。私の糧にしてやる。光栄に思え」


 そう言いながら、星桜に襲い掛かった。


 星桜は、


「っ……約束神化……」


 まだ、『センエースの死』に対して、向き合いきれていないまま、

 反射的に変身をして、イー・ト・ラーの暴力と向き合う。


 イー・ト・ラーは、ファイティングポーズをとっている星桜の腕を、

 小枝でもへし折るみたいに、

 バギィっと、簡単に引きちぎる。


「ぐぅううっっ!」


 根性とプライドで、どうにか叫ぶのを我慢する星桜。

 そんな星桜を見ながら、

 イー・ト・ラーは、引きちぎった星桜の腕を、

 ちょっとしたおやつみたいにかじりながら、


「脆いな。数字としては、それなりだが、『それだけ』でしかないから、話にならない。無駄な抵抗は意味がないからやめておいた方がいい」


 と、親切な忠告をしてくれるイー・ト・ラーに、

 星桜は、激痛を我慢しながら、


「腕の一本を取ったぐらいで……随分と、調子に乗ってくれるやないっすか」


 そう言いながら、欠損治癒で腕を生やす。


 と、そこで、輝木も、


「――約束神化」


 サクっと変身して、

 オーラと魔力で、イー・ト・ラーを威圧していく。


 2対1になったイー・ト・ラーは、

 不敵に微笑んで、


「貴様も数字だけはそこそこ……しかし、まったくもって無意味。今の私の力は、貴様らの想像の範囲外にある」


 そう言いながら、イー・ト・ラーは、ぐつぐつと、オーラを底上げしていき、

 シュババ、ダッっと、

 軽快かつアクロバティックに空間を駆け抜け、

 星桜と輝木の二人をザクザクっとぶっ飛ばしていく。


「がはっ!」

「ぐふっ!」


 強大かつピンポイントな衝撃が、

 二人の全身を駆け巡る。

 当たり前のように激しく吐血。

 喉が焼けるように熱い。

 頭がふらふらして、今にも気絶しそう。



 『輝木&星桜が、イーにボコられている』

 ……そんな残虐的なシーンを、

 ウルアと久剣の二人は、何もできずに黙って見ている事しか出来ない。

 センエースがどうなったのか、本当に死んだのか……とか、色々と考えるべきことはあったが、とりあえず、直近で最も大事なことは、このイー・ト・ラーをどうするべきか。


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自作コミカライズ版36話公開中!ここから飛べます。 『センエース日本編』 また「センエースwiki」というサイトが公開されております。 そのサイトを使えば、分からない単語や概念があれば、すぐに調べられると思います。 「~ってなんだっけ?」と思った時は、ぜひ、ご利用ください(*´▽`*) センエースの熱心な読者様である燕さんが描いてくれた漫画『ゼノ・セレナーデ』はこっちから
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