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【コミカライズ】センエース~舞い散る閃光の無限神生~  作者: 閃幽零×祝百万部@センエースの漫画版をBOOTHで販売中
永久閃光龍神F章 第一アルファ・クライシス。

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6話 この俺ですら容易にはサバききれないほどの、おそろしくイカついツッコミどころであふれたセリフ。俺じゃなきゃゲロ吐いちゃうね。


 6話 この俺ですら容易にはサバききれないほどの、おそろしくイカついツッコミどころであふれたセリフ。俺じゃなきゃゲロ吐いちゃうね。


「あの、セミさん……ヨグさんは……お前に力を与えてはいない、みたいなことを言っているんだけど……」


「ヨグは嘘つきだからねぇ。なかなか本当のことは言わないと思うよ。まあ、俺が嘘をついていると思ってくれてもいいけど、今回に関しては、ヨグの方が嘘をついているね」


「嘘つき村の住人たちに囲まれて、心が折れそう……」


「俺は、今日に限り、正直村の住人だよ、センくん」


「嘘をつかないっていうやつが、一番の大嘘つきだと相場が決まっている。……ただ、これ、どこまでいっても、平行線だよなぁ……どっちが嘘をついているか判別する手段がなさすぎる……」


 深いため息をついてから、センは、


「……もういい。お前らには頼らん。ここからは俺だけの力で道を切り開く」


 覚悟を決める。

 ……そして、また、夜がくる。



 ★



 その日の夜。

 学校に集まったのはいつものメンツ。

 センエース、久剣、輝木、ウルア、星桜。


 今日も元気に全員強制集合。


 集まった面々に、センは、昼間に聞き切れなかった、細かい部分を、根ほり葉ほり聞いていく。

 その途中で、ウルアが、


「――私は、セン様の、『お店での高潔な一言一句』も覚えておりますが、それも答えた方がよろしいですか?」


 などと、鬱陶しそうなことを口にしだしたので、

 センは、


「それはいいかな。大したことじゃないから。というか、その話はやめようか」


 心臓バクバクしながら、そう言うと、

 星桜が、センの胸倉をグイと掴んで、


「どういうことっすか? あのいかがわしい女が働いているような、いかがわしい店で遊んだということっすか? ボクと、結婚している立場で、なにを、しているんすか!」


「……この俺ですら容易にはサバききれないほどの、おそろしくイカついツッコミどころであふれたセリフ。俺じゃなきゃゲロ吐いちゃうね。ま、実のところ、この俺ですら、今にも吐いちゃいそうなんだけどね。まず、俺、結婚してないしぃ、ウルアは、いかがわしい女ではないと思うしぃ……それに――」


「あんな、誰にでも股を開きそうな女の何がいいんすか! つまみ食いするにしても、アレは選んじゃダメっすよ! 品位が疑われてしまうっす! みるからに、性病の塊じゃないっすか!」


「……お前、性格、終わってんな……なんで、俺、お前みたいな終わっている女の重荷なんか背負っているんだろう……倫理観がゲシュタルト崩壊しそう……」


 そこで、ウルアが、星桜に、


「流石に、聞き捨てなりません。撤回を要求します」


 と、詰め寄ると、星桜は、ウルアを睨み、


「うっせぇ、消えろ、クソ売女ばいた。ボクの男に、その卑猥なツラで近づくな、殺すぞ」


 そのセリフを受けて、センが眉間にしわをよせ、


「えぐい、えぐい。呪いをノシつけて返したくなるから、お前、もうしゃべるな。お前、これまでの人生で『世界に対する献身がハンパない、聖女みたいな生き方』してきたくせに、なんで、ウルアに対してだけは、そんなに口が悪いんだ」


今回の28話も、たくさんの読者様に、ご購入いただきまして、誠に感謝しております!!

毎回、購入いただいている読者様、いつもブーストつきでご購入いただいている読者様……ありがとうございます!!

おかげさまで、どうにか継続できております!


今回の自作コミカライズ版では、「漫画として読みやすさ」を考えて仕上げてみました。

少しでも楽しんでいただけたなら幸いです!

次回も、一枚絵の出来より、漫画としての読みやすさを求める予定です!

まだ、自分の中での伸びしろはあると感じておりますので、その辺、楽しみにしていただけたら幸いです!

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自作コミカライズ版36話公開中!ここから飛べます。 『センエース日本編』 また「センエースwiki」というサイトが公開されております。 そのサイトを使えば、分からない単語や概念があれば、すぐに調べられると思います。 「~ってなんだっけ?」と思った時は、ぜひ、ご利用ください(*´▽`*) センエースの熱心な読者様である燕さんが描いてくれた漫画『ゼノ・セレナーデ』はこっちから
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