表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【コミカライズ】センエース~舞い散る閃光の無限神生~  作者: 閃幽零×祝百万部@センエースの漫画版をBOOTHで販売中
永久閃光龍神E章 銀の鍵は砕けない。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

5310/6047

3話 それだけ、無様に徹底して現実逃避できるというのも、一種の才能と言えるかもしれないね。私なら、そこまで醜くはなれない。


 3話 それだけ、無様に徹底して現実逃避できるというのも、一種の才能と言えるかもしれないね。私なら、そこまで醜くはなれない。


「センエースは確実に死んでいる。その証拠が、あの灰。君たちのヒーローが死んだという現実を受け入れがたいのは分かるが、目の前で起きたことぐらいは受け止めてほしいものだね」


 そう言いながら、ミゼーアは、星桜の顔面に、綺麗な裏拳を叩き込む。バキィっと頬を殴られた星桜は、豪快に吹っ飛び、ズサァアっと地面に倒れこむ。


 痛む頬を押さえながら、

 よろけつつ、

 なんとか立ち上がった星桜は、


「……明らかめちゃくちゃ、手ぇ抜かれとるのに、このザマっすかぁ……これは、確かに、絶対に勝てんっすねぇ……いくらなんでも強すぎ……」


 回復魔法で、顔面の大ケガを治療しつつ、


「閃壱番がホンマに死んどったら……ここで完全に終わりっすね」


 と、そう言ってから、

 星桜は、空に向かって、


「センセー、もう、『死んだマネ』はお腹いっぱいっすから、そろそろ帰ってきて、あの化け物を吹っ飛ばして欲しいんすけどぉ!」


 などと叫ぶ彼女に続き、

 輝木も、


「センイチバン……どうせ死んでいないのは分かっているので、星桜サンの言う通り、さっさと戻ってきてほしいんですどぉ……このままですと、私たち、本当に死んでしまって、あなたにお礼の一つも言えなくなってしまいますのでぇ」


 などと、サイコな発言を連発する二人のメンヘラを尻目に、

 ミゼーアは、しんどそうな顔で、


「それだけ、無様に徹底して現実逃避できるというのも、一種の才能と言えるかもしれないね。私なら、そこまで醜くはなれない」


 ため息交じりにそう言ってから、


「さて……では、そろそろ死のうか」


 そう言いながら、右手にオーラをためていく。

 巨大な異次元砲で、全員まとめて吹っ飛ばそうとしている様子。




 ★




 ――認知の領域外で、

 でかいエアウィンドウに表示されている『センエースの灰』を観察している、

 『蝉原勇吾』と『ショデヒ』の二人。


 風に吹かれて消えていっている真っ白な灰を見つめながら、

 ショデヒが、ボソっと、


「……は、はは……はははっ。死んだぞ……これは、面白いな。あれだけカッコつけておいて、あっさり灰になってしまった! さ、流石に笑ってしまう! よく、ミゼーアは笑わずに堪えることができているな。くっ……はははっ!」


 と、大笑いしているショデヒの横で、

 蝉原は、怪訝な顔で、神経を研ぎ澄ましていた。


 そんな蝉原に、ショデヒが、


「どうした、蝉原。厄介なセンエースが死んだというのに、なぜ、そんな不満そうな顔をしている? もしかして、なんだかんだ、貴様は、センエースのことを気に入っていたのか? だから、死んで悲しいのか? くくく……貴様も、所詮は、脆弱な心を持った元人間ということなのかな?」


 などと、軽やかな言葉で、蝉原を侮辱していく。


 そんなショデヒの言葉に一切関心を示すことなく、

 蝉原は、警戒心全開で『認知の領域外全般』に意識を拡散させていく。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
自作コミカライズ版36話公開中!ここから飛べます。 『センエース日本編』 また「センエースwiki」というサイトが公開されております。 そのサイトを使えば、分からない単語や概念があれば、すぐに調べられると思います。 「~ってなんだっけ?」と思った時は、ぜひ、ご利用ください(*´▽`*) センエースの熱心な読者様である燕さんが描いてくれた漫画『ゼノ・セレナーデ』はこっちから
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ