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【コミカライズ】センエース~舞い散る閃光の無限神生~  作者: 閃幽零×祝百万部@センエースの漫画版をBOOTHで販売中
永久閃光龍神D章 最後の砦。

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55話 宇宙人に殺された。世間で騒ぎになっていないのは、デスゲームの主催者ショデソウによって、情報操作とかされているからじゃねぇの? 知らんけど。

挿絵(By みてみん)

自作コミカライズ版27話配信中!

それを記念しての一日10話投稿!!


本日の6話目!


 55話 宇宙人に殺された。騒ぎになっていないのは、デスゲームの主催者ショデソウによって、情報操作とかされているからじゃねぇの? 知らんけど。


「……お前が、その手の悪質な冗談を口にするの、珍しいな。イカれたことは言うけど、そういうイジメ系のコトは言わないやつだと思っていたぜ」


「俺が悪質な冗談を口にするかどうかに関しては、諸説あるところだが……今回のコレに関しては、冗談ではなく、ただのガチだぜ。ちなみに、蝉原も死んだ。あれは、嬉しかったなぁ。この手で殺せなかったのは、少々残念ではあるが、まあ、死んでくれただけで、万々歳だ」


「……蝉原に関しても、ガチなの?」


「ああ、ゴリゴリのガチだぜ。シャレの要素は一切ない。俺、ファッションじゃなく、マジで、あいつ嫌いだから、死んでくれて、超嬉しい」


「……ちなみに、なんで? 交通事故? ……そんな話は聞いてないんだが……」


「宇宙人に殺された。世間的に騒ぎになっていないのは、デスゲームの主催者ショデソウによって、情報操作とかされているからじゃねぇの? 知らんけど」


「……」


「安心しろよ、反町。そんな顔しなくていい。蝉原たちを殺した宇宙人なら、俺が、『そげぶ』で、撃退しておいた。俺の男女平等パンチを前にすれば、宇宙人も裸足で逃げ出す」


「……そこまでソリッドな戯言を貫いて、まだ、悪質な冗談じゃないと言い張る?」


「もちろんだとも。ちなみに、日曜日にも、宇宙人はわいたけど、巨乳で美人の現役赤高生キャバ嬢と一緒に、撃退してやったぜ。その時の俺の活躍があまりにもハンパなさすぎて、そのJKキャバ嬢から、『300人委員会の理事長になって、世界を裏から支配してくれないか』と頼まれた。どうだ、反町。俺のことを見直したか?」


「……ある意味な……」


 冷めた面で、そういう反町。


 そんな彼の背後に、

 輝木が、ヌっと立って、

 センをにらみつける。


 そんな輝木のただならぬ気配に気づき、

 反町は、振り返り、


「おわっ!!」


 と、反射的にイスから立ち上がり、

 3歩分、ザザザっと後退り。


 反町は、輝木の殺気にビビリ散らかしながら、


「か、輝木……ど、ど、ど、どうした……なんだよ……もしかして、ついに、俺らを殺そうって? 勘弁してくれよ。いくら、目撃者が少ないからって、学校で人を殺したら、余裕で捕まるぞ」


 そんな事を口にする。

 ……ちなみに、輝木の殺気は、センだけをロックオンしていて、その視界にも意識にも、反町は一切入っていない。


 輝木は、反町の言葉を、完全に無視して、

 センの目だけを、一心不乱ににらみつけ、


「……」


 何も言わずに、目だけで、何かを訴えかけてくる。

 そんな彼女に、センも、反町と同じぐらいビビっている。


 センは、反町のように、『輝木の殺人鬼力』を恐れているのではない。

 センは、自分が、輝木の何が、こんなに恐ろしいのか、理解できていない。


 ――ちなみに、輝木は、

 センが、ウルアのことを『巨乳で美人』と表現したことが、

 とにかく、全力で気に入らないから、にらみつけている。


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自作コミカライズ版36話公開中!ここから飛べます。 『センエース日本編』 また「センエースwiki」というサイトが公開されております。 そのサイトを使えば、分からない単語や概念があれば、すぐに調べられると思います。 「~ってなんだっけ?」と思った時は、ぜひ、ご利用ください(*´▽`*) センエースの熱心な読者様である燕さんが描いてくれた漫画『ゼノ・セレナーデ』はこっちから
― 新着の感想 ―
センの常識を破壊するマイペースさと、 それに冷静に対応する反町のバランスが絶妙で、 会話劇として引き込まれます。 特に、輝木が殺気を出した理由が、 宇宙人やデスゲームではなく、 女子高生らしい感情だっ…
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