表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【コミカライズ】センエース~舞い散る閃光の無限神生~  作者: 閃幽零×祝百万部@センエースの漫画版をBOOTHで販売中
永久閃光A章 この上なく尊き命の王センエース。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

4285/6061

119話 野郎ども!! あのイケスカねぇブラマジを八つ裂きにしてやれぇ!! ヒャッハァああああ!!


 119話 野郎ども!! あのイケスカねぇブラマジを八つ裂きにしてやれぇ!! ヒャッハァああああ!!


 センは、エルワンの剣を使い、腹を割いて、鍵を取り出し、エルワンに回復魔法を使ってもらう。オーラで止血もできる状態だが、せっかく回復魔法が使えるのだから、使わない手はない。


「よっしゃ、レディ・パーフェクトリー! 準備は完璧に整った! これより、本格的に、この地獄遺跡から脱出する! 未来は僕らの手の中!! センエースオールスターズ、出撃ぃいい!!」


 例の宝箱をスルーして、

 先へ先へと進んでいく。

 別ルートを辿って、未知の強敵に出会うのも面倒だったので、アストラルマジシャンが徘徊していたルートをアタックするセンエースオールスターズ。


「見つけたぁあ! 野郎ども!! あのイケスカねぇブラマジを八つ裂きにしてやれぇ!! ヒャッハァああああ!!」


 配下のモンスターに『ガンガン殺そうぜ』の命令を飛ばしながら、


「汚物は消毒だぁああああ!!」


 アストラルマジシャンをボッコボコにしていく。


 アストラルマジシャンの存在値は、センエースオールスターズの誰よりも高いが、ぶっちぎって高いわけではないので、多勢に無勢。


「前の時は、よくも、いたぶってくれたなぁ、ブラマジもどきさんよぉ!! 貴様に殺されかけた第一アルファ人の怒りを思いしれ!」


 トドメはセンが担当した。

 ここまで戦闘では、基本的に、

 トーキ&ネオカマキリがタゲ取り、

 2体のエルダーワンダーナイトがメイン火力を担当し、

 センは、アストラルマジシャンの周囲をチョロチョロしながら、たまに閃拳を撃つという微妙な仕事しかしていなかった。


 アストラルマジシャンに与えたダメージ割合で言えば、2体のエルダーワンダーナイトが65%、トーキが11%、ネオカマキリが5%、セン19%ぐらい。


 まあ、センも閃拳でそこそこダメージを与えているが、一番活躍したのは、確実にエルダーワンダーナイト。


 しかし、アストラルマジシャンにトドメを刺したセンは、まるで自分がメイン火力を担当したかのような顔で、


「ふはははははは!! 勝った! 勝ったぞぉおお! 俺がガ◯ダムだぁああああ!!」


 誇らしげにそう叫ぶセン。


「あ! 感じる! レベルアップの波動を感じるぞ! キタキタキタァアアア! ついに、我、真なる絆を得たりぃいい!」


 実際のところ、

 センは、アストラルマジシャンを倒した経験値を得て、可能性の扉をこじ開けた。


 ただ、強化されたのは、

 『召喚メモリ』のみで、他のステータスはいっさい上がっていない。


 そのことに、感覚で気づいたセンは、


「おい、マジか! なんか、レベルアップはしたっぽいが、筋力とか体力とか、そっち系の基礎ステ関係は、全く上がってないっぽいぞ! なんだ、これ! なんでだ!?」


 軽く飛んだり跳ねたりしてみたり、

 シャドーボクシングをしてみたりするが、

 肉体の性能に変動は一切見られない。


「俺、もしかして、モンスターマスターみたいに、『モンスターを操る指揮官としての能力』しか上がらない感じ?! ふざけんなよ! 徹底的なレベルアップで、比類なきパワーとスピードを獲得するのが夢だったのに!! 俺がなりたいのは、マスタ◯テリーじゃなくて、スーパーベジ◯タなんだよ!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
自作コミカライズ版深淵1話(37話)公開中!ここから飛べます。 『センエース日本編』 また「センエースwiki」というサイトが公開されております。 そのサイトを使えば、分からない単語や概念があれば、すぐに調べられると思います。 「~ってなんだっけ?」と思った時は、ぜひ、ご利用ください(*´▽`*) センエースの熱心な読者様である燕さんが描いてくれた漫画『ゼノ・セレナーデ』はこっちから
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ