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【コミカライズ】センエース~舞い散る閃光の無限神生~  作者: 閃幽零×祝百万部@センエースの漫画版をBOOTHで販売中
永久閃光A章 この上なく尊き命の王センエース。

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118話 今のセンエースオールスターズなら、あのブラマジぐらいは、普通に殺せるはず。


 118話 今のセンエースオールスターズなら、あのブラマジぐらいは、普通に殺せるはず。



「やはり、戦いは数だよ、兄貴ぃいい!」


 などと叫びながら、センは、スライムを6体召喚して、


「とにかく、みんなで異次元砲大作戦!! いくぞぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」


 禍羅魅神鬼を呼び出すや否や、


「「「「「「異次元砲!!!」」」」」」


 6体のスライムが一斉に異次元砲を発射。

 6つの照射にぶち抜かれた禍羅魅神鬼。


「終わった……なにもかも……」


 と、センが勝利を確信して、風呂に入りそうになった――直後のことだった。


「驚いたな。異次元砲を撃てるスライムとは」


「え、なに、そのバリア……その意味不明な『謎バリア』は『ゴリラと共鳴してバグった時だけ』の限定技じゃねぇの……?」


 センは知らなかったが、

 この『特注の禍羅魅神鬼』が装備している武器には、

 『致死のダメージを受けそうになった際、自動的に、ドリームオーラが展開する』

 という、とんでもない特殊効果が付与されていた。


 『神に調整された神器』とかなら、『その手の追加効果はむしろ当たり前』だが、ポップしたモンスターが、そのような魔法武器を所有していることは……まあ、『ない』とは言わないが、かなり稀。


「さて、次は、こちらの番かな」


 そう言って、突撃の姿勢をとった禍羅魅神鬼。

 センは、迷わず、


「頑張れる頑張れる頑張れる! 俺はまだ頑張れるぅううううううううううう!!」


 秒での帰宅を宣言した。





 目が覚めた時、

 センは、


「ん……」


 見知らぬ天井を見つめていた。

 真っ白な空間。


「くそがぁ……カスみたいな、後出しチートをかましやがってぇ」


 歯噛みしながら、


「まさか、あの野郎、『死にかける度に、無敵のバリアが発動します』とか、そんなふざけた仕様じゃねぇだろーなぁ……」


 自分が口にした言葉に辟易するセン。


「可能性は普通にあるなぁ……もぉ……うざいぃ……」


 頭を抱えるセン。

 が、そこで、


「……つい、変に、意固地になっていたが、『あいつを殺さないといけない理由』は……特にねぇなぁ」


 真理に気づいた。


「うん……あんなバグった鬼は無視だ。相手にするだけ時間の無駄。だってバグってんだもん」


 そう自分を納得させると、


「……どうせだったら、色々と分からせてやって、俺の手持ちに、エースとして加えたいところだったが……うん、もういい」


 人生の目標を軌道修正。

 目標を、ここからの脱出のみにシフト。


「今のオールスターズなら、あのブラマジぐらいは、普通に殺せるだろ」


 最初の頃に遭遇したモンスター『アストラルマジシャン』のことを思い出しながら、センは、親指をガリっと噛んで、ジオメトリを生成。

 エルワン2体、ネオカマキリ1体、トーキ1体を召喚。

 ※ 先ほどの闘いでメモリが少し上昇しているので、この構成が可能となった。


 センは、エルワンの剣を使い、腹を割いて、鍵を取り出し、


「治癒ランク3」


 エルワンに回復魔法を使ってもらう。

 一応、オーラで止血もできる状態だが、せっかく回復魔法が使えるのだから、使わない手はない。


「よっしゃ、レディ・パーフェクトリー! 準備は完璧に整った! これより、本格的に、この地獄遺跡から脱出する! 未来は僕らの手の中!! センエースオールスターズ、出撃ぃいい!!」


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自作コミカライズ版36話公開中!ここから飛べます。 『センエース日本編』 また「センエースwiki」というサイトが公開されております。 そのサイトを使えば、分からない単語や概念があれば、すぐに調べられると思います。 「~ってなんだっけ?」と思った時は、ぜひ、ご利用ください(*´▽`*) センエースの熱心な読者様である燕さんが描いてくれた漫画『ゼノ・セレナーデ』はこっちから
― 新着の感想 ―
[一言] 今のメンバー全員が最終的に究極超神クラスの強さになったら嬉しいですね 是非とも闘鬼さんには奴(禍羅魅神鬼)を越えてもらいたい! 下剋上は全人類のロマン!
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