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【コミカライズ】センエース~舞い散る閃光の無限神生~  作者: 閃幽零×祝百万部@センエースの漫画版をBOOTHで販売中
真醒・究極超神C章 『セン』VS『トウシ』――気炎万丈編。

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66話 訴訟。


 66話 訴訟。


「俺はまだ、トゥルーにたどり着いたわけじゃない……ヌルの話が事実なら、蝉原が、裏でごちゃごちゃ動いているはず。……汚物ゴキブリは消毒しなきゃ(使命感)……」


 などと思っていると、

 そこで、ガチャリと、扉の開く音が響いた。

 音のした方に目線を向けてみると、

 そこには、『トウシ』が立っていて、


「よぉ、起きたな。どこもおかしないか? 気分悪いとかないか?」


 と、声をかけてきた。

 センは、激しく不快そうな表情をして、


「起き抜けに世界で一番キモいツラをみたせいで吐きそう。訴訟」


「問題なさそうやな」


 センのジャブをスルーしたトウシは、

 窓の外を見つめながら、


「第二アルファ……初めてきたけど、なかなかええとこやないか。少なくとも、第一アルファよりは遥かに上やな」


「おいカス野郎。我が愛しの『麗しき故郷』を、あんな『ヘドで溺れざるを得ないゲロ以下のクソ世界』と比べるんじゃねぇ。不愉快のあまり吐きそう。訴訟」


「お前の故郷は、ワシと同じで、『第一アルファ(ゲロ以下のクソ)』やろがい」


「そんなわけあるか。あんなチン◯ス世界を、俺の故郷呼ばわりするとは、とんでもない名誉毀損だ。訴訟」


「なんか、訴訟が語尾みたいになっとんな」


 と、あきれ混じりにそうつぶやくトウシに、

 センは、


「……ところで、うちの配下連中は? ここにいる?」


「いや。今は、ゼノリカ総出でMP型センエースの対処に出とるから、ここにはおらん」


「なんて? え? えむぴー? え? なに、それ。当たり前みたいに言っているが、それを知らない俺の方が異端な感じ?」


「MP型センエース。存在値5000兆クラスの力をもったセンエースコピーが全部で1000体、第二アルファの各地で台風みたいに猛威をふるっとるから、ゼノリカの面々は、その対処にでとる」


「なるほど、よくわからんが、とにかく、『終わった連中』が『元気にラリってる』ってことだな。はしゃぎやがって、クソッタレが。……てか、そのウルトラエマージェンシーで、なんで、決戦兵器の俺がすやすや寝てんだよ。叩き起こして討伐に向かわせんかい。その役目を失ったら、俺がここにいる意味がなくなるだろうが。このセンエースという、他に何も持たない可哀そうな童貞から、たった一つの居場所を奪うとか正気か。訴訟」


 そう言いながら、オーラと魔力を練り上げ、戦闘モードに移行して、ふざけたカスどもを駆逐しに行こうとした、

 が、しかし、


「ん? なんだ? 力が入らんぞ。なんだ、これ」


 困惑しているセンに、

 トウシが、


「200兆年も、休みなく鍛錬をし続けて、心身共にボロボロの状態やったから、今は、完全安静状態にして、回復させとるところや。200兆年分の疲労は、流石に、神の慈悲を使っても、秒で回復することはないからな。アリア・ギアスで色々限定条件をのせまくった『神の慈悲・トウシカスタム』を使わせてもろた。と言うわけで、あと数時間は魔力もオーラも使えへんで」


「このクソ緊急事態に、なんで、そんなことしてんだ。バカなのか、お前は。どういうつもりだ」


「お前に回復魔法を使った直後に、ワラワラと、クソどもが湧いて出たんや。緊急事態の最中に魔法を使ったわけやない」


というわけで、

本格的なクライマックスのはじまりです(*^-^*)


最後の最後まで、お付き合い、いただけましたら、

幸いです!!

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自作コミカライズ版深淵1話(37話)公開中!ここから飛べます。 『センエース日本編』 また「センエースwiki」というサイトが公開されております。 そのサイトを使えば、分からない単語や概念があれば、すぐに調べられると思います。 「~ってなんだっけ?」と思った時は、ぜひ、ご利用ください(*´▽`*) センエースの熱心な読者様である燕さんが描いてくれた漫画『ゼノ・セレナーデ』はこっちから
― 新着の感想 ―
[一言] ようやく序章がおわるんですね!
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