表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【コミカライズ】センエース~舞い散る閃光の無限神生~  作者: 閃幽零×祝百万部@センエースの漫画版をBOOTHで販売中
真醒・究極超神C章 『セン』VS『トウシ』――気炎万丈編。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

4073/6061

58話 おかわりだ、蝉原勇吾。あと1兆年。頑張ってみよう。――たぶん、意味ないけど。


 58話 おかわりだ、蝉原勇吾。あと1兆年。頑張ってみよう。――たぶん、意味ないけど。



(あと1兆年、とことん追い詰めて、積ませて……そして、実践での爆発的な覚醒に期待……それ以外に、道はないか……)


 そう結論を出してから、ソルは、蝉原の目を見つめ、


「――『2兆年で終わり』だと、いつから錯覚していた?」


「…………は?」


「おかわりだ、蝉原勇吾。あと1兆年。頑張ってみよう」


「……冗談……だろう?」


「冗談を言っているように見えるか?」


「言っているように見えるね。テンプレを使っているし、口調も軽い。……だから、ちょっとしたギャグとしか思えない。これだけ地獄を見てきて、さらに、もう1兆年だなんて、そんな暴挙が許されるはずがない……ていうか、そんなことする意味がない。俺は、もう、セン君を超えている。もういいだろう。俺は――」


「蝉原勇吾」


 そこで、ソルは、

 蝉原の目をジっと見つめて、


「センエースは……」


 色々と、考えた上で、


「5兆年を積んだ」


 『事実』を口にする。


 『調整された事実』だけでも、ありえない数字だったため、

 蝉原は、目を丸くして、アホウのように口を開き、


「……は?」


 豆鉄砲をくらった鳩の蝉原に、

 ソルは、たんたんと、


「正確に言えば、5兆6000億年を積んだ」


 そこで、ソルは、アイテムボックスから、スマホ型のアイテムを取り出して、

 その液晶画面を、蝉原に向けて、


「蝉原、これが、5兆6000億年を積んだセンエースだ」


 そう言って、実際に、『5兆6000億を積んだ状態』の『圧倒的な強さを魅せつけているセンエース』の映像をみせる。


 それを見た蝉原は、


「……う、嘘だ……捏造だ……だって無理だから……自力で、5兆年なんて……そんなこと……無理だ……俺には分かる。この地獄に……本当の自力だけで耐えるなんて、絶対に……無理だ!」


「事実だ、蝉原勇吾。受け入れろ」


「……」


「貴様は相当に強くなった。貴様は才能だけで言えば、センエースよりも上だ。努力もした。お前は強くなった。お前の強さは本物だ。しかし……流石に……『5兆年を積んだセンエース』よりは……間違いなく下だ」


「本当に……積んだのか? 5兆も……いや、もちろん、さっき言ったように、彼が、7000億を積んだのは知っていたが、人間の器を考えれば、それで限界のはずで……そこから、どんなに多く積んだとしても1兆か2兆がせいぜい、……それが、命の限界だと……俺は、身をもって……だから……」


 混乱して、何を言っているのか、いまいちわからなくなっている蝉原に、

 ソルは、


「……あと1兆年を積んで、器を磨き上げろ、蝉原。そうすれば、センエースに……」


 そこまで言って口をつぐむソル。

 『そうすればセンエースに勝てる』と嘘をついても良かったのだが、そこまでの大嘘つきになる度胸はなかった。


 それに、最後まで言い切らなくとも、

 蝉原はちゃんと誤解してくれた。


「あと1兆年か……確かに、これを見る限り、そのぐらいは必要かな」


モンスター図鑑、

最初から分かっていたことですが、

やはり、イカつい作業量ですねw


そこで、私はフラッシュアイディアを思いつきました。

ドラ〇エモンスター方式ならいけるのでは、と。

いくらでも量産できるのではないか、と。


さすがに、スラ〇ムとメタル〇ライムぐらい一緒だと読者様に怒られてしまう気がしなくもないので、

サタ〇ジェネラルとダー〇ドレアムぐらいの差はつけようかなぁ、

と思っております(*´▽`*)



舞い散る閃光「……」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
自作コミカライズ版深淵1話(37話)公開中!ここから飛べます。 『センエース日本編』 また「センエースwiki」というサイトが公開されております。 そのサイトを使えば、分からない単語や概念があれば、すぐに調べられると思います。 「~ってなんだっけ?」と思った時は、ぜひ、ご利用ください(*´▽`*) センエースの熱心な読者様である燕さんが描いてくれた漫画『ゼノ・セレナーデ』はこっちから
― 新着の感想 ―
[一言] どこかの変態が狂気の努力を繰り返すせいでライバルを名乗るために地獄を見てる蝉原が可哀想だ
[気になる点] 最後の文、読点ないかも〜(アル中カラカラ感)
[良い点] 「正確に言えば、5兆6000億年を積んだ」 そこで、ソルは、アイテムボックスから、スマホ型のアイテムを取り出して、 その液晶画面を、蝉原に向けて、 「蝉原、これが、5兆6000億年を積…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ