表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【コミカライズ】センエース~舞い散る閃光の無限神生~  作者: 閃幽零×祝百万部@センエースの漫画版をBOOTHで販売中
真醒・究極超神C章 『セン』VS『トウシ』――気炎万丈編。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

4063/6061

48話 たどり着いたのは、軽妙洒脱なウザさ。


 48話 たどり着いたのは、軽妙洒脱なウザさ。


 ――『蝉原勇吾』は、もがき続けていた。しばらくの間、なかなか、殻を破れずにいたのだが、1兆年を超えて、少し経ったところで、ついに、蝉原にも革命が起こる。


「ん?」


 それは、『真に積み重ねた者』の耳にだけ届くファンファーレ。


「み、見えるぞ……全部が……見えるっ!」


 『蝉原の成長に合わせて強くなり続ける、破壊衝動カスタムの弟子たち』と殴り合いをしている途中、蝉原は、彼・彼女らの動きが点でとらえることはもちろん、線でとらえることも、円でとらえることもできた。

 今まで、蝉原はノリと雰囲気だけで殴り合いをやっていた。

 だが、今、蝉原は、確かな、己の理論を軸にして、弟子たちに攻撃をしかける。


「カンファレンスコール」


 静かに、穏やかに、緩やかに、

 蝉原は『得意としている必殺技』をはなつ。

 蝉原の周囲に浮かぶ黒い玉からレーザーが発射された。

 弟子たちは、それを、避ける事すらなく、雑に受け止めながら、途切れることなく、蝉原の動きを目で追っている。

 膨れ上がった今の弟子たちからすれば、蝉原のカンファレンスコールは、『節分の豆まき』と変わらない。


 低火力の豆鉄砲など、避ける価値もなし、

 と、ナメた対応を見せてくる弟子たちを、

 蝉原は、


「そりゃ、悪手じゃろ、ありんこ」


 と、センエースを模したテンプレファントムトークで、嘲笑していく。

 センエースに深く遠く焦がれたゆえに身についてしまった悪癖。


 蝉原が放った今回のカンファレンスコールは、レーザーによるダメージを目的とはしていなかった。

 黒い玉から放たれたレーザーは、まるで、『ゴムの性質をあわせ持つバンジーなガム』のように、強い粘着性と弾力をもって、弟子たちにからみつく。


 弟子たちは、完全に絡みつかれてから、

 この技の本当のヤバさに気づいたが、

 しかし、当然、もう遅い。


「俺のカンファレンスコールは、呪縛と封印、両方の性質を併せ持つ」


 なおもテンプレではしゃいでいくスタイルの蝉原。

 センエースの悪い部分だけを模倣していくという、なんとも程度の低いヤンキースタイル。

 しかし、その、『精度の高い、程度の低さ』は、蝉原の真骨頂ともいうべき無上の財産。

 軽やかに、跳ねるように、ぞんざいに、

 蝉原は、弟子たちを転がしていく。


「ははははは」


 『戦術』の領域においては、『軽さ』も強力な武器になる。

 『泥臭さ』と、とことんまで向き合い続けた結果としての軽妙洒脱。

 『軽い指し手』は、『相手の防御をぶっ飛ばせる破壊力』こそないが、『速度のある攻め』なので、敵の陣形を崩したり、対応策を制限したりすることには長けている。


 そうやって、軽く、速く、相手の嫌がることを徹底するというスタイルを遵守する。

 それが、蝉原勇吾という概念が、もっとも活きる道である――と、蝉原は自分で勝手にそう判断した。

 理解なのか、判断なのか、この辺は、所説あるところだが、それはそれで、自分らしく風流で良きかな、良きかな――などとも思いつつ、蝉原は、弟子たちの陣形を軽やかに崩していく。


5周年イベントを終えた今日から、

新しいチャレンジとして、

モンスター図鑑の作成にチャレンジしていきますw


とりあえず、壱か月で、

何体仕上げることができるのか。

自分の許容量を把握した上で、

最終的に、何体まで仕上げるか、

決めようと思っております。


目標としては、月30体、

三か月で100体、


……とか、出来たらいいなぁ、

と思っておりますが、実際できるかどうかは不明です。


月10体も仕上げられませんでした。

とかもありえますw


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
自作コミカライズ版深淵1話(37話)公開中!ここから飛べます。 『センエース日本編』 また「センエースwiki」というサイトが公開されております。 そのサイトを使えば、分からない単語や概念があれば、すぐに調べられると思います。 「~ってなんだっけ?」と思った時は、ぜひ、ご利用ください(*´▽`*) センエースの熱心な読者様である燕さんが描いてくれた漫画『ゼノ・セレナーデ』はこっちから
― 新着の感想 ―
[良い点] 5周年イベント、お疲れ様です モンスター図鑑楽しみにしてます
[良い点] モンスター図鑑!いいですねぇ やっぱり僕はネオ・ヘルズ覇鬼さんですね 序盤の方から割といて一般人目線強モンスのゼンやゴートなどのカマセや美味しい経験値になってますしなんだかんだ印象に残っ…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ