5周年イベント情報。(大いなる田中家の一族)
5周年記念のイベントの一つとして、
・『大いなる田中家の一族』
という、田中家を紹介する番外編を投稿する予定です。
『物語』ではなく、『紹介』です。
だいたい、30人ぐらいは紹介する予定。
年齢や知性レベルや職業や、どういうイカれ方をしているのか。
その辺を紹介できればと思っております(*´▽`*)
・以下は抜粋です(*^-^*)
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・大いなる田中家の一族。
正式にイスを名に持つ田中は、現時点で73名。
イス田中に内在する基礎存在値の平均は2000オーバー。
その気になれば、全員(シグレ以外)が、ゼノリカの天上に属することも可能な天才一族。
『知性レベル』田中家平均 12
一般人 1~3
東大理三 5~6
MIT上位 7~8
舞い散るさん 2
・ISA『田中家専用情報機関』「世界の宝である『イス田中』が害されないように護衛・監視をしている秘密組織。世界中のあらゆる情報機関から、正式に、『イス田中を守るためであれば何をしてもよい』という命令が下されているヤバイ集団。長年、イス田中を研究している組織であるため、正式にイスの名前を持つ者の中でも『天才は天才だが、さほど能力が高くない者』がいることを理解しており、イス田中全員に『監視ランク』をつけて、『ランクE』はほぼ無視、『ランクS』はゴリゴリに監視、といった具合で管理を行っている」
『監視ランクS』(全滅してでも守れ。行動を毎時間報告しろ)
『監視ランクA』(死んでも守れ。毎日報告しろ)
『監視ランクB』(絶対に守れ。定時報告もしっかり)
『監視ランクC』(ちゃんと、頑張って守れ)
『監視ランクD』(そこまで力いれなくていいけど、守れ)
『監視ランクE』(基本、無視でいい)
『監視ランクF』(監視するだけ予算の無駄)
・ISプログラム『天才育成用研究所』「基本的には、イス田中の天才性を増幅させることを目的とした機関だが、イス田中だけではなく、一般天才の潜在能力開発も行われている。イス田中は無条件で利用できるが、一般天才がここに入ろうと思うと、えげつない試験をクリアする必要がある。イス田中のスパイをするため、世界中から、天才児が送り込まれている。イス田中のために用意された組織なのだが、イス田中はあまり利用しないため、単純に、世界中の天才が集まっているだけの組織となっている」
『東志』15歳 中学三年
田中家の歴史の中でも、別格の天才。
あまりにえぐすぎて、親戚たちも、トウシのことだけは、正確に理解できていない。
周りにごちゃごちゃ言われるのが好きじゃないので、基本的には、知性レベルの異常性がバレないようにふるまっている。
そのため、ISAも、トウシのことを『田中家の中でも賢い方』ぐらいにしかとらえていない。なんだったら、親戚連中も、『じぶんたちよりだいぶ賢い』と思っているぐらいで、異常にぶっちぎっているとは認識していない。
ぶっちゃけた話、トウシの視点では、親戚連中も『ちょっとだけ賢いサーカスの猿』にしか見えない。
『監視ランクD』
知性レベル『104』
『裏介』14歳 中学二年
田中家の中でも、最高格の知性を持つ天才。その天才性を、『凡人としてふるまう』という点に極振りしているという、だいぶ非生産的な残念さを併せ持つ。親戚のことを『キモくて仕方ない連中』、『死ねばいいのに』と思っているのだが、自分の中にも、そのキモさがあることを理解しているため、辟易している。
普通に友達をつくり、普通に社会に溶け込み、普通に生きていくことを目標としている変態。
そういう特殊な嗜好であるがゆえに、ISAからは『微妙な方のイス田中』という判定を下されている。
興味がある対象には全集中することと、パートナーが大事という点だけを見れば典型的な田中だが、表層の精神性は、かなりの異端。
『監視ランクE』
知性レベル『35』
『秀明』35歳 IT長者 シグレの伯父(父の兄) ウラヨシのまたいとこ。
『独特の訛りを使わないと落ち着かないのが田中の血を継ぐ者の特徴の一つ』だが、彼の場合は、その傾向が薄い。これは、彼だけの特質ではなく、他にも、何名か、関西弁を使わなくても平気という者はいる。この特徴を持つ者は、田中家特有の精神疾患(マイナス面)が激しい場合が多い。
※ 絶対にそうというわけではない。
田中家の者は、パートナーを見つけると、本来の精神的異常性(社会や他者に対する無関心、あるいは、一般人に対する蔑視)が、ちょっとだけ収まる傾向にあるが、秀明の場合、現状、パートナーがいないこともあり、精神がだいぶ尖っている。
イス田中どうしの近親(兄妹の間で生まれた双子)であるという、非常に珍しい点も、彼の特徴の一つ(田中の血を後世にうまく残せるか否かは、世界規模の大問題であるため、彼が近親相姦で生まれた時、世界の裏側では、かるいパニックが起こった)。
ちなみに、両親は、色々あって、秀明(と弟)が産まれてまもなく心中自殺している。
弟(シグレの父)とともに、『国が用意した施設(ISプログラム)』で徹底的な英才教育を受けて育ち、中学一年の段階で、年収数千万をたたき出して自立を開始。
弟(シグレの父)は、幼い時から、愛情に飢えていて、パートナーを渇望していたが、秀明は、そういった欲望が一切なかった。
二十歳になる前に結婚した弟とは正反対で、おそらく、秀明は一生独身。
必要だから金を稼いだだけで、興味のある分野とかは特になく、パートナーもいない、弟夫婦が亡くなったという話を聞いた時も、マジで特に何も思わなかったという、田中の中でもだいぶサイコに尖った方の田中。
『監視ランクA』
知性レベル『10』
『村雨』他界 時雨の父。
精神的に壊れている兄を間近で見続けて、反面教師にしてきた結果、田中の中では、比較的、まともな人間として育った。
一緒の『施設(ISプログラム)』で育ったサヴァン症候群の女の子(時羽)と、早い段階から付き合い始め、結婚できる年齢になると同時に籍を入れた。
自分が兄より遥かに高い知性を持っていることを、物心がついた頃には理解していたため、最初の頃は気を使って、兄に知性レベルを合わせて、プログラムを受けていたが、途中で兄に、『知性レベルなんて身長と変わらん。お前なんで、俺に身長を合わせようとかがんでんだ。それ何の意味がある? 意味がわからん』と言われ、合わせるのをやめるようになった。
『人として終わっている兄』のことが好きなわけはないが、しかし、筋が通っている男ではあるので嫌いではなかった。
存命時、『監視ランクA』
知性レベル『19』
「時羽」他界。イスではない一般天才。時雨の母。完全な電波系サイコ。命を軽視する系の、いわゆるアダム〇ファミリー系のヤバいガキだったので、彼女を気味悪がった親は、一切躊躇せず、ISプログラムへ売りはらった。一般天才の中では、際立って優れており、『自分より賢い人間はいない。この世はアホばっかり』と思っていたが、施設(ISプログラム)に入り、田中家を知って、身の程をわきまえる。綾波〇イが二度見するレベルで、他人に心を開かない系隠キャ少女だったが、ムラサメにだけはベッタリと甘えていた。『性格が死んでいる秀明』のことが、普通にめちゃくちゃ嫌いで、一度、完全犯罪で殺そうとしたことがあるが、見抜かれて、逆に殺されかけたことがある。
知性レベル『9』
『玲南』12歳 小学六年生。トウシのみいとこ(トウシの高祖父の妹のひ孫。)。
知性と美貌に関しては、田中家全体の中でも最上位。総合力や将来性は最高格で、『田中家歴代女性の中で最高傑作』とも言われている期待の新星。シグレも相当な美少女だが、レイナはそんなシグレを超えている。
美貌と知性が領域外にあるせいで、もはや、周りから、嫉妬されることすらなく、『レイナは宇宙人だから』と、人外扱いされ、スターでもアイドルでもなく、それ以上の『別枠の何か』として扱われているカリスマコズミック美少女。
ちやほやされるとかいうレベルではなく、国宝として扱われる日々。
どんなワガママも許され、国家レベルどころか世界レベルで大事にされている、完全無欠で天衣無縫のお姫様。
存在価値という点だけで言えば、歴史上のどんなお姫様が束になってかかってきても相手にならないハイエンドプリンセス。
彼女にとって他人は虫けら。
天才しかいない親戚連中ですら、基本的には相手にならないゴミばかり。
トウシ、ザンク、ウラスケ、セラ、ホクト、スイセイあたりは、まだギリギリ人間として扱ってもいいと思っているのだが、そいつら全員に対して『性格が悪くて、生理的に無理、普通にキモい』……と思っている。
『親戚以外の連中』に至っては、脳の使い方を知らない猿ばっかりで、どいつもこいつも話にならない。――というのが、彼女の中での世界に対するデフォルトの視点。
ほかの田中は、よく、こんカスみたいな世界でパートナーを見つけられるものだと呆れている。
ちなみに、レイナは、その気になれば、飛び級で、どの大学でも入れる。
が、ハーバードやMITふくめ、どの教育機関も、
『今通っている小学校と同じレベルの猿しかいない』
と思っているので、『飛び級とか別にいい』となっている。
※ 田中家の面々は、『学校に通う』という行為を、『一般人の知性レベルの低さを正確に知っておくための集団生活の訓練(周囲の人間を田中家と同じように考えると、あらゆる意味でトラブルの原因になるため)』としてとらえているため、『学校なんて無意味だから行かない』とは基本的にならない。『親戚以外は、みんな猿だってことは分かったから、もう行かない』という思春期なことを言う者もいるが、基本的に、みな、その後の社会生活の基盤づくりとして、学校生活を経験しておく。『何十人、何百人、あるいは何千人という膨大な数の同年代と集団行動を余儀なくされる』という経験が、長い人生の中で、どれだけ希少であるか理解する知性があるから。
若い時の苦労を買っているという感じ。
『監視ランクS』
知性レベル『37』。




