表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【コミカライズ】センエース~舞い散る閃光の無限神生~  作者: 閃幽零×祝百万部@センエースの漫画版をBOOTHで販売中
真醒・究極超神A章 『舞い散る閃光センエース』VS『正統なる銀河の支配者タナカ・イス・トウシ』

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

3834/6058

28話 ハスター・オメガバスティオン・ガフ・ローテーション・シュレムの役目。


 28話 ハスター・オメガバスティオン・ガフ・ローテーション・シュレムの役目。


「ああ、もうほんとイヤ……田中、死ねばいいのに……いや、もう、死ねばいいじゃないな。俺が殺す。あいつは、この手で、八つ裂きにしないと気がすまない。皮という皮をはぎとり、骨という骨を砕きに砕き、地獄の業火で焼き尽くす。それでも、俺の怒りは有頂天から抜け出せない」


 メンヘラ憤怒が止まらないセン。

 生産性のない愚痴はとどまることを知らない。


「あいつの希望、夢、願いのことごとくをひねりつぶし、愛する者を殺し、末代まで呪い尽くし、子供ができたなら子供を殺し、孫が出来たら孫も殺す。子供を殺してんのに、どうやって孫が生まれるのか知らんが、そんなことは関係ない。とにかく、あいつの大事なものをすべて奪い尽くしてやる。友人も家族もみんな、根絶やしにして、それでも、俺の怒りはおさまらない! あいつが苦悶の表情を浮かべることだけが、俺の唯一の愉悦」


 と、完全にヤバいことを口にしているセンに、

 背後から近づいてきた『ハスター』が、


「さすがに、それはやりすぎだろう」


 と、普通に、つっこんでいく。

 急に、背後から声をかけられたセンは、


「どわぁっ」


 と、ゲームボ〇イを投げ捨てながら、跳ねあがり、


「なんだ、なんだ。誰だ、お前」


 背後に出現した化け物に、最大級の警戒心を向ける。

 その化け物は、サラっと、限定空間の魔法を使い、

 二人だけの真っ白な空間を生成すると、


「俺は、ハスター・オメガバスティオン・ガフ・ローテーション・シュレム。――『クトゥルフ』や『クツグア』に匹敵する、最高位GOOの一人。前にも自己紹介したんだが、まさか、忘れたなんて言わないだろうな」


「……うっすらと……夢の中で……会ったことがあるような……気がしないでもない……そのクソ長い名前に関しては、一ミリも記憶していないが……お前の顔には……見覚えが……ないと言えばウソになりかける……感じがしないでもない」


「その程度の記憶しかされていないとは、なかなかショックだが……まあ、仕方ないか。お前と俺は、軽く殺し合った程度の関係性でしかないからな」


 本来であれば、結構な関係性と言えるが、

 センエースの人生は死闘の連続なので、

 一回や二回、殺し合った程度の相手など、

 覚えておく方が難しいというもの。

 そもそも、現状、この世界に来る前の記憶が曖昧だし。


 ――センは、警戒心を限界まで引き上げつつ、


「で、何の用だ? また、殺し合いにきたのか? やめておいた方がいい。俺は強すぎる。なんせ、俺は、ヨグを殺したほどの男だ。ハスター程度じゃ、話にならない。俺を敵にまわすと、お前は、踊り狂って死ぬことになる」


「敵にはならない。俺はお前の味方だ」


「親切ぶって近づいてくるやつには気をつけた方がいいって、ばっちゃが言ってた」


「田中を殺したいんだろう? 手助けしてやるよ。お前と契約して、お前のコスモゾーンレリックになってやるから、俺を使って、田中を殺せ」


「……」


 黙って聞いていたセンだったが、

 途中で、


「ふっ」


 と、鼻で笑うと、


「あいつを殺すのは、ボッチ民族メンヘラ人の王子である、この俺の役だ。てめぇみたいなガラクタの出るまくはねぇ」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
自作コミカライズ版36話公開中!ここから飛べます。 『センエース日本編』 また「センエースwiki」というサイトが公開されております。 そのサイトを使えば、分からない単語や概念があれば、すぐに調べられると思います。 「~ってなんだっけ?」と思った時は、ぜひ、ご利用ください(*´▽`*) センエースの熱心な読者様である燕さんが描いてくれた漫画『ゼノ・セレナーデ』はこっちから
― 新着の感想 ―
[一言] こんなしょうもないことで『舞い散る閃光センエース』VS『正統なる銀河の支配者タナカ・イス・トウシ』始めるなよ、、始まったら読み応えがなさすぎちゃうぞw
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ